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在フランス一個人的「日本の選挙」

 2009-08-30
今、これを書いている時点ではまだ結果が出ていないのですが、今回の衆議院選挙はすごい盛り上がっているようですね。

フランスのメディアでも、日本の例外的選挙熱について取り上げられています。ル・フィガロでは、マスク製造工場で鳩山由紀夫の顔が並んでいる写真が掲載されていましたが、「誰が何のときに使うのだろうか…」と疑問に思いました。選挙運動のためじゃないよね?(ちらっとかつてのオウム真理教の選挙キャンペーンが頭をかすめました。)また、ル・モンドでも、今朝のWEB版では一番上に投票所の写真入りで記事が載っていました。どこでも「日本が今までにないくらい選挙に沸いている。なぜなら、1955年から変わらず与党であり続けた自民党が負けそうだからだ」という概要。そして、RUE89でも記事になっているのですが、書き出しがすごい。

日本の総選挙というと大抵、世の中で一番退屈なものであり、北朝鮮の投票結果と変わらないくらいの興奮度である。なぜなら、常に自民党が勝利するからだ。
(注:かなり意訳入ってます)



うん、まあね、そうなんだろうね…。

で、今回は国民も頭にきてるわけだよね。

ところで、日本国外に住んでいる有権者の場合、「在外選挙」というものがあります。フランス在住者の場合、事前に登録していて「在外選挙人証」を持っていれば、パリの日本大使館、または地方の総領事館で投票できるのです。しかし投票期日は日本よりも早くて、今回は19日から23日でした。

で、私はその時期、パリにいなかったので投票しそこないました…。

その他に、郵便による投票という手段もあったのですが、そのためにはまず投票用紙の交付請求を日本の選挙管理委員会に送らなければならず、バカンス直前にふと気づいた私にはとてもじゃないが間に合わなかった。

でもねえ、「日本の選挙がアツい」と言われても、ワタシ的にはしらけてしまって、投票しそこなったのも「ま、いっか」って感じです。

「ニュースダイジェスト」という在フランス人向け無料新聞があるのですが、その裏表紙が一面広告なんですね。今回、それが二段に分かれてて、上半分が民主党、下半分が自民党の選挙広告でした。一番大きくて目立つところ、しかもそれを二分して広告をはるなんて、やっぱり民主党と自民党が二大政党ってことですよね。で、ふと「他の政党も選挙広告を出しているのかな?」と、開いて他の場所を探してみたのですが、唯一、共産党がひっそりと民主党・自民党の4分の1くらいの大きさの広告を出していました。なんかさびしい…。

フランスだと左右分かれていて、一応、選挙というと「右か左か」っていう結果で、その結果によって国の方針が変わってしまうわけで、それが生活に与える影響って結構大きくて、政権をとるのが右か左かで違いが実感される…と思います。すっかり左翼的政治思考に慣れてしまった在フランス日本人一個人としては、「50年以上続いてきた与党がひっくり返されるかもしれない」とメディアが興奮気味に伝えたとしても、「じゃあその後に与党になるのは誰?」っていったら、若干左寄り右政党で、「結局、右の二大政党の闘いか」と思ったら、なんかしらけました。

民主党が与党になったとして、本当に日本国民の生活が何か変わるんだろうか。

選挙で「UMP対社会党」の構図が描き出されるたび、社会党にすっかり愛想を尽かした左側フランス人が味わう絶望的な気持ちがこれでよくわかったような気がします。

ブログ領域だと、「日本でも左翼的な考えの若い人がたくさんいるんだなあ」と感じるのですが、実際はやっぱりそういう人たちはマイノリティーなのでしょうね。
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