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限定ワイン「La folle rouge」

 2009-08-29
前回、「自然発酵の発泡ワインの栓をぬくたび寿命が縮まる思いがしたり」…と書きましたが、ブルターニュのサン・ブリウー(Saint Brieuc)という町で見つけたやつが凄かったのです。

サン・ブリウーへは、田舎に住む友人宅へ向かう途中に立ち寄りました。目的は、自然派ワインを扱うル・プチ・レコルタン(Le Petit Recoltant)というワイン・ショップがあるので、そこで手みやげのワインを買うため。
かなり小さめのお店で、中に入ってみると、低い棚がいくつか並んでいるのみで、パリの大きめカーヴに慣れているとちょっとびっくりするくらいワインの種類も少ない。しかし、入る前に、路面ショーウィンドー一面に「無加糖・SO2無添加で、完全自然発酵の発泡ワイン」というコピーと共に飾られていたワインにすっかり興味を惹かれ、どんなものか詳しく聞く前から「これ買おう」と決めてしまったEと私は、まずそれだけしか目に入らない。そしてそのワインこそ、残りのバカンス中、びっくりどっきり体験を提供してくれたラ・フォル・ルージュ(La folle rouge)でした。

オーナー氏によると、ラ・フォル・ルージュはその店限定のワイン。たしかに、ラベルにも「サン・ブリウーのル・プチ・レコルタンのために」と書いてあります。なぜかというと、ワイン醸造者のぶどう畑の一区画をオーナー氏が独占契約していて、そこで穫れたぶどうで作ったワインがすべてラ・フォル・ルージュになり、それがすべてル・プチ・レコルタンに卸されているから。また、それだけに、ワイン醸造者とオーナー氏が好きなように作っている、というわけです。

それで「無加糖・SO2(二酸化硫黄)無添加」のナチュラル・ワイン。これって「体に良さそう」という感じで聞こえはいいのですが、普通のワインがなぜSO2を加えたりするのかというと、そうしないとワインが安定しないからで、全然入ってないってことは、きちんと温度設定をキープして保管しないと変な発酵が続いておかしなものになったりするわけです。そして、それが発砲ワインだったりすると…あばれはっちゃくになったりもします。

オーナー氏には「栓を抜く前に必ずよく冷やしてください」と何度も念をおされました。そして、「開けたときに吹き出ることもあるので、大きなサラダ・ボウルを横に用意しておいた方がいい」というアドバイスも。それだけ口をすっぱく説明するのにもわけがあって、最近は多少安定してきたらしいけれど、以前はガスが多すぎて、ちょっと栓をひねっただけで飛び出し、天井一直線、3分の2くらいのワインが吹きこぼれてしまったとか。オーナー氏は、何度も注意を促しておいても、後から苦情がきたり返品があったりして大変だったと苦笑していました。一度などは、皮のソファーやアンティーク・テーブル、はては招待客の上にまでワインをまき散らしてしまった客が怒りの電話をかけてきたとか…。そこまでいくと、ほとんど爆弾です。

そういうわけで、半分が吹きこぼれても損にならないように、今、1本買うと2本目がタダ、というおまけつき。やっほー!

で、とりあえず2本買って、予想通り私たちの趣味にぴったりだったので、今度はわざわざサン・ブリウーまで行ってケース買いしました。友人宅で開けたときはわりとおとなしかったのですが、瓶によって状態がまちまちで、ちゃんと冷やしておいても栓がひとりでに飛んだり、すごい泡が出たこともありました。
こんな感じ↓
la folle rouge
横のメジャーカップはサラダ・ボウルがなかったので、その代わり。

ああ、夏はやっぱり発泡ワインだよなあ~。

ちなみに、フランス・ワインでは赤の発泡ワインは珍しい。イタリアだとランブルスコなどがありますが。そのうえ、ラ・フォル・ルージュのセパージュはジュランソン・ノワール。あんまり聞かない、マイナーな品種ではないでしょうか。

というわけで、興味ある方はサン・ブリウーへ急げ!(って、パリからTGVで3時間はちょっと遠いか?)
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コメント
お帰りなさい~~!!バカンスは満喫でしたか??

発砲ワイン、凄く美味しそう!
最近はワインを飲みたいと思う気持ち自体がなくなってきちゃったんだけど(弱くなったからかな)
この発砲ワインは飲みたい~~~です☆
久しぶりかも、こんな気持ち。

【2009/09/02 05:37】 | yuko #- | [edit]
実はこれの前の記事、漢字変換ミスに気づかず「発砲ワイン」と書いてしまい、後でこっそり直したのですが…
yukoさんもうっかりやっちゃってますね☆
でもね、ほんと、このfolle rougeは「発砲」がぴったりなんですよ!栓を抜くときの感じが。
そういえば、その昔、「フランスには赤の発泡ワインは滅多にない」と初めて知ったのは、yukoさんと一緒にlaviniaにお土産ワインを買いに行ったときでした。なつかし~。
【2009/09/03 07:26】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
恥かしい~~~。恥かしすぎる。
shibaさんのコメント読んでも
最初は何が違っているのかわかんなかったです。。。
ただまさに“発砲”ワインだったらますます興味がある!!
LAVINA!!思い出した!!
私、あの時ほんとに飲みたかったよ~~。ほんと懐かしいな。

毎年秋のボジョレーヌーボーの頃に秋田(かな?岩手かも)のお酒の会社が発泡ワインを限定で発売するのね。
おととしにそれを知って去年は出荷可能になり次第送ってもらったのです。
ロゼがとっても美味しかったです。
これはさすがにパリに送れないね。。。
厳重に包装されていて、栓を抜くときも細心の注意を払うようにと書かれてました。
このワインとおんなじ感じなのかな。

あ~発泡ワインが飲みたくなってきた、LAVINAにも行きたくなってきました。
【2009/09/08 07:35】 | yuko #- | [edit]
お返事遅くなってごめんなさい。
LAVNIAのワインは、たしかコトー・シャンプノワとかいうやつだったよね。未だに飲んだことがありません。
発泡ワインって、なんとなくうきうきするよね。
大晦日に一緒に一本開けられるといいんだけど!
【2009/09/11 07:27】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]












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