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危機というか

 2009-03-13
経済危機と叫ばれている昨今とはいえ、庶民クラス(慎ましく堅実に、株なんかやらず・・・っていうかそんな資金ないし)まで打撃が及んでいるような実感はない私です。みなさんはどうですか。

っていうか、なんか仕事がすっごい忙しいんですけど。どこが経済危機ですか?って感じで。思うに、ゴージャスな暮らしをしていた金持ちクラスが格を下げた恩恵を受けているのではないか・・・。うーん。続くのかな、これ。

もちろん、工場閉鎖のニュースなど聞くと、「ああ、株で損した人だけの話じゃない」と暗い気持ちになりますが。

まあ、これからじわじわくるんでしょうね。どうしましょう。

といって、特に備えているものは何もなし。

それよりも、フランスの場合、社会的危機の方が問題になってきたようです。経済危機とつながっている点もありますが、政府への不満が膨らんできたのが表に出てきちゃった。

私が日本に帰っていた間に、大学教職員・研究員らの大型デモなどが起こったそうで、このところニュースをあんまり追っていなかったせいもあるけど、パリにいる友人からメールでそれを知らされて寝耳に水。そして、学生らも参加して運動がふくらみ、たびたび大きなデモが行われているようです。これにはさすがに政府も譲歩の姿勢を見せていて、最終的にはだいぶ退くことでしょう(と期待)。

しかし、大学関係者といった一部のカテゴリーの人々だけではなくて、もっと一般的に政府への不満が広がっている感じがします。

それは、2月半ばだったか、大統領がロレックスをこれみよがしに身につけていることについて、サルコジの側近(セガラ?)が「50歳を過ぎてロレックスも持てないような男は負け組みだ」みたいなことを言って、会う人会う人がそのコメントについて怒りをあらわにして「もう本当にこんな人たちに政治を任せているのはつくづく嫌になった」とこぼしている辺りで、「ああ、さすがにここまできたか」という感じ、つまり、政府に対する不満が広まり且つ深まってきて切羽詰ってきたな、という感じがしたわけです。

で、こういうときにそんなことしたらまた裏目に出るんじゃないの、と思ったのが、ナディン・モラノ。デイリーモーションにアップされている動画についたコメントの中に彼女を侮辱するものがあったとかで、それを書いた人のIPを調査して訴追する構え、というニュース。

もともと嫌いですけどね、このひとのことは。どの程度の侮辱かわからないけれど・・・なんつーか・・・・・・。
動画もアレだし・・・(一言でいえば、「ナディン・モラノって嘘つき!」という内容)。

デイリーモーション側によると、政治家で訴えを起こそうということでコンタクトしてきた人は初めてだそうです。そりゃ、いちいちチェックしてたら、サルコジとかロワイヤルとかはもう大変でしょうね。

でも、侮辱コメントが出た場合、対象となった当人から依頼があれば削除することになっているとか。今回は削除する依頼は出ていないそうで、相変わらずサイト上に残っているそうです。おまけに、これがニュースになったおかげで、動画と問題のコメントが、今まで以上に多くの人に見られているという・・・。

また、ル・モンドのWEB上の記事によせられたコメントは、どれも彼女を馬鹿にしたものばかり。私も久々に「呆れて物が言えない」って思いました。

ほんと、危機だよ、これ。危機なんだよ!もう。

っていうか、もうずっと前から「デモクラシーの危機だ」とかささやかれていたし、こういう「呆れて物が言えない」っていうニュースには何度も出会ったというのに、やっと今頃になって切羽詰ってきた状態っていうのが歯がゆい。

ま、経済危機もおんなじようなもん(本当に切羽詰ってくるのはもっと後)なんだろうな~。
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コメント
この辺の社会的影響度って、今どんなもんなの?

ttp://gensizin2.seesaa.net/article/113668728.html
【2009/03/14 06:01】 | kazz. #- | [edit]
おひさしぶりです。
ヨーロッパはアメリカより経済状況が悪化してると報道されてますが、実態はそれほどでもないのでしょうか?
日本はけっこう悲惨になってます。
まあ、実際の経済も悪いんですが、それ以上に世間を漂う空気がよくないです。
閉塞感というか逼迫感というか。
月並みな表現ですが。
いったいこれが何か大きな転換の前触れなのか、それとも何かの終わりの始まりなのか、なんとも言えないところが余計に空気を重くしています。
【2009/03/14 06:56】 | pianoman in Matsudo #- | [edit]
「これだけヒトが来ているのに、本当に景気が悪いの? 」という声を
街中で耳にしました。
実態もさながらですが、報道によって消費の停滞感をあおっている気がします。
靴やバッグ、洋服が欲しくても「買っちゃうワタシって何だかなぁ」という心理状態にあるのではないかと。それでも我慢できない食料品や化粧品では今のところそんなに大きい影響は出てきていないようですが、先行きが見えない状況であることに変わりありません。
【2009/03/15 03:45】 | まおたん #- | [edit]
>kazz.さん
記事にある通り、フランスでは日本やアメリカと違って極左はそれほど白眼視されないし、その考え方を普通に受け入れている(賛同するか否かは別として)人が多いです。LCRからNPAに移行したのも、支持する人が増えた実感があったからこそ踏み切ったのではないかと思います。今から振り返れば、特にヨーロッパ憲法が否決されたことが大きな転換点になっていて、弱体化した共産党や他の極左の党がそこで勢いづいて「反資本主義」として団結しようという動きがありました。ブザンスノは、その辺を結集して政府により強く対抗できる、より大きな党を作りたかったのではないかと思います。
実際、ブザンスノの人気は高く、昨日の新聞で見たのですが、政治家の中でサルコジとブザンスノの支持率が最も高く、「何か変えてくれるのでは」という期待率としてはブザンスノの方が高かったそうです。

>pianomanさん
どうも、お久しぶりです。お元気ですか?ラーメン次郎は相変わらずおいしいですか?
うーん、ヨーロッパは他と比較してどうなのでしょうねえ。イギリスはひどいと聞きますが。あそこは特にユーロ圏ではないから、他の国から切り離されている感じがしますね。
日本は、経済危機が政治変革になかなかつながらない感じがするのですが、どうでしょうか。
何かの前触れ、というより、これが「何かを変えよう」「何かを変えなければ」と人々を動かすのではないかと期待しています。

>まおたんさん
マスコミの影響力ってすごいですよね。それが社会の雰囲気を作っちゃいますもんね。
今のところ、大打撃を受けているのは一部の業界なのでしょうが、すべてはつながっているのだから、そのうち社会全般に影響が出てくるのでしょうね。
【2009/03/15 13:22】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
そんで、このフランスのシンクタンクの予測(予言、ではない)が、すごいことになっとると一部のblogで話題になっとる。
的中率80%と言われてます。

http://www.europe2020.org/

来月のG20は一つのターニングポイントになるでしょね。
【2009/03/18 15:01】 | kazz. #- | [edit]
アメリカはかなり深刻な状況みたいですね。
でも政治の介入次第で、多少は何かが変わる可能性もあるのではないか・・・と思うので、まあなんとかなってほしいですね。
経済も「厳密な科学」ではないわけだし、予測通りになるかならないかは、予測を立てた材料以外の部分にある要素にかなり左右されると思います。また、こうした予測は対策を立てる指針の一つだと思うので、その予測が望ましくない場合は、そうならない方向にもっていくようにすることが大事なのではないか・・・とはオプティミストすぎるでしょうか。
【2009/03/24 14:16】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]












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