スポンサーサイト

 --------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

「それでも住みたいフランス」

 2008-05-02
以前から、いつかここで紹介したいなと思っていた本。
それでも住みたいフランスそれでも住みたいフランス
(2007/01/24)
飛幡 祐規

商品詳細を見る

今、手元にないのですが、日本に一時帰国して、特に東京都内でじわじわと精神的ダメージを受けた今回、この本のことを思い出したので、これを機会にご紹介したいと思います。

あとがきで著者の飛幡さんは「『これは私の知っているフランスとは違う』と思われる読者もいるかもしれない」というようなことを書かれていますが、逆に「これこそ私が知っているフランス、私の好きなフランス」と思う人もいるのではないかと思うし、実際に私はそう思いました。特に、私がこの本を読んだのは、サルコジが国家元首に選ばれたショックと、その後に続いた「アメリカ的な」功利主義が頭をもたげてきた雰囲気の中だったので、「そうだ、これがフランスらしさだ」とじわっと胸にきました。私にとっては「それでも住みたいフランス」というより、「だから住みたいフランス」です。

それは、たとえ日常生活での不便さがあろうとも、逆に「だから」と私は言ってしまう、そういうフランス。

フランスに住んだことのない人にとっては、なかなか理解できないところもあるかもしれません。でも、フランス人がいかにモノを買わないか、フランス人がときにアメリカ人や日本人に「偏屈」と見られるほどいかに「頑固」であるか…など、フランスの社会の内部について一般には報道されないことを知ってもらえると思います。

ただ、こういう視点で見たフランスが好きかどうかは、人によると思います。それは政治的指向も関係すると思います。
私はこの本に共感をおぼえるのと同じところで、chaosmosさんの最近の「左翼の日記」(前編)(後編)に共感をおぼえました。(特にBIO運動についての部分…って、そこ、ほんの一部だけど。)
すべてつながっているなあと思います。
スポンサーサイト
コメント
アメリカが、世界のスタンダードみたいな傾向は、10年前よりひどくなってるような・・・。

かといって、日本的なものと言って、すぐ京都みたいなのもな~。

そこに住んでる人にしか分からんモンって結構あると思います。


フランス、イギリスあたりは、独自の文化を比較的守っているような感じがしますがね。

ドイツに行ったときは、結構日本的な部分と言う(アメリカナイズされたぶぶん)のを感じた。コレって、やっぱり戦勝国と敗戦国の違いなのかな?
【2008/05/02 22:55】 | ヨシヒロ #- | [edit]
同年代の人が「きっと日本に帰ってきたら住みにくいと思う」と言うのを聞いて、最初はあんまりピンとこなかったのですが、東京で数日間過ごしてなんとなく段々とわかってきました。色々な「在り方」が窮屈でなく生きられるのは、フランスだからかもしれません。この本では、文化が重視される面、使い捨てよりも愛着が大切にされる面などにより、消費行動に活性化される経済システムとはちょっと違ったところのあるフランス社会を垣間見ることができると思います。

伝統的にキリスト教圏内といっても、イタリアやフランスはカトリック、ドイツはプロテスタントという違いもあるのでは…。ドイツがアングロサクソンに近いのはそのせいかもしれませんね。(あんまり下手なことは言えないところだが。)

ドイツの場合、戦後、分断されて、占領国によって明らかに西と東の違いが現れたところは興味深いところです。それについては以前に書いた「歴史と記憶」カテゴリーの中のエントリーを読んでいただけるとちょっと参考になると思います。
【2008/05/10 23:01】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://hibinoawa.blog10.fc2.com/tb.php/680-c71c1e53
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。