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パナフューのつまづき

 2008-02-14
昨日、市長選に関してヌイイ市で一騒動あったことを書きましたが、他にもニュースにのぼる都市がいくつかあります。中でも首都であるパリ市は自然と視線を集めるところ。二大政党(右はUMP、左はPS)はパリ市長の座を獲得しようと必死。

現市長、ベルトラン・ドラノエはPSですが、それまで長年にわたり右がおさえてきたパリを左にひっくり返したということで、選出されたときには大きなニュースになりました。しかし、伝統的に右派が非常に根強い人気を保っている地区があるわけで、ひょっとするとまた右に戻る可能性もあります。とはいえ、ドラノエ市長は現任期中に次々と新しい企画に取り組み、人気が高い。次もドラノエ選出がほぼ確実…と予想されています。

そんなドラノエに対抗しているのが、UMPから立候補したフランソワーズ・ド・パナフュー。パリ市を取り返すため、UMPは早目に候補者選びをしていました。前回は、同じ党に属するフィリップ・セガンとジャン・チベリの二人が立候補してしまったため、票割れを招きました。ドラノエが勝ったのは漁夫の利的なところもあったのです。今回はそんなことがないようにとあらかじめ一人に絞っておいたわけですが、他にも候補者が出そうになったり、もっと有名な政治家(例えば現環境相のジャン-ルイ・ボルロー)を投下するという噂もあったりで、どうも地盤が固まらなかったようです。それでも昨年からサイトを立ち上げ、選挙運動に意欲的に取り組んできたパナフュー。仲間割れの気配などの影響もあってか?焦っているのか?それともただ単にそういう人なのか?彼女のヘマが報道されています。

カナル・プリュスの「ディマンシュ+」という番組の抜粋がデイリー・モーションにアップされたのは3日前。この動画の中で、フランソワーズ・ド・パナフューは「ディマンシュ+」のスタッフに向かって、目の前を通り過ぎたドラノエをさして「見てよ、あのロクデナシ(tocard)を」と笑っています。

Panafieu qualifie Delanoë de... tocard
Uploaded by MrZapouille

その後、ケーブルTVのニュース専門チャンネルLCIのサイトに、パナフューがこれについて弁明している動画がアップされました。その中で、インタビュアーに向かって「ロクデナシって侮辱的な言葉?」と問い詰め、「どちらかというと楽しい(sympa)表現でしょ」と述べています。そして、「もっと表現の自由を認めるべきで、最近はポリティカル・コレクトにこだわりすぎ」とも。

Un "tocard" Delanoë ? Panafieu s'explique
Envoyé par LCIWAT dans Actualités & Politique sur wat.tv
…ってさあ、人の背後でせせら笑っておいて、「楽しい表現」とかって言い逃れができるかぁ?

で、パナフューのヘマはこれが初めてではありません。

昨年11月、選挙運動のために立ち上げて早々、パナフ・ティーヴィー(「TV」ではなく「TiVi」なところがミソ?)にアップされた路上インタビューにおかしなところが。
質問に答えるのはパリ4区の区長の候補者、ヴァンサン・ロジェ。そして質問しているのはパリ市民…と思いきや、質問のないときはヴァンサン・ロジェの後ろでUMPの宣伝ビラを配っています。

Panaf TiVi : faux électeurs
Uploaded by iPolTV
上の動画を編集したのはipolというサイトですが、これがヴァンサン・ロジェを怒らせ、同氏は自分のブログで「映像の濫用」「ソヴィエト流の情報操作」としてこの編集動画を糾弾。そしてこのインタビューをおさめたもともとの動画も削除してしまったようです。

また、昨年の10月、年金特別枠の改革が問題になったときのこと。パリ15区のはずれ、アクアブルバールで行われた企業祭りのイベントで、ラジオ局フランス・アンテールの記者がフランソワーズ・ド・パナフューをつかまえてインタビューをしました。年金特別枠について質問を受けたパナフューは「国家の赤字が増えている現在、それぞれが自分の特典について見直し、それを断念することも受け入れなければいけない」と立派なお答え(録音はこちらで聞けます)。引き続き、「では議員の年金特別枠についてはどうですか?見直すべきではありませんか?」と聞かれると…途端にトーンが変わり、「今は企業の話でしょ」と質問をかわそうとしました(続きの録音はこちら)。答えないパナフューに食い下がる記者に、ついには「ちょっとあなた、すぐそこにくっついてくるプードル犬みたいよ、そっとしておいてよ、いい?」と逆ギレ。

また、今年の1月20日、フランス国営TV放送フランス5の「リポスト」にゲスト出演したパナフュー、うっかり嘘をついてしまいました。
昨年、移民法改定で批判が相次いだDNA検査導入について聞かれ、これが国民議会で決議されたとき、「反対票を投じた」とパナフューは答えました。続いて、司会者のセルジュ・モアティが「でも投票していないとも聞いていますが?」とたずねると「いえいえ、反対に投票しました」と断言。そして、自分の立場はこの条項に反対であることを語りましたが、モアティに「しかしですねえ、投票した議員の名簿によると、あなたは投票していないんですよね」と反論され、とうとう「ええ、投票していません」と認めました。

panafieu mensonge en direct
Uploaded by larnaut
国民議会で決議案に投票した議員の名簿が公開されているので(国民議会のサイト上でも閲覧できます)、嘘をついてもちょっと調べればバレてしまうのに…。

つまづいてもつまづいてもゴールに向かうパナフュー。結果はどうなるでしょうか…。

(ちなみに、上のほとんどの情報はアレ・シュール・イマージュのサイトから得ています。興味のある方はぜひ購読契約を。)
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