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スト、いろいろ (1)

 2007-11-12
年金制度改革に関連して、10月18日の大きな交通ストではおさまらず、11月14日(国鉄SNCFは13日夜)から、無期限ストが始まる予定。SNCFの労働組合8つのうち7つがストを決定。パリのバス・地下鉄のRATPも、ほとんどの労働組合がストを宣言。

このストは交通機関にとどまらず、電気会社EDF、ガス会社GDFでも、労働組合がストを呼びかけています。
交通機関のストは今までも何回もあって、「電車が動かなくなる」っていうのはわかるんですけど、電気・ガスだとどうなるんでしょうか…。「受け付けセンターが閉まるとかかなー」「供給量が減るのかなー」と思っていたのですが…もしかして、供給停止…なんてことになったりして?

この年金制度改革は、大統領選挙期間中からニコラ・サルコジが公約していた改革で、公務員の中で早期定年退職が認められている特別枠の見直しです。今まで勤労37.5年で年金をもらえたところが、40年に伸ばされることに。また、職種によっては50歳から退職できましたが、いずれ60歳に統一される予定です。

この改革に反対している鉄道職員らは、「早期退職ができるから、若いうちから民間企業よりもずっと安い月給で我慢している」「日曜も祝日もないし、早朝・深夜と勤務時間が選べない職種で、家族と過ごす時間を犠牲にしているのに」と、不満の声をあげています。

対して、民間企業で働いている市民たちからは、「いずれにせよこの年金改革は必要なのだから、いい加減受け入れるべき」「彼らは『特権階級』で、少数派。多数の民間企業労働者の足をとめてまで自分たちの利益に固執している」といった批判が。

h_9_ill_977053_fillon_279035.jpg先日、アメリカを訪問したニコラ・サルコジは、米仏企業のトップを招いた会合で、「安心してください、〔ストに〕耐えてみせます」と宣言。
ストを数日後に控え、首相のフランソワ・フィヨンも、「誰もこの改革が簡単に進むとは思っていない」という覚悟の上で、断固として譲らない構えを見せました。

しかし、年金改革だけでなく、大学制度の改革についても反対運動が。
パリのトルビアック地区にあるパリ第一大学を始め、いくつかの大学が改革に反対している学生によって封鎖されています。また、学生の総会(AGと呼ばれる)を開いて、一部または全面封鎖するかどうかなどを話し合う方針の大学が増えています。

appel-de-la-coordination-etudiante-au-blocage-des-gares-mardi.jpg今年の8月に、大学の資金的自律を狙いとしたペクレス法(ペクレスは現在の高等教育相)が国会を通りました。しかし、これによって、各大学の競争が激しくなり、学生の集まらない大学はますます資金を得られなくなる可能性が。そして、人気を得るために大学のコマーシャル化が進むかもしれません。また、大学と企業が提携することで、学業終了後、学生が企業に入りやすくすることを目指していますが、これによって研究方針が企業に左右されるのでは、と危惧する声も。こうした大学改革に反対している中には、社会学、歴史学、哲学など、いわば商業に向かない学問の学生が目に付きます。

他方、「中間試験を受けられなかったら、その後に追試がないから困る」、「講義に出席したい」、「改革によって企業からお金がもらえるなら、もっと設備が整ってうれしい」と、封鎖に反対する学生も多いようです。

また、大学長らは、機動隊を呼んで学生を退去させたり、「大学外の人間、極左の政治活動家が総会に参加して煽っている」として、封鎖に対抗。ペクレスも、大学封鎖を決めているのは一部の学生であるという指摘のもと、「みんなで総会へ出席し、封鎖させないようにしましょう」と述べています。

それから、学生だけでなく、先生たちもストの予定。サルコジの目指す公務員数削減により、教員の数も減らされるため。こちらのストは11月20日と発表されています。

(続く)
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