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大統領一次選前夜

 2007-04-22
公式選挙運動は投票日の一日前(金曜24時)に終了。世論調査などの発表も、その時間に合わせて終わっています。

最後の最後、ギリギリ24時前に出たCSAによる世論調査では、今までのと変わらず、首位はニコラ・サルコジ、二位がセゴレーヌ・ロワイヤルでしたが、なんと三位にジャン-マリー・ル・ペンが食い込んでいました。フランソワ・バイルーは四位。

どこか(たしかWEB版ル・モンド)でちらっと見た情報によると、パリ政治学院で学内調査を行ったところ、一次選で投票したい候補として30%以上がセゴレーヌ・ロワイヤルを挙げていたそうです。二位はフランソワ・バイルー。一般世論で一番人気のニコラ・サルコジは、ここでは17~18%(ソース記事がみつからないので私の記憶では)。その他、今回は得票予想率が極端に低い(約1.5%といわれている)緑の党のドミニック・ヴォワネが、4%以上とっていたようです。

やはり有権者層で調査結果に違いがでるのだろうなーと思ったのが、もうひとつ、フランスMSNで行われている調査。金曜夜にみたところ、こちらは、サルコジ候補とロワイヤル候補がほぼ同率首位、27%くらいでした。まあ、インターネット上の調査は全然信憑性がないですが。私のような投票権のない人間も参加している調査ですし、多分未成年とかもやっているだろうし、比較的若年層しかやっていないでしょうから、調査機関がやっているのよりも更にあてにならない。

いや、ほんと、世論調査はあてにならんですよ(と自分に言い聞かせつつ)…でも、やっぱり気になる…。

昨日の無料新聞メトロで読んだ記事では、サッカーのワールド・カップなどと違い、カフェや公共広場での大画面による投票結果放映はないらしい。まあ、そりゃそうだろうなーと思いましたが。大抵は自宅でTVを見るようですが、人によっては、「それぞれ投票する候補者が違う友人を集めて結果を見ながら盛り上がるつもり」だとか、「2002年のような結果が出たら独りでは耐えられないから友人を呼んでTVを見る」とか。後者の気持ち、わからないでもない。

そういえば、前回の選挙のときは、「どうせシラクとジョスパンだろう」と思い、余裕こいて本など読んでいたのですが、外から帰った同居人が「大変なことになってる」というので、TVをつけてびっくり…という。それからずっとTVに釘付けでした。

ああ、明日は20時前からTVの前に釘付けかなあ。

ところで、報道機関、特に新聞や雑誌によって政治的立場の違いがはっきり現れているのですが、ル・モンドは完全にアンチ・サルコの立場をとっているような印象。最近、「バイルーに投票するのはデモクラシー的ではない」という主旨の社説を発表して、バイルー候補がそれに反発、一部で問題になっています。ということは、やっぱりセゴレーヌ・ロワイヤル支持傾向かな。
対してル・フィガロは以前から完全保守派なのですが、今週のフィガロ・マガジンで大統領選挙運動に関する記事を読んでいたら、もう「サルコジ天晴れ」的なトーンばっかりで嫌になりました。実は、同じ理由で、数週間前からル・フィガロの大統領選関連の記事はまともに最後まで読み通せないことが多かったです。アンチ・サルコの私としては。問題はル・フィガロの発行部数がル・モンドよりもずっと多いってことだよなあ。
ちなみに、今日、地下鉄車内で見かけて「おっ」となったリベラシオンの一面。背景真っ白で、そこに唯一言「A gauche!(左へ!)」、でした。

さて、明日はどうなることやら…。
自国じゃないのにすごくドキドキ。
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コメント
私も楽しみです。
日本時間だと結果が届くのが遅れる
んですが、そのギャップがもどかしい
なあ。なんとなくバイルーが伸びそう
な気がします。
【2007/04/22 04:57】 | 男・岩鬼 #- | [edit]
パリ政治学院の調査の結果は非常に興味深いものです。
彼らがどういった判断論拠に基づき、こうなったのか、
奇しくも 私が東京でであったSci-Poの学生も
サルコジ反対でありました。

私は、それがフランスの存在意義の根幹にかかわるとはいえ、
必要悪的な意味でサルコジ氏の主張に同意しています。
また、自分がやろうとしていることを(反感を買われても)
先に明示する点においては、セゴレンヌ女史よりは正直でしょう。
いずれにせよ、仏が今までのようにありえるのは無理でしょう。
また、変わらなければ今までのような存在感も示せなくなるでしょう。
経過をじっくりと見守りたいと思います。
【2007/04/22 15:28】 | Simon #NwqzF3Bo | [edit]
私も外野席からドキドキ。あ、場外か。
票の確定は、海外県とかもあるから数日後になるのかと思ってたんですが、出口調査などですぐにわかっちゃうのでしょうかね。

A gauche!(左へ!)ってかっこいいなあ。
そういえば to the left, to the left ってビヨンセが歌ってましたけど(意味が違うぞ)
【2007/04/22 15:29】 | imasaru #6ilpfs42 | [edit]
私もドキドキ・・。区議会員選挙より気になる。
日本のテレビでサルコジ派とロワイヤル派の市民の声を取材したものを見ましたが、ロワイヤル派は「市場主義をすすめると金持ち以外の人間は満足な治療を受けられなくなってしまう。人間つねに元気なわけじゃないだろう」とか、まあ筋のとおった主張を言ってるんだけど、サルコジ派はどうも「ロワイヤルなんてフランスの恥!中国に追い抜かれるフランスなんて恥!」と言ったりしていて、これは取材が大変だっただろうと想像しました。多分、中でもマトモなのを放送してるんだと思うんですけどね・・?

それにしても、労働ビザは持ってるけど国民ではない(投票できない)人達(移民の多く)が投票できれば、サルコジが選ばれることもなくなるだろうと思うのですが。
【2007/04/22 15:50】 | sakura #- | [edit]
ひとつ疑問なのですが、
現在労働ビザを持っている人の場合、
経済政策を重視するサルコジ氏は、移民の選別という論理からすると、
逆に安心であるように思うのですがどうなのでしょうか?
それとも、労働ビザを持っていない人への連帯からサルコジには投票しない、ということなのでしょうか?
確かにセゴレンヌ女史はその出自ゆえんに、移民政策に関し
寛容であろう、とすると考えられがちですが、
今までの発言から 逆に(右派)より右になってしまう
予感がするのですが、いかがでしょうか?
【2007/04/23 00:41】 | Simon #NwqzF3Bo | [edit]
>男・岩鬼さん
結果が出ました。
私も、ひょっとしたら二次選にバイルーが出てくるのではないかと思いました。

>Simonさん
シアンスポの調査、はっきりした数字を覚えていなかったので「30%以上」と書きましたが、たしか38%だったと思います。しかし、地域別の結果をみると、場所によって本当に違いがでています。思わず笑ったのは、ヌイイでのサルコジ得票率72%。
イギリスのエコノミストなどは、サルコジが大統領になったらいい、と言っていたようですね。自由経済主義の傾向が強いサルコジが必要と思っている有権者もたしかに多くいると実感しました。私は彼の政策案に全く反対ですが。
以前から感じていたのですが、問題は、サルコジが注目を浴びる政策案を発表し、それが挑発的なために他の候補者の批判が後追いの状態に陥っていることです。しかし、だからといって彼らに政策案がないわけではないのです。メディアを利用して注目を集める、それがサルコジの手法だということです。
サルコジが大統領になったら、労働許可証のある人、10年カードを持っている人でも、外国人である限り、もし職を失ったり離婚したりで状況が変わったらビザを更新できるかどうかわからないと思っています。また、どんな有権者であれ、その人がサルコジに同意できないとしたら、彼の考えに同意できないのだと思います。自分の生活の向上を考えて候補者を選ぶのはその人の自由ですが、投票において同時に自分の考え・主義・主張を擁護するということも大事だと思います。なので、もし仮に労働ビザ持ちの外国人に投票権があったとしても、「外国人である以上、いつ追い出されるかわからない」と考えたり、「選抜移民」「家族ビザの締め付け」の考えに同意できなかったりしたら、サルコジを選ばないでしょう。
セゴレーヌ・ロワイヤルは、たしかに思いつきで言ってるような逸脱発言がありますが、政策案の骨子をみたら右派より右になるとは思えません。

>imasaruさん
海外県は、今回、本土より一日前に投票しました。それにしても投票率がすごいです…。

>sakuraさん
私が思うに、サルコジ支持者層は、生活していて特に問題のない人、今でも一応それなりの暮らしをしているけど(経済的に)ワンランク上の生活をしたい中級層ではないかと。サルコジは、働いたお金が税金や社会保障金でもっていかれることに不満のある人たちに的を絞ってポイントを稼いでいるんですよね。そういう人たちにとっては、選挙などあまり重要じゃないから政策に関する意見がなかったりするのかも…?
あと、郊外シテでは、移民であってもなくても、「治安の悪さをなんとかしてくれるのはサルコジの厳しい取り締まり政策だけだ」と思っている人が結構いるようです。ただ、外国人でも投票できるとサルコジ得票率はちょっと落ちそうですよね~。…ん~、でも、アメリカ人や日本人はどうかなあ…。
【2007/04/23 01:32】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
なるほど。疑問が氷解しました。
丁寧に説明していただいて、ありがとうございます。

セゴレンヌ女史の政策案について、私も目を通したのですが、
どちらかというと社会党の方針に忠実ではあるのですが、
実際にその政策を動かそうとしている人がその方針に忠実ではない、
その点が引き起こす問題(社会党の重鎮が若干距離を置いている)、が
不安要素であるわけです。

あと移民問題については、
誰が大統領になろうと タッチしないといけない問題であるのでしょう。
ただ サルコジ氏のアプローチの仕方には
以前辞任した閣僚との確執も含めて
大いに問題アリ ですね。
【2007/04/23 04:20】 | Simon #NwqzF3Bo | [edit]
たしかに、選挙運動顧問にせっかく経験と知名度のある巨大エレファント連を揃えたのに、全然彼らの積極的な声がいかされていないですよね(という話ではなかったらごめんなさい)。セゴレーヌとDSKは、候補を争った元ライバルですし、確固たる信頼関係が築かれていないという噂です。DSKが出てきたらよそへ流れた有権者も戻ってくるかもしれないのになあ。
【2007/04/23 22:50】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
いえ、話の本筋を汲み取っていただいているようです。
(ここでは幸いにして (笑))
しかも、2つ目のコメントの中で、
私はセゴレヌ女史の懸案要素の中に、エリック・ベッソン氏の例を挙げようか、とおもったのですが
結局やめました。
そこへ、ちょうどこの話題。やはりコミュニケーションの問題は、
相互の前提認識の差異にあるようです。
前提認識が立脚している場所が同じであると、インターネット社会というものは
コミュニケーションを円滑にしうる、ということが
実際に追体験することでよく分かりました。
さて、本題 
確かにDSKが出てくれば 流れは変わると思います。
もしかしたら彼は、最後の最後に重い腰を上げて、
女史に恩を売る勘定かもしれません。
アルセロール・ミタルの統合のときのピノー氏のように。
【2007/04/24 04:15】 | Simon #NwqzF3Bo | [edit]
あ、当りだったんですね、よかった(笑)。

社会党が勝ったらDSKを首相に…と望む人が多いと思うのですが、DSK周辺は「彼女はドミニクを首相に任命しないだろう」と言っている、とル・モンドの記事で読みました。
DSK、風格があっていいのに。
【2007/04/26 21:10】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]












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