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警察官もデモ

 2007-04-04
大統領選を前に、警官たちの二つの大きな労働組合が意思表示。

070403153916.box193is0_des-personnes-assistent---un-meeting-de-l-unsa-polb.jpg昨日、l'Unsa-policeという、警官労働組合の中でも一番大きな組合がパリで集会を行い、警官という危険を伴なう職業に対する敬意と考慮を要求。

この労働組合は、約一週間前(先週の月曜27日)、マルセイユにて大きなデモを行ったばかり。マルセイユには各地から警官たちが集まり、主催者によると約5000~6000人、警視庁によると約2000人がデモに参加。参加者たちの中での一番の不満は、ノルマとサルコジ前内相によって導入された功労褒賞金。「我々には目標の数字がたくさんあるが、大事なことに対してではない。行政はそれで満足しているが、本当の軽犯罪には触れないままだ」とは、それぞれ11年と15年勤続しているマルセイユの警官二人の言。「警官である以上、3つのどうでもいいことに関わるよりひとつの重大なことをやる方がいい。しかし行政にとっては、密売の大元よりもポケットにハシシを持っている3人の青年をしょっ引く方がいいんだ」とのこと。また、現場よりも事務仕事に人材が回っていることへの不満も。「頭にくるのは、カメラの前での責任者たちの演説。特に大統領選前のね」と、うんざり感を露わにしていました。

しかし、大統領選前なだけに、このデモは政治的なにおいがするという批判が他の警官労働組合から出ています。L'Unsa-police代表のジョアキン・マザネはセゴレーヌ・ロワイヤルに近しい人物と言われており、PSとのつながりを疑う声も。組合の一つ、Synergieは、l'Unsaの名前を出さずに「大統領選前に警官たちを道具として、一定政党が有利になるために利用している」と批判。また、警官労働組合の中でも二番目のAllianceもこれに同調。三番目のSGP-FOは、マルセイユのデモによる要求は正当であるとしながらも政治色を感じて苦い顔。特に、デモがあったのはニコラ・サルコジのマルセイユ訪問の日。しかし、マザネ氏によると、ずいぶん前から予定されていたデモだそうです。また、マザネ氏は2002年のジョスパン(PS所属)内閣下でも同じように集会を開いたことを想起、「誰かの伝達役ではない」と主張しつつ、2002年以来、市民と警察に対する暴力が増加していると指摘。ニコラ・サルコジ政策の失敗とみています。
実際、サルコジ内相の方針に批判的なl'Unsa-policeは、先の労働組合選挙で22%から41%と支持をのばしたそうです。

また、もう一つの労働組合、Allianceも火曜、行動を起こしました。
こちらは市民の声を直接収集。警官の仕事内容や対応、態度などについて、公共の場や市場などで通行人の意見を集めました。パリではリヨン駅など11箇所でこのアンケートが行われた模様。
Alliance代表、ジャン-クロード・ドラジュによると、北駅での事件がこの調査行動を起こすきっかけとなったそう。最初の手応えからいうと、9割方は警官に良いイメージを持っているという解答、とのこと。調査結果は、大統領選候補者たちに政策方針を提案できるように分析される予定。
ちなみにこちらのAllianceはサルコジ側だそうです。

圧政を感じて嘆息しているのは市民だけではなくて、警察の中にもそいう人たちがいるんだなあ~、と、マルセイユのデモにはなんとなく納得、安心(?)してしまいました。

参照:
Yahoo Franceより

「Des policiers manifestent contre la 'pression du chiffre'」(AFP)
「Securite: les principaux syndicats de police font monter la pression」(AFP)
「Des policiers en meeting interpellent les candidats」(Reuters)
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