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国旗を一家にひとつ

 2007-04-03
「ニュース」としてはだいぶ遅れをとっている話題。

h_9_ill_884693_segolene-repu.jpg3月23日の金曜、セゴレーヌ・ロワイヤルが「すべてのフランス国民は、国旗を一家にひとつ持つべきだと思う。他の国では、国民の祝日に国旗を窓に飾る」と述べ、物議をかもしました。

これは、ニコラ・サルコジが移民と国民性省を設けると述べたことから国民のアイデンティティについて議論が発展した末、ロワイヤル女史のこの発言まで飛び出したという経緯。

その後、この発言について問われたロワイヤル候補は、「国家と国粋主義を混同してなどいない」と主張。国旗や国歌を極右に専有させておくのはおかしい、左派がマルセイエーズを歌ってもいいはずだ、とも述べています。

この論議の端緒となったサルコジ氏は、「フランス国旗、国民性と、皆がそのことを話題にして嬉しく思う」と皮肉的。

極左の各候補者からは、ロワイヤル候補のこの発言に対して批判が噴出。
オリヴィエ・ブザンスノとドミニック・ヴォワネは、ニコラ・サルコジが引き起こした議論に乗せられたとしてセゴレーヌ・ロワイヤルを批判しています。
たしかに、サルコジのペースに乗せられているかも?

ところで、左派、特に極左が国旗・国歌をあまり好まないのは、ナショナリズムと対にされるインターナショナリズムにあるから。共産主義は国を越えるものであるという理想が一因にあると思います。
また、フランス国歌マルセイエーズの歌詞の中には残虐な表現も含まれており、それを嫌って歌わない人も多い。単に音痴だから歌わないという人も多いですが(というか、フランス人には音痴がめちゃ多い)。

当初は、セゴレーヌ・ロワイヤルの発言にギョッとなったけれど、国民のアイデンティティ形成に国旗所有は必要ないし、そういう問題ではないという声も多く聞きます。そういう議論が普通になされる、そして国歌を歌わない自由もある。日本の状況との差異をまたまた考えてしまいました。

参照:
Le Mondeより


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