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食べられない魚

 2007-04-01
毎年4月が始まると同時に、食べられないダヴリルという魚が出現します。似ても焼いても喰えない魚で、最近、パリでは見かけなくなったとも言われています。

ダヴリルは16世紀から存在するといわれている魚。絶滅の危機に瀕し、「幻の魚」になりつつあるこの4月の魚の擁護を求めて、今日の午後、バスティーユ広場でデモが行われました。エコロジストも多く参加しており、地球の自然を紹介するTV番組司会者として有名なニコラ・ユロは「市民ひとりひとりの自然保護に対する関心が大切」と改めて強調。070401120558.06nlbeb60_frederic-nihous--candidat-chasse--p-che--nature--tb.jpgまた、「狩猟・釣り・自然と伝統」の候補者として大統領選に出馬しているフレデリック・ニウスは「私たちは自然や伝統と社会発展の共存維持を願っている。連帯感を示すため、今日、私たちは釣りを自粛している」と、自身が代表する団体の意志を伝えました。
大統領選を目前に控えた今日、この問題が一時話題の中心となり、その他の候補者たちからのコメントも発表されています。ニコラ・サルコジは、ダヴリル魚を保護する為の法を整え、保護に反する行為の取締りを強化することを約束。セゴレーヌ・ロワイヤルは「絶滅から救うには市民の協力と参加が不可欠」「ダヴリル魚を一家に一つ」と提言。中道のフランソワ・バイルーは「ダヴリル魚の激減は長年に渡っての問題。現内閣のみならず左派政権も対策をもうけなかった」と左右両派を批判。また、極右のジャン-マリー・ル・ペンは「移民が集まる地域でダヴリル魚が排除されてきた。それが全国区に広がっている」として、移民問題が優先課題であると主張。

このダヴリルという魚、実は私自身も見たことがありません。
ウィキペディアに項目があります。フランス語はこちら、日本語はこちら


というわけで、四月馬鹿でした。

ところで、真面目な話、日本語ウィキペディアと別のサイト(フランス語)で読んだ説明では微妙にずれがあります。
1564年にシャルル9世が、それまで4月1日からが新年だったところを1月1日に変更した、というのは同じなのですが、その先がちょっと違うようです。後者によると、1565年以降、人々は1月1日に新年を祝ってプレゼントの交換をしたのですが、4月1日に冗談好きな人たちがこの日にもプレゼントを贈り合ったとのこと。しかし、もう「本当の」新年ではないし、冗談好きな人たちがやっていたことだったので、4月1日に贈られるのは「嘘の」プレゼント、冗談であげるものとなり、それ以来、4月1日は老いも若きも冗談を言う日となった、ということです。
しかし「なぜ魚なのか?」ということには諸説があり、またはっきりしないそう。先のサイトによると、一説には、産卵期のため漁猟が禁止されているこの時期、海水魚であるニシンを川に放して漁師をだましたことが起源と言われているようです。また、仏語ウィキペディアによれば、イクトゥス(ジーザス・フィッシュ、またはクリスチャン・フィッシュと呼ばれる初期キリスト教の隠れシンボル)に関連しているのではないか、とも。

現在では、紙で作った魚をひとの背中にこっそり貼り付けるようになりました。気づかなければ一日中そのまま街中を歩くはめになり、人々の笑いものになります。
また、この時期、復活祭が近く、そのプレゼントとしてポピュラーなのがチョコレートですが、卵型やウサギの形と並んで魚の形のものも多くあります。
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コメント
ポワソンダヴリルですね。
以前高橋幸宏が大林宣彦と同名の映画を作ってました。
【2007/04/01 22:33】 | numa69 #- | [edit]
ポワソン・ダヴリルという言葉を知っている人には簡単にわかる嘘でした。面白くなかったですね、ごめんなさい。

本文中にリンクを貼った日本語ウィキペディアにリンクがありました。その映画、観たことないですが、泉谷しげるも出ているんですね。丹波哲郎が南の島の酋長っつーのも…すごいキャスティングの映画だったんだなあ。
【2007/04/02 22:31】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]












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