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ランパル通りの小学校からソルボンヌの学区本部へ

 2007-03-28
一週間ほど前にパリ19区の小学校前で、児童を迎えに来た不法滞在者が警察に連行され、親や教師たちが警察と衝突した事件がありましたが、その後、小学校長が7時間にわたる拘留を受けたことから教育関係者らが反発し、デモに発展しています。今回の問題に異議を唱える人々のデモは、ランバル通りというパリの東の小さな通りから、パリの中心にあるソルボンヌへと舞台が移されました。

h_4_ill_888219_p1060818.jpgフランスは、小学校から大学までの教育機関の管理を学区本部(rectorat)が請け負っています。今回の小学校長拘留に対し、教育関係者らは、子供たちをまもる義務を遂行しようとした教育者の擁護を求めて、月曜、ソルボンヌにあるパリの学区本部前でデモを行いました。
ヴァレリー・ブコブザ小学校長は、大人たちと警察の衝突があったとき、門を開いて子供たちを保護しようとしたという証言もあります。
校長本人は、尋問のために拘留された容疑である「公共物破損」の事実を否定しています。また、公務員として、慎みを欠く行き過ぎた行動などとっていない、と主張。自身が現場でとった行動は「子供とその家族の保護、そして圧制に対する平和的抵抗者たちの保護という義務」以上のものではなく、「私たちがとった行為は、他の多くの人々が同じように行ったであろうものです」と述べています。
しかし、拘留を肯定する側としては、放課後であったため、校長としての行為とは認めがたく、一市民としての行動だったという見方も。

デモに対する学区本部長からの返答は組合の要求に応えるものでなかったため、小学校教育者組合は今週の金曜日にパリの全小学校にストを呼びかけています。また、新たなデモが金曜の午後2時、セーヴル‐バビロンで予定されています。このデモは、ブコブザ校長への「司法追及なし」「行政的制裁措置なし」、「法律によって義務付けられている、公務員を擁護する権利を、学区本部が適用すること」という三つの要求を掲げて行われる予定。

h_9_ill_888278_rampal.jpg以上は、校長拘留が発端となった、教育者としての義務が的になった議論が中心ですが、他方で、不法滞在者の検挙についての議論も持ち上がっています。奇しくもニコラ・サルコジが「移民と国民性省」設立を提案して物議をかもしている昨今。大統領選候補者たちの公約に移民問題というテーマが浮上してきています。

ところで、校長と共に二人の男性も、警察による身元確認により公共物破損容疑で拘留を受けましたが、一人はランパル通りに行ったことなどないそうで、もう一人は事件当時パリにいなかったとのこと。二人ともこの事件への関与を否定、その証言は確認され、釈放されました。これが本当なら、校長を拘留した際の警察の言い分にもどれだけ正当性があるのか疑問。

また、ランパル小学校前の衝突で「大変なショックを受けた」という生徒の親たちは、国家警察監察局に調査要求を依頼する意向。

参照:
Le Mondeより



↓衝突の現場に居合わせた人が撮影した映像と、カール・ゼロがまとめた証言者の映像が1ページごとに引用されています。

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