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大統領選立候補者12人

 2007-03-20
16日金曜日午後6時、大統領選の立候補者受け付けが締め切られました。各候補者は500以上の推薦署名を申請しなければならず、署名が規定数に達しなかったために出馬を断念した候補者も。

締め切りまで署名集めに追われたのは極右と極左の候補者たち。その中でも早めに苦難を乗り切ったのはMPFのフィリップ・ド・ヴィリエ。13日火曜日、出馬可能になったと発表。続いてジャン・マリー・ル・ペンも、締め切り二日前の14日、充分な署名を集めることに成功。前日にようやく出馬宣言できたのは、極左LOのアルレット・ラグィエ。彼女は今回6度目の出馬。同じく極左LCRのオリヴィエ・ブザンスノも滑り込みセーフ。最後まで出馬を危ぶまれていたのはジョゼ・ボヴェ。先週の初め頃、署名が集まらないことに痺れを切らしてか、「もし出馬できなかったらPSの得票に悪影響を与えるつもりだ」と、脅しに近いような発言まで出たボヴェ氏。彼の選挙運動委員によれば504の署名を申請したとのことでしたが、全ての署名が有効と認められるかわからなかったため、締め切りから憲法評議会による候補者リスト発表までハラハラしたようです。結果オーライ。

極右・極左の候補者も晴れて署名集めに成功したわけですが、先日のニコラ・サルコジUMP党首の呼びかけが多少手助けになったかも?
UMP所属のロレーヌ地方議員で元文化相のジャン-ジャック・エラゴンは、署名を与える候補者を抽選で決めました。署名集めに苦労している候補者8名の誰に対しても投票する気はないが、これら候補者が出馬できないのはおかしいと考えたとのことで、「政治的選択ではなく市民としての行為」とこの選択法を正当化。抽選で当ったのはオリヴィエ・ブザンスノ。エラゴン氏は引いたくじがジャン-マリー・ル・ペンでなくて安心した様子で、やはり候補者の中でも多少の主観的選り好みはあったらしい。
pierre-prodhomme--le-maire-sans-etiquette-de-saintb.jpgまた、同じく抽選で署名を与える候補者を選んだのは、ブルターニュ地方のサン・ジャン・シュール・クノン市長であるピエール・プロドム(無所属)。15人の候補者の中から抽選でアルレット・ラグィエに署名することを決定。プロドム氏によれば、多くの市町村長は各候補者から推薦署名請願の度重なるプレッシャーを受けるそう。選び悩んだ末の抽選ということでしょうか。
但し、憲法評議会は、こうした抽選による署名を無効とすると述べています。

先週の半ば、まだ約50の署名が足りないと見なされていたニコラ・デュポン-エニャンは、結局署名が規定数に達せず。UMPの妨害があったか?
同じような状況でも締め切りまでにしっかり500を達成したのは、フレデリック・ニウ(「Chasse, peche nature et traditions:狩猟・釣り・自然と伝統」というグループの候補者)。また、大統領選候補としてこれまで全くといっていいほどメディアに取り上げられていなかったジェラール・シヴァルディ(労働者党の支持を得て立候補した「市町村長代表候補」)は、いわゆる「弱小候補者」の中でいち早く(3月10日)500以上の署名を憲法評議会へ提出。後者二人をみると、大統領選はメディアに出てくる「政治屋」だけのものではないと感じます。

というわけで、憲法評議会の審査によって確実に認められた候補者は12人。
公式選挙ポスターの並び順は抽選で決められました。この並び順、投票に結構影響するのだそうです。抽選の結果による順番でいくと、候補者は以下の通り。
オリヴィエ・ブザンスノ(Ligue Communiste Revolutionnaire:革命共産主義者連盟、略してLR)、マリー-ジョルジュ・ビュッフェ(Parti Communiste Francais:フランス共産党、略してPCF)、ジェラール・シヴァルディ("candidat des maires", soutenu par le Parti des Travailleurs:「市町村長代表候補」、労働者党による支持)、フランソワ・バイルー(Union pour la Democratie Francaise:フランス民主連合、略してUDF) 、ジョゼ・ボヴェ(altermondialiste:オルターグローバリゼーション主義)、ドミニック・ヴォワネ(Verts:緑の党)、フィリップ・ド・ヴィリエ(Mouvement pour la France:フランスのための運動)、セゴレーヌ・ロワイヤル(Parti Socialiste:社会党、略してPS)、フレデリック・ニウ(Chasse, peche nature et traditions:狩猟・釣り・自然と伝統)、ジャン-マリー・ル・ペン(Front national:国民戦線、略してFN)、アルレット・ラグィエ(Lutte Ouvriere:労働者の戦い、略してLO)、ニコラ・サルコジ(Union pour un Mouvement Populaire:民衆運動連合、略してUMP)。

この12人の候補者のうち、右派が3名、左派が7名。2名(フランソワ・バイルーとフレデリック・ニウ)は、自らはこうした分割のどちらにも属さないとしています。バイルー候補は「中道」を主張しているし、ニウ候補の所属する「狩猟・釣り・自然と伝統」は、右と左に分ける一般の政治傾向のものさしではかれないところにいるグループ。どういう団体かというと、名前の通りなので、保守的右派の人もいればエコロジスト的左派の人もいるらしい。
左派候補7名のうち極左が5名。これは「フランス的特性」と言えるようです。そして、三分の一にあたる4名が女性候補というのも目新しい点。
また、アルレット・ラグィエの6度目の出馬は新記録です。

いよいよ本格的大統領選挙運動、はじまりはじまり。

参照:
Yahoo Franceより

「Douze candidats sont en lice pour la presidentielle 2007」(AFP)
「Un maire breton parraine Arlette Laguiller apres tirage au sort」(AFP)
Le Mondeより
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コメント
いやぁ、本当にどうなるか注目してます。今後のフランスがどのように変化するのかに直結してますしねー。
【2007/03/21 17:15】 | さくら #- | [edit]
ほんと、そうですわ>直結

日本にいるとあまり感じないような気がするのですが、フランスにいると、政権が変わるとこうも変わるか!ってくらい、法律が変わりますからね~。
【2007/03/23 23:46】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]












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