スポンサーサイト

 --------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

「第三の男」が一番に

 2007-02-19
世論はニコラ・サルコジとセゴレーヌ・ロワイヤルの二極化で形成されつつありましたが、ちょっと風向きが変わってきました。
ロワイヤル人気にかげりが出始め、先週の世論調査ではサルコジ氏の支持率が55%でトップに。ロワイヤル女史との差は10ポイントと水を開けています。
セゴレーヌ・ロワイヤルは2月11日に党大会を開き、提案する政策の詳細を発表しましたが、その直後に経済政策案を練り上げるのに協力していたエリック・ベッソンが選挙運動から身を引くと発表し、党内部の亀裂問題が浮上していると囁かれてました。エリック・ベッソンと社会党書記長のフランソワ・オランドの間に激しい口論があったとも言われています。こうしたニュースがロワイヤル人気低下に影響した可能性はあります。なお、ベッソン氏は、不和があったとする噂を否定しており、選挙運動委員を辞任する理由は水曜日(21日)か木曜日(22日)に発表する予定。

さて、支持率低下中のセゴレーヌ・ロワイヤルと自信に満ち満ちてきたニコラ・サルコジの間をすり抜けて出てきたのが、「第三の男」。
二大政党ばかりに報道が集中する中、2002年の大統領選のように「第三の男」が出てくるのでは?とも言われており、それが前回フランスを驚かせたジャン-マリー・ル・ペンか、と危惧する人も多かったのですが、最近、別の「第三の男」が。それは中道右派のフランソワ・バイルー。

bayrou.jpg現実的な堅実さで地道に選挙運動をしているバイルー氏は、「元来社会党を支持しているがセゴレーヌ・ロワイヤルを支持しない」という中道左派の有権者層を獲得しつつあるようです。(アラン・デュアメルがいい例だし、その他にもそういう報道がありました。)
世論調査でも支持率を着々とのばしてきていたフランソワ・バイルーですが、今日発表された世論調査では、二次選の相手がニコラ・サルコジだろうがセゴレーヌ・ロワイヤルだろうが、彼が得票数で上回る、という結果が出ました。対サルコジ候補で52%、対ロワイヤル候補で54%の得票予想。
すげー!とうとうここまできたか!…という感じ(個人的には)。

フランソワ・バイルーは、先日、もし自分が大統領になったら「前史的な」左右分裂を乗り越えて左右を融合した内閣を形成したい、と述べました。更に、ラジオ局RMCとRFMのインタビューで、首相に左派の政治家を起用する考えがあることを暗示。
バイルー氏は、現社会統合相のジャン-ルイ・ボルローについてどう思うか訊かれ、「評価している」と答えていますが、社会党所属で元経済相のドミニク・ストロス-カーンについても同じ答えだったとか。

自らの立候補を取り下げてセゴレーヌ・ロワイヤルの後援にまわったジャン-ピエール・シュヴェヌマンは、バイルー氏のこうした発言について「動揺させるための策略」であるという意見。また、ロワイヤル候補の選挙運動を指揮するジャン-ルイ・ビアンコは、バイルー氏が今まで常に右派と組んできたことを指摘。
たしかにそうです。ガチガチに右派な現内閣にも、UDF所属の教育相がいるし。(っていうか、現内閣編成のとき、UDFは軽視されてバイルー氏が怒ってUMPに反目、っていうのもあるけど。)UMP内閣によって提出された法案の国会決議で、UDFの議員は棄権も多かったけど、たいていは賛成に投票してたのでは。

しかしですねえ、二次選でフランソワ・バイルーが勝つという結果を出したのと同じ世論調査で、一次選の結果予想はというと、ニコラ・サルコジがトップで32%、次がセゴレーヌ・ロワイヤルで25,5%。フランソワ・バイルーは16%で三番目。(ちなみに4番目はジャン-マリー・ル・ペンで11%。)…って、これじゃあフランソワ・バイルーは二次選に出れないんじゃん!二次選で過半数を得るという調査結果も意味がないような…。

参照:
Yahoo Franceより

「Au 2e tour, Bayrou gagnerait face a Sarkozy ou Royal, selon Ifop」(Reuters)
「Bayrou veut sortir "de l'affrontrement prehistorique gauche-droite"」(AFP)
Le Mondeより

スポンサーサイト
コメント
バイルー候補が決選投票で勝つという調査結果は、1次投票で3位になった候補の票がほぼバイルーへ流れることを意味すると仮定すれば、現実の決選投票時、逆に宙に浮いたバイルー票が2位候補へ入るという仮説は成り立つかな?とりあえずサルコジ当選の目がなくなる可能性が高い。すなわちロワイヤル陣営にはこれをうまくとり込めれば勝機あり?どうでしょう、楽観的すぎ?
(多分この説はどっか破綻してるだろうと思われます。)

いや、バイルー候補については、他の有力候補を知らない以上によく知らんので彼が大統領としていいか悪いか判断できないのですが(アンチ・サルコには案外ウケがいいみたい?)。マニフェストみたいなの出したんでしたっけ。ニュースなどで引き続き注目したいと思います。
【2007/02/21 03:32】 | imasaru #6ilpfs42 | [edit]
う~ん、どうでしょうねえ。
とにかく、バイルーは、サルコジほど右には走らない中道右派、セゴレーヌより堅実で現実的な中道左派に支持されるという、まったくの中道であることはたしかですね。
TVに出ているのをちらっと見たとき、国家予算について、国家の借金を返済するつもり、でも税金をあげるつもりはない、どこで調整するかというと国家の経費の節約、と言っていて、私はなんかその一言に非常に感心してしまいました。セゴレーヌやサルコみたいなファンタジー(夢があっていいんだけど、実現可能なのかと不安になる)を言わないところが、私みたいな心配性・貧乏性には説得力を発揮。
【2007/02/21 22:57】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://hibinoawa.blog10.fc2.com/tb.php/504-ad073b14
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。