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情報機関を巻き込む選挙運動?

 2007-01-29
先日ご紹介しました、セゴレンヌ・ロワイヤルがジェラール・ダアンに騙された件については、社会党の選挙運動委員会の方から「UMPが仕組んだことだ」と敵方を非難するコメントが出ています。先日分エントリーに追記で書きましたが、ジェラール・ダアンはUMP党集会の司会などを数回請け負っており、ニコラ・サルコジに近い人物という認識があるようです(但し、本人はUMP党に加入していないと主張)。アンティル諸島訪問中のセゴレンヌ・ロワイヤルは、本土から連絡を受けて「最初から仕組まれていたみたい」と歯軋りしたとかしないとか。
ところで、ジェラール・ダアンの行為は4500ユーロの罰金に値するそうです。というのも、本人の承諾なしにプライベートな会話を公表したので(しかも「秘密にして」と言っているし)、プライバシーの侵害に当ります。但し、セゴレンヌ・ロワイヤルから訴えられれば、の話ですが。実際は、こうしたケースが起訴されることはほとんどないそうです。

さて、マルティニークで「セゴレンヌ、大統領!」と歓迎の声で迎えられたセゴレンヌ・ロワイヤル。内相としての訪問を激しく拒否されたニコラ・サルコジと対照的。ニコラ・サルコジを強烈に批判したエメ・セゼールですが、セゴレンヌ・ロワイヤルを支持すると明言。
実は29年前、国立行政学院の研修としてかの地を訪問し、エメ・セゼールとの面会を申請したセゴレンヌ・ロワイヤルですが、その当時は希望が叶わず、県知事から面会を「禁じられた」とのこと(理由は、本土の政治関係者と海外県の間に不都合があったということだったと思うけれど、読んだ記事が確認できないので自信なし)。マルティニーク住民を前にした演説の中でこの件にふれ、「この申請は総合情報局の私の資料に記載されているはずです」とコメント。

これは、先週水曜日、週刊紙「カナール・アンシェネ」が暴露した記事に関連しています。
24日、「カナール・アンシェネ」は、ニコラ・サルコジが総合情報局を使ってセゴレンヌ・ロワイヤルの近親者を調査している、と報じました。
070125184339.7xs8ew9m0_bruno-rebelle-le-24-janvier-2007---domeratb.jpg身辺調査されたといわれているのは、ロワイヤル候補の選挙運動委員の環境顧問で、環境保護団体グリーンピースの元責任者のブリューノ・ルベル。
このニュースが伝わると、社会党はすぐにサルコジ内相を糾弾。しかしニコラ・サルコジは「全くもって滑稽。イライラせず、落ち着くべきだ」と返答、サルコジ陣営はカナール・アンシェネの報道を否定しています。
実際、情報総合局は、ブリューノ・ルベルの資料が存在していることを認めています。経歴に関わる基本的な情報が記載されており、2007年1月に更新されているとのこと。しかし、更新は自動的に行われ、上からの指示はない、と主張しています。また、ルベル氏に関する資料が作成されていることについて、「総合情報局が環境関係の反体制的活動に携わる人物に注意を向けるのは当たり前のこと、たとえそれが暴力的な活動でなくても」と述べています。
しかし、ルベル氏は納得しておらず、木曜日(25日)、「プライバシーの侵害」で起訴。また、週明けの報道では、カナル・プリュスにて「グリーンピース責任者の任期の間、総合情報局とは関係があったが、どちらかといえば明瞭だった」、「3年の後(…)、私が政治運動に加入した頃になって、過去を漁りにくる、それも明らかにヘマを見つけようとしにくるなど、言語道断なことだと思う」と述べ、総合情報局を非難しています。

更に金曜(26日)には、日刊紙「ル・パリジャン」にて、セゴレンヌ・ロワイヤルの弟、アントワン・ロワイヤルが、総合情報局が調査に来たことを明らかにしました。
アントワン・ロワイヤルによれば「総合情報局の職員から電話を受け、アポイントがとれるかと聞かれました。その人は『あなたに関する資料にずいぶん空白があるので、情報を得るために訪問するよう上から言われたのです』と言っていました」とのこと。その職員との面会は問題なく行われ、彼はそのとき兄弟姉妹のことには一切触れなかったそうです。姉ばかりでなく兄に関しても言及しなかった、というのは、アントワン・ロワイヤルは兄ジェラールが「レインボー・ウォリアー事件」に関与したと発言したことがあり、一時ニュースでも取り上げられていました(そうだ、この真相もどうなったのだろう…)。
また、彼は、職員が「上から指示された」と言っていたことから、ニコラ・サルコジが絡んでいるとにらんでいます。彼によれば、政治家やその近親者の身辺調査をするのが「サルコジのやり方」。「姉を揺するため」に自分の調査が利用されているとみなし、「誹謗中傷の選挙運動だ」としています。

これらの報道を受け、セゴレンヌ・ロワイヤルはマルティニークにて、自分は「一人の候補者のために働く徒党のシステム」を放っておかないと表明し、暗にニコラ・サルコジを批判。

というわけで、先週は、内相という役職から自分の選挙運動のために総合情報局を利用したという非難と、いたずら電話で「ヘマ」を露呈したという非難のやりあいでした。戦争になってきたな~という感じ。

参照:
Yahoo Franceより

「Bruno Rebelle depose plainte sur l'enquete des RG le visant」(AP)
「PS: les RG reconnaissent l'existence d'une fiche sur Bruno Rebelle」(AFP)
「Bruno Rebelle maintient ses accusations contre les RG」(Reuters)
Le Mondeより


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