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ニコラ・ユロ立候補断念、ジョゼ・ボヴェの立候補は未だ不明

 2007-01-23
bove.jpg一度立候補を取り下げたジョゼ・ボヴェですが、反自由経済主義グループの統一候補が立てられなかったことから、再び彼を推す動きがあります。
1月6日、「ジョゼ・ボヴェは左派の解決的候補者になれるし、なるべきだ!」という署名運動が始まりました。

反自由経済主義グループ統一候補を望んでいた哲学者のミッシェル・オンフレイは、翌日7日に早速署名。彼は、統一候補選出選挙が失敗に終わった後、ル・モンドのインタビューで「白紙投票するかセゴレンヌ・ロワイヤルに投票するしかない」と述べていました。200px-MichelOnfray2005.jpgこのインタビュー、私はタイトルしか見ていなかったので、どういう内容だったのか詳しくわかりませんが、フランス語版ウィキペディアの「Michel Onfray」の項目によると、左派の左が統一候補をたてられなかったのは壊滅的状況、共産党とLCRのエゴと参謀本部の問題があると見ており、統一候補の欠如は有益票を目してセゴレンヌ・ロワイヤルへの投票数増加を招くことになるだろうと述べていたようです。また、マリー-ジョルジュ・ビュッフェとオリヴィエ・ブザンスノ、アルレット・ラグィエへの投票はしないと明言。これら候補者のイデオロギーは常軌を逸した隠れマルクス主義であるから、とのこと。

また、色々と世間を騒がせることの多いコメディアン、デュードネが、ジョゼ・ボヴェ支持を表明、この署名運動に加わろうとして拒否されました。デュードネは昨年11月に極右FNの集会に顔を出したことが報じられています。本人は、特にFNへの政治的連帯感は持っておらず、ただ他の党集会を見学するのと同じように行ってみただけ、と釈明していますが。

この署名運動は、9日間で15000名集まり、1月15日にはジョゼ・ボヴェ本人が再度やる気をみせ、オリヴィエ・ブザンスノとマリー-ジョルジュ・ビュッフェ両者と話し合いたいと述べました。20日には25000の署名が集まったことに「最初に驚いているのは私」というジョゼ・ボヴェは、ラジオ局フランス・アンフォで「共同的飛躍を創造するための推進力」の準備が整いつつあると述べています。また、彼はこの週末(20日、21日)に行われた反自由経済主義集会に参加し、立候補を望む多くの人に迎えられたとのこと。ただし、もうしばらく状況を見て、最終的な決断は2月1日に発表するそうです。

とはいえ、他の極左候補者が立候補を取り下げるとは思えません。それではジョゼ・ボヴェが「追加候補者」になってしまうような気がするのですが…。どうなることやら。

候補者の立ち位置を「右」と「左」を両極にした一つの平面定規で見るなら、ジョゼ・ボヴェとあまり遠くなさそうな環境保護派のニコラ・ユロ。彼は民放TV局TF1で自然を紹介する番組に出演しており、知名度も人気も高く、立候補を期待する声も多くありました。ニコラ・ユロは自ら作成した環境保護協定書を提出し、真剣にそれに取り組んでくれそうかどうか候補者たちの反応を見て、満足いかなければ立候補する、と述べていました。セゴレンヌ・ロワイヤル、ニコラ・サルコジ、フランソワ・ベイルーらがその協定書に署名。極左と極右は同意していません。
ジョゼ・ボヴェにとってはライバルと言えそうなニコラ・ユロですが、前者は「地球汚染の最大の責任者である多国籍企業の論理を問題にすることに身を投じなかった」環境保護派のテレビ・レポーターが「そこまでやれるかどうか」疑問だと述べています。ジョゼ・ボヴェにとって「彼〔ニコラ・ユロ〕の行動方針といえば、人々に、水を流すのをちょっと減らして、車に植物性燃料を入れて、などと言うこと」とのこと。ラディカルさで一線を画しているのは確かですな。

070122123758.3vo5ukam0_nicolat-hulot-lors-de-sa-conference-de-presse-le-2b.jpgそのニコラ・ユロが、昨日(22日)、立候補を断念したと発表。彼は前々からこの日に立候補について発表をすると予告していたものの、ほんの48時間前まで何も決断していなかったそうです。そして断念した三つの理由を挙げています。一つ目は、協定書に署名してくれた他の候補者達を信頼するということ。二つ目は、環境保護活動をしている人々に対する配慮。環境保護のために働きかけている人たちを選挙に巻き込んでしまうことと、得票数が少なければ彼らの活動が単なる数字に還元されてしまうことを考えたそうです。三つ目は、自らが立候補せず、すべての候補者から距離を置くことで、協定書が力を発揮するということ。そのため、どの候補者も支持しないと宣言。
環境保護派といえば緑の党。ニコラ・ユロの後援を得られないことになったわけですが、それでも彼の決断を評価。

左側にあまり沢山立候補者が出ると、2002年の二の舞になってしまいそうで怖いです。決選投票がサルコジ対ル・ペンってことになりかねないですからね…。そうなると、ミッシェル・オンフレイの言うように、一次選からロワイヤルに投票することを考える人が多そうな気がします。

参照:
Yahoo Franceより

「Presidentielle: "j'annoncerai ma candidature le 1er fevrier", declare Jose Bove」(AP)
「Jose Bove en route "tranquillement" vers la presidentielle」(AFP)
「Hulot n'est pas candidat à la presidentielle et ne soutient personne」(AFP)
Nouvel Observateurより
「Jose Bove "ne veut pas" du soutien de Dieudonne」


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