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MAMの立候補とUMP内の動向

 2007-01-13
昨日、国営TVフランス2のインタビューに、党外からの立候補の可能性を仄めかしていたミッシェル・アリオ-マリーが出演。立候補はせず、ニコラ・サルコジを後援すると発表しました。

2082630296.jpgもし彼女が立候補したら、票が割れてUMPが大統領の座から遠のくかもしれないとして、UMP議員たちは心配していたところ。
実際、極右FNの党首ジャン-マリー・ル・ペンは、UMPから二人の候補者が出て票割れし、2002年と同じく自分が二次選に進出するだろうという予想を立てていました。ただ前回の大統領選と違うところは、セゴレンヌ・ロワイヤルと対決した自分が二次選で勝って、晴れて大統領になるということ。さて、その予想は当たるのやら…。

明日の日曜(14日)、UMPの総会があり、そこで党代表候補者が公式に明確化される予定。この総会を前に、MAMが立候補せずサルコジを後援すると発表したことはUMP内サルコジ派にとって「朗報」と伝えられました。

こうなると忠実シラク派の立場が段々苦しくなってきたような…。
先の日曜(7日)、ケーブルTVカナル・プリュスのインタビューに出演したドミニク・ド・ヴィルパン首相は、14日の党集会前昼食ミーティングには出席するが、サルコジ氏を代表候補と認める投票には参加しないと宣言。理由は、現大統領の意向がはっきりしていないので、首相として投票に参加することができない、とのこと。「シラク大統領に再出馬してもらいたいと思っていますか?」との質問に、「彼の周囲と彼自身にとって良いと思われる選択をすることを願う」と答え、「では、やはり再出馬して欲しいということですか?」と追及され、「私が思っていることはすでに今言った通りです」とにこにこしながらかわしていました。ちなみに、世論調査では、国民の8割以上がジャック・シラクの再出馬を「望まない」と答えています。

さて、今週初め、UMP議員の会議中にサルコジ派とド・ヴィルパン派の緊張関係が露わに。というのも、ドミニック・ド・ヴィルパンが、党以外の広い支持を得ることを先ず考えるべきと述べ、これは、以前から党団結と党員の支持を固めることが優先課題と述べているサルコジ氏に対する反論となったため。両派がやりあい、味方側には拍手を送り、相手側に対してはざわめきやブーイングが起こり…という具合だったらしい。実際の内訳は、サルコジ派の方がやや人数が多かったようです。

シラク派だったけれど、サルコジ派になびいている人が少しずつ増えているような気がします。少し前ならフランソワ・フィヨンもそうだし、最近では、政治界に復帰したシラク大統領の元右腕、アラン・ジュペが、自身のブログ上でサルコジを支持すると公表しました。陣営をうつる人は、これからまだ政治活動を続けていきたいから先を見込んで、ということがあるのかもしれません。
ドミニク・ド・ヴィルパンの場合、前述のTVインタビューで「首相任期を終えたら何をしますか?」と尋ねられ、「皆さんと同じように、好きなことに打ち込んで、普通の暮らし」と答えていたし、もう政治家の仕事を続ける気がなさそう。

070113151732.uhtvpmz10_nicolas-dupont-aignan--president-de-debout-la-repub.jpgそうそう、実はもう一人、党外で出馬するという人がいます。ニコラ・デュポン-エニャンという若い人。欧州統合や経済問題について、ニコラ・サルコジと全く異なる意見をもっているという彼は、UMP所属の「ド・ゴール主義と共和主義結社」である「Debout la Republique(立ち上がれ共和国…とでもいうのでしょうか)」のリーダー。14日のUMP総会で、自分がなぜ立候補するのか説明させて欲しいとサルコジ党首に願い出たものの拒否されたそうです。今日、とうとうUMPからの離脱を宣言。
彼は、ヨーロッパ憲法国民投票では「non」を支持しており、「後々、国民の背後で、憲法の再投票を国会で行わせようとしている」サルコジ氏を非難しています。また、彼によれば、サルコジ氏の外交といえば「ジョルジュ・W・ブッシュの前にひれ伏しに」アメリカ合衆国へ行ったようなものだし、サルコジ氏の経済計画は「狂乱の自由主義」…と、なかなか辛辣。デュポン-エニャン氏は現在、375の市町村長から公式立候補に必要な署名の約束を取り付けています。この署名の数は500に達しなければなりませんが、「多くの市町村長が、誰か自由な人求めている」として、そのハードルを越える自信はあるようです。
実際、伝統的正統派ド・ゴール主義を自負するMAMが選挙戦から降りた今、UMP代表外の右派候補者へ流れる人もいるかもしれないなーと、なんとなく納得。ド・ゴール主義がどんなものなのかよく知りませんけど。

参照:
(今回、読んだ記事は流してしまったし、TVで見聞きした記憶だったりするので、これだけ貼っておきます↓)
Yahoo Franceより

「Dupont-Aignan, candidat a la presidentielle, claque la porte de l'UMP」(AFP)
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