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路上生活者の冬

 2006-12-21
今日は冬至。冬の日ですね。一年で一番日の出ている時間が短く、夜が長い日。これから少しずつ日がのびてくると思うとちょっと嬉しい。今は、午後5時くらいから暗くなり、空が明るくなってくるのは朝8時半くらい。
さすがにフランスも、ここ数日でぐっと寒さが増してきました。今夜は、全国43県でレベル2の厳寒警戒警報が出ています。朝晩は気温零度を下回っているようです。

厳寒期になると問題になるのが路上生活者の凍死。夜中、駅からうちまでの帰り道を歩いているだけでも寒さが身にしみるのに、たしかに外で寝たら凍ってしまいそう。冬になると、ソーシャル・ワーカーが街を見回り、路上生活者たちを援助しています。

昨年12月、「世界の医師団(Medecins du Monde)」が行き場のない路上生活者たちにキャンプ用テントの配布を開始しました。このテントで、とりあえずの寒さはしのげるようです。しかし、路上生活者たちは一年を通してこのテントで暮らすようになり、解決策として疑問の声があがっています。「景観を損なう」という意見もあったらしい。警察によって撤去されたテントもあったようで、世界の医師団は「徴収されたテントはどうなったのか」と憤りを表しながらも、この冬、テント配布を続けています。

h_9_ill_846684_tentes.jpgさて、先週末、土曜(16日)から日曜(17日)にかけて、パリ10区のサン・マルタン運河沿いにテントの行列が出現。これは、「ドン・キホーテの子供たち(Les Enfants de Don Quichotte)」という団体が主催した一種のデモ活動。姿が見えにくい路上生活者という存在を、テントによって街の人々の視野に入れ、市民にこの問題をもっと意識してもらおう、という目的。テントには、ホームレス(Sans domicile fixe)を意味する「SDF」という文字を大きくプリントした横断幕がつけられています。この団体のリーダー、オーギュスタンと、彼の友達パスカルは、12月の初めに国民議会前でテントを張る大掛かりなデモを企画しましたが、機動隊に退去させられてしまったとのこと。けれど、それから多くの人の共感を呼び、インターネットなどを通じて、今回の運河沿いのデモ活動が実現。呼びかけに応じて集まった「ちゃんとしたところに住んでいる人たち」が、SDFとの連帯を示すため、テントで夜を過ごしました。その数は、実際の路上生活者を含め約150人といわれています。この活動は現在も続行中のようです。

参照:
Yahoo Franceより

「Un camp de tentes pour sensibiliser au sort des SDF」(AP)
Le Mondeより
↓インタビューを含めた短いルポルタージュ(動画)です。
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