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大統領選立候補宣言、立候補取下げ宣言

 2006-12-04
PSに遅れをとり、世論調査でもセゴレンヌ・ロワイヤルにポイントを食われつつあるニコラ・サルコジ。先週半ば、予定していたより早く、もったいぶっていた立候補宣言をしました。ただし、UMPの中の候補者選びの候補になった段階。1月14日に党としての候補者を決定することになっています。ちなみに、日曜夜に国営放送France3で発表された世論調査の結果では、国民の46%がUMPの候補としてニコラ・サルコジを、33%がミッシェル・アリオ-マリーを望んでいるとのこと。首相のドミニク・ド・ヴィルパンはわずか3%。ただし、UMP支持者の中では、調査で二人を指名可能とした場合、ニコラ・サルコジが82%、ミッシェル・アリオ-マリーが34%、ドミニク・ド・ヴィルパンが23%を得ています。

061204125211.2px5rxk80_christine-boutin-le-02-decembre-2006---parisb.jpgまた、2002年の大統領選に立候補した、UMP所属で社会共和主義フォーラム(FRS)のリーダー、クリスティーヌ・ブータンは、今回は立候補はせず、ニコラ・サルコジを後援すると発表。サルコジ氏の補佐に任命されたようです。ちなみに彼女は極右まで行かないけれど右の右といってもよい人。

中道右派、UDFの党首、フランソワ・ベイルーも12月2日の土曜日、生まれ故郷のベアルヌ地方にて、やっと立候補を宣言。

統一候補を探している左の左は、結局各党から候補者が出るような気配。PCFは書記長マリー-ジョルジュ・ビュッフェを強く推しており、先々週、ジョゼ・ボヴェは立候補を諦めたと発表。PCF書記長の立候補取り下げを要求しつつ、極左LCRのオリヴィエ・ブザンスノを支持するようです。ビュッフェ女史は、何故自分が立候補を放棄しなければならないのか?一種の脅しではないのか?と非難。他方、ブザンスノ氏は、左派反自由経済主義の統一候補をたてる動きを拒み、自らの立候補の固い意志を表明。
統一候補議論から退いているVertsは、党内選挙でドミニック・ヴォワネが候補者に決まっていますが、061201084018.mf91t1dq0_l-animateur-ecologiste-nicolas-hulot--le-26-novembb.jpg自然をレポートするTV番組で人気を博している環境保護派ニコラ・ユロを強く推す声もあり、曖昧な雰囲気になっていました。世論調査では、ヴォワネ女史よりもユロ氏の方がずっと支持率が高いようです。ユロ氏は、なるべくなら政治参加したくないと述べており、立候補に対してはやや消極的態度。が、先週末の党集会でヴォワネ女史が立候補維持を宣言しました。ニコラ・ユロが立候補するとしたら政党に関係なく出馬することになりそう。来年の始めに決断するとのこと。

参照:
Yahoo Franceより

「Sarkozy annonce sa candidature a la presidentielle et propose une "rupture tranquille"」(AFP)
「UMP: 46% des Français pour une candidature Sarkozy, 33% pour MAM」(AFP)
「UMP: Christine Boutin nommee conseiller politique de Nicolas Sarkozy」(AFP)
「Francois Bayrou se declare candidat dans son Bearn natal」(Reuters)
「Jose Bove renonce a l'investiture pour la gauche antiliberale」 (Reuters)
「Marie-George Buffet ne compte pas renoncer a sa candidature」(Reuters)
「Olivier Besancenot candidat a part entiere」(Reuters)
「Dominique Voynet réaffirme sa volonté d'aller au bout en 2007」(Reuters)
「Nicolas Hulot prefere rester en dehors des partis」(AFP)


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コメント
フランス国民は英米化を望んであるんでしょうかね。
【2006/12/05 13:14】 | 男・岩鬼 #- | [edit]
英米化というのがどういう意味かわかりませんが、やはりアングロサクソンとは一線を画したアイデンティティがフランスにはある、というのが国民意識の根底にあると思います。自国社会の問題の解決に向けて検討される中で、他の国の社会または経済システムと比較して、場合によって他国のものが支持される、ということはあると思いますが、必ずしも比較対象は英米に限らないと思います。
【2006/12/05 23:23】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
英米化というのはネオリベ路線という意味です。
サルコジは米共和党寄りでロワイヤルは英ブレア氏の路線を支持しているようですし、世論で彼らが高い支持を受けている。どちらにせよアングロサクソンの規制緩和、民営化路線であるわけで仏国民もそれに期待してるのではないかと思いました。そういった今までにない手法に「新しさ」を感じているんではないでしょうか。

ただ、今回の大統領選の動きを見る限り、「政策」よりもメディアでの扱われ方、パフォーマンスでの人気投票のような感覚に陥っていますね。
ポピュリズムの台頭を物語っています。「単純、わかりやすさ」を
売りにしている。
フランスも日本のようになっているなというのがわかります。子供に対して随分寛容になったというのも日本に近づいてきた証ではないでしょうか。教育に関してはフランスは日本よりかなり厳しいですが(言語的な特徴からも)、それでもやはり様相が変わってきている。子供と大人の境界が徐々になくなってきている気がします。
規制改革をする中で「子供」は格好の消費ターゲット。
これも仏流の巧みな外交手腕が消えていく予兆であるような気がします。
【2006/12/06 10:37】 | 男・岩鬼 #- | [edit]
ブッシュ寄りのサルコジと、ブレア支持のロワイヤルが世論で人気があるといっても、それで「英米化を望んでいる」という分析は少々急ぎすぎのような気がします。彼らの人気は、仰るように、どちらかというとそういう具体的政策よりも、メディアでのイメージ戦略に因るところが大きいのではないかと思います。
【2006/12/07 21:48】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
そうですね。規制改革がどうこうというよりやはりメディアですよね。ぜひ、いろんな候補者をメディアで取り上げてほしいです。
ただ、労働者に手厚すぎる保障を見直してほしいという意見をもった市民も少なからずいると思いますね。
2001、9月11日以来世界的な保守化が見られますが、多様な意見が出てくる開かれた社会であってほしいものです。
【2006/12/08 14:59】 | 男・岩鬼 #- | [edit]
仰る通り、経済のリベラル化を望む人たちは少なくないです。たしかにフランスは日本に比べれば社会主義的な色が濃い国ですが・・・。税金徴収や社会保障への支払いなどについて不満を感じているのは、収入が平均的な層や、零細企業を自ら率いている人たちに多いと思います。
メディアの影響も大きいですが、国民の間にはそれなりのポリシーを持っている人も多いので、フランス人と話すと時々そこが面白いと感じます。
【2006/12/09 00:00】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]












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