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昨年の暴動と今年のバス放火 その2

 2006-10-29
マスメディアは「暴動一周年」祭り開催中。まったく何を期待してるんだろう?と不可解です。「警察によると状況は相対的に落ち着いている」とよく書かれているのですが、何に対して「相対的」なんだよ?と。たしかに、ラマダンの終わりだとかトゥサン(万聖節)のヴァカンスだとか二人の若者の命日だとか、昨年と重なる要素や関連する要素はこの時期にあるにはありますが…。

と言いつつも、メディアから情報収集するしかないわけですが。そんな中、「メディアが煽りに加担している」という批判を受けたせいでもないんでしょうが、ル・モンドにはいくつか固有の視点の記事もあります。
例えば、郊外に住むある若者が「今夜、警察と衝突する理由はない」と言っている記事。
19歳の彼は、昨年の暴動に加わったが、二人の若者の死から一年経った日だからといって、その夜に警察と衝突する理由はない、と感じています。

また、先日、やはりバスが放火されたパリ郊外ナンテール市の市民は、驚きと不可解さを示しているそうです。
たしかにナンテールは経済的に貧しく困難を抱えている家族が多い地区ですが、昨年の暴動現象の中、若者たちは大人しかったところ。バスの放火は、他からやってきたグループによるものではないか、または政治的煽動を狙った犯行なのではないか…など住民は考えているようです。また、この取材中、バス放火事件を擁護する言葉などひとつも聞かれず、地元の若者たちからも非難の声があがっていたとのこと。

現在相次いでいるバス放火事件の犯人たちの動機や目的、彼らのプロフィールなどがまだわからない状態ですが、これらの記事を読んでも、昨年の社会現象的暴動とは本質が異なると感じている人は少なくないと思われます。

で、日本の報道では「郊外の暴動が再燃?」みたいなことが書かれているそうなので、私はこの点にちょっとこだわっています。

しかし、残念なことに、金曜から土曜にかけての夜、フランス全土で合計277台の車が放火されたそうです。(ちなみに、通常の週末には約100台近くが放火されているとのこと。2005年の暴動時期には一晩1400台が被害にあったというので、それよりはずっと少ない。)
深刻なことには、昨夜マルセイユで、若者のグループが乗客のいる運行中のバスにガソリンをまいて放火し逃走、26歳の女性が火傷を負い重体。
政府は事態を重くみて、公共機関における治安についての緊急会議を月曜に開く予定です。
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