スポンサーサイト

 --------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

サルコジとシラク派、右派も分裂?

 2006-10-08
ずいぶん前の話になりますが、93県(去年、郊外の暴動やらで一躍脚光を浴びたサン・ドニ県)の治安報告書が公表され、サルコジ内相がとる政策に対する批判的な内容が一般の目にふれることとなりました。それに前後して、サルコジ内相は、治安が不安定なこの地区について「検挙率が上がっているのに、再犯率が高い」「司法がちゃんと処罰をしていない(=仕事をしていない)からだ」として、司法の「任務放棄」を批判。これに対して司法関係者から反発の声が上がりました。
サルコジ内相は、以前にも司法に口出しし、問題になったことがありました。そして、前回と同様、今回もクレマン法務相が苦言を呈しましたが、今回は司法官がシラク大統領に直接訴えたこともあり、大統領と首相から「司法役人は困難な仕事を誠実にやっている」「それを尊重すべきである」と、サルコジ内相の言動に釘をさす言葉が。

20060920.OBS8091.jpgまた、先月、アメリカ合衆国を訪れたサルコジ内相は、ブッシュ大統領と会見。二人が握手を交わしている写真が広く報道されました。
しかし、何故背の差が20cmあるはず(サルコジ氏の方が小さい)なのに、同じ高さで握手しているのか…というのはおいておくとして、何故「内相」なのに、外国の大統領と個別会見をする必要が?フランスでは、外交は主に大統領の役目で、補佐するのは外相。内相は、あくまで国内の政策担当なのでは??これはスタンド・プレー的政治活動と言えます。特に、フランスは中東諸国介入などでアメリカとは一線を画した経緯もあるし、「よきパートナーシップ」を目指すとはいえ、それぞれの自立性を尊重し、ある程度の距離を保っているという関係。
サルコジ内相の属する右派からもこの独断的行為を良く思わない声が聞こえてきました。
その反撃か?サルコジ内相は、大統領に外交の権限が集中しすぎている、これをもっと内閣に譲るべきだ、という意見を述べています。

そんなこんなで相変わらず亀裂が見え隠れしているUMP。現大統領に忠実なシラク派はサルコジの後ろにくっつかないことにしたようです。
061007100616.rkv59csm0_michele-alliot-marie-le-7-octobre-2006---deauvilleb.jpgだいぶ前からUMPの大統領選候補者はサルコジ党首に決定しているかのような雰囲気ですが、なんと防衛大臣であるミッシェル・アリオ-マリーが立候補するという噂が。彼女はシラク派。
2007年初頭に、立候補をはっきり宣言するとかしないとか。
彼女はUMP党員ですが、党からは独立して立候補するのでは、と日刊紙「Le Parisien」は報道しています。

傍ら、シラク大統領の元右腕、アラン・ジュペがボルドー市長に返り咲き。
3595791594.jpgジュペ氏は、ジャック・シラクがパリ市長だった時代に助役を務めており、当時の汚職事件で免職させられていました。裁判当時、UMP党首でありボルドー市長でしたが、裁判による有罪判決の結果、両方の任務から身を引くことに。その後、上昇傾向だったニコラ・サルコジがUMP党首に選出され、波にのってきた影で、ジュペ氏はカナダに渡り、大学で政治学についての教鞭をとっていました。しかし、ボルドーの交通整備に貢献するなど、元市長の手腕を評価する市民の声は多く、惜しまれながら辞職したジュペ氏の帰還は強く望まれていたようです。アラン・ジュペの後継者であったユーグ・マルタンは、ジュペ氏の政治活動禁止期間がとかれるとすぐに辞職し、ボルドー市は前倒し選挙を実施。今日、過半数票(56.24%)を得て、アラン・ジュペが市長に復帰することとなりました。
これがシラク派の追い風となるか?

はたまた、ド・ヴィルパン首相は、内相でありUMP党首であるサルコジ氏を評価する発言をしながらも、UMPからのサルコジ氏以外の候補者が出る可能性を否定しない態度をとったとのこと。

右派も、どうなるのか、まだまだわかりませんなあ~。

スポンサーサイト
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://hibinoawa.blog10.fc2.com/tb.php/422-751891be
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。