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ジョスパン氏、大統領選不出馬

 2006-09-28
昨日の真夜中(というか今日の早朝?)、目が覚めてトイレに行ったら、まだ起きていた同居人が「ジョスパンが大統領選に出ないんだって」と言いに来た。も~、一度目が覚めてまた眠れるか?というデリケートなときに、そんなビックリするような速報を持ってくんなよ~と不機嫌になり、返事もそこそこにベッドに再びもぐりこみました。
そして今朝、インターネットに接続して早速、ポータルサイトのニュースのトップにその話。RTL(ラジオ局)に7時50分から出演するという。時計を見ると、8時。まだ間に合うかな?と、RTLのHPを探して接続。インタビューの最後の方だけ聞くことができました。本人の口からはっきり「大統領選には出ません」という言葉。

ジョスパンにちょっと期待していた私としてはショックな話。なぜなら、社会党内はあまりにも候補が多すぎて分裂気味だけど、候補者候補ほぼ全員がジョスパン内閣で大臣を務めた人たちだから、ジョスパンを中心にうまくまとまるんじゃないか…なんて考えていた。とくにドミニック・ストロス-カーンはジョスパンと仲が良かったし。ローラン・ファビウスとは宿敵だったらしいけど。

6月に再びメディアに出てきて以来、ついこの間まで、大統領選(の候補を決める党内選挙)に出馬する気が全くないわけではないことを表明してきたリヨネル・ジョスパン。
社会党の内部に姿を再び現わした理由を、「党をまとまめることができるなら」と述べ、大統領選出馬も「周囲が望むなら」と意欲を多少見せていました。

今回、大統領選の「候補者候補」を辞退したのは、「あまりにも候補者が多すぎる」「党内を分裂させたくない」という理由。
私は個人的に、ストロス-カーンが候補を取り下げず、ジョスパンを厳しく批判したことが、大きな原因の一つなんじゃなかな~…などと感じました。
結局、自分の復帰意欲を語ったところで、党内の大部分の支持を集めるに到らなかった、と。

社会党内部では、ジョスパン氏の辞退を評価する声が大多数。ジョスパン派は、彼の決断を尊重。ロワイヤル派、ストロス-カーン派、ファビウス派としては、ライバルが一人減ってほっとしたことでしょう。ジャック・ラングだけは残念がっていましたが…。

さて、出馬しないとなると、ジョスパン氏自身は誰を応援するのか?
ちょっと前からセゴレンヌ・ロワイヤルに対して批判的な発言をしていたジョスパン氏。今日も、RTLで「彼女の支持はしない」と明言。
そうなると、ストロス-カーンか?

社会党内の候補者選びの選挙に立候補する意志を明確にしているのは、ドミニック・ストロス-カーン、ローラン・ファビウス、ジャック・ラング。セゴレンヌ・ロワイヤルは、まだ自らはっきりと表明していないということですが、もう「出るに決まってるでしょう」という雰囲気。ラング氏は、今のところ(候補者として)一番人気が低い。「競争」からちょっとはずれている感じです。
党のトップであるフランソワ・オランド書記長が立候補していないのが、ビミョーにヘン。数日前、アンリ・エマニュエッリが、「党によって書記長に選ばれた人が立候補するべき」と述べていましたが、オランド氏の態度は相変わらずはっきりしない。

しかし、取りあえずは、ジョスパン氏が身を引いたことで、それぞれの候補者の方向性が明確になったと言える、と考えられるようです。すなわち、一般意見を取り入れることによって民主主義の一つの形を実現しようと試みているセゴレンヌ・ロワイヤル、社会民主主義的なドミニック・ストロス-カーン、更に「主意主義的(volontariste)な」(と誰が言ったか知らないが)ローラン・ファビウス。または、ストロス-カーン派のジャン-クリストフ・カンバデリによれば、それは「ポピュリスト社会主義派(sociale-populiste)=セゴレンヌ・ロワイヤル」「社会民主義派(sociale-democrate)=ドミニック・ストロス-カーン」「社会主義左派(gauche socialiste)=ローラン・ファビウス」。

ところで、相変わらず世論調査ではセゴレンヌ・ロワイヤルが好調らしいですが、ホント、統計ってあてにならないと思っています(何度も言いますが)。大体、二次選でサルコジVSロワイヤルだったら、っていう想定でアンケートとったりしてますが、一次選で通過しなかったら意味ないじゃん。
現実に今の調査がそのまま反映された結果が出ればいいけど…。メディアの露出頻度で人気がでちゃったり、毎度の調査結果に左右されて「ロワイヤルがいいみたい」と言っている人たちって、本当は浮動票の人たちなのでは。その人たちが、実際の選挙で誰に投票するのか…これがまったくサスペンス。のような気がします。
(ちなみに、私はセゴレンヌ・ロワイヤルにどちらかというと好感を持っている…かな。でも、彼女が候補者になることに対しては懐疑的。彼女が大統領選に出馬したら、寧ろ極左に流れる票があるような気がして、票割れで左派の誰も一次選を通過できず、二次選がサルコジVSル・ペンという2002年最悪のシナリオが再び………という不安。)

参照:
RTLより

「Lionel Jospin renonce a la presidentielle」
Yahoo Franceより
「Jospin renonce pour 2007 et refuse de soutenir Segolene Royal」(Reuters)
Le Mondeより


Le choix de Jospin
LE MONDE | 28.09.06

© Le Monde.fr
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