スポンサーサイト

 --------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

2007年、植物を原料とした自動車燃料がフランスで利用可能に

 2006-09-26
以前にもル・モンド記事を紹介しましたが、フランスでも将来的に植物性自動車燃料を利用する計画があります。
今日のニュースによると、経済相ティエリー・ブルトンが2007年に植物を原料に使った自動車燃料、バイオエタノールを扱う「pompe verte(緑の給油ポンプ)」を500台設置すると発表したそうです。

この燃料は、ビートや穀物の糖分または澱粉を発酵させて得られるエタノールを85%含み、残り15%はガソリンという混合燃料になる見込みで、従来のガソリンスタンドで給油可能の予定。

また、バイオエタノールは「flexfuel」と呼ばれる車で使用可能。この車はガソリンまたはバイオエタノールのどちらも使えるエンジンを搭載しています。ちょうど今週末から開催されるパリのモーターショーに、このタイプの車が出展されます。そして、今後、バイオエタノール使用可能な車の車体証(carte grise)に払う料金が値下げになるかもしれません。

しかし、日本ではもうお目にかかれないような古い車もフツーに走っているフランス。走る限り乗るという主義の人が多いような気がするし、新車は高いのでは…?と少々疑問ですが、Ifopという調査機関によると、フランス人の89%が「植物性燃料で走る車を買うつもりがある」と答え、更に、68%は従来のガソリンより高くても汚染の少ない燃料を選ぶ意志があるそうです。(ケチな人が多いと言われるフランスで、二つ目の答えはちょっと意外。現実になったら本当にそうするのかなあ…。)

ちなみに、バイオエタノールE85の気になるお値段ですが、ティエリー・ブルトンによると「ガソリンと軽油の中間」になる予定。経済相は国営放送フランス2において「1リットル当り80サンチームになるだろう」と述べたとのこと。

しかし、フランス国内で需要に追いつくだけの農産物を生産できるかは不確かなところだそう。

これに関連した記事をル・モンドで発見。アメリカのマサチューセッツでは、とうもろこしの遺伝子組み替え品種で対応する方向で研究を進めているらしいです。
指揮をとっているのは弱冠33歳のミヒャエル・ラブというアメリカ人科学者。マサチューセッツ工科大学から「2006年の若い改革者」と認定された研究者の一人なのだとか。

現在は、エタノール精製にとうもろこしの実だけが利用されていますが、開発された品種では葉や茎も使えるようになり、1ヘクタールあたりの収穫量が50%アップする見込み。この新しいとうもろこしは、70~90℃の温度で活発になる酵素を含み、その働きにより、収穫後の葉や茎が高温におかれると糖分を作り出すというもの。

今のところ温室で実験中ですが、1年半先には畑での実験に移ることを考えているとのこと。実験に成功すれば連邦機関が検査することになりますが、約3年かかるそうです。その間、隣りの作物に影響を及ぼさないかどうかなどの確認が行われます。すなわち、商品化は少なくともこれから5年先になりそうです。

参照:
Yahoo Franceより

「Cinq cents "pompes vertes" en 2007 dans les stations-service」(Reuters)
「Cinq cents " pompes vertes " beneficieront d'une fiscalite allegee」(La Tribune)
Le Mondeより
スポンサーサイト
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://hibinoawa.blog10.fc2.com/tb.php/414-3bd451a7
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。