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Lundi de Pentecote

 2005-05-17
それで、昨日のバスのストの理由ですね。
「渦中のLundi de Pentecoteだったから」とでも言いましょうか。

数日前には、パリの地下鉄のストも危ぶまれていたのですが、こちらはなんともなく通常通りでした。
まあいつも私は細かいことまで注意してないので、大まかなところで。
(荒筋が合ってればいいかなという大雑把な性格。)

今回のストの遠因は、2003年夏の酷暑(canicule)です。
酷暑のせいで多数の死亡者が続出しました。ほとんどが一人暮らしのお年寄りでした。
普通なら30℃を越すのも一年のうち数日しかないという国で、クーラーをもっているうちは殆どないし、病院や老人養護センターでも冷房設備があまり整っていないのです。

実は昔からバカンス時のお年寄りの孤独というのは問題になっていたと思います。5月くらいから地下鉄駅構内で、夏の間お年寄りのお相手をするボランティア募集のポスターをみかけます。しかし、これが表面化したのが酷暑による被害が出たとき。あまりの事態にフランス中がショックを受けたと思われます。

しかし、これに対してそれなりの措置をとるにはお金がかかる。そんなお金はどこにあるのか??フランスの財政、特に疾病保険の財政は大赤字で内閣はずっと頭を痛めている問題。
そこで、ドイツを見習い、労働者から祝日を一日返上してもらいましょう、ということに。つまり、多少のズレを恐れずに要約しますと、「私の労働一日分をハンデのある方々へプレゼント」なわけです。そして白羽の矢が立ったのはLundi de Pentecoteなのです。

ところが、この法案に対して、労働者側は反発。なんで私達がタダ働きしなきゃいけないわけぇ~~~!?他になんとかできるでしょ~?って。
そういうわけで、労働組合は公的に祝日でなくなったLundi de Pentecoteにストを呼びかけたのです。

実際、閉めていたお店や会社も結構ありました。知人のところでは、会社は閉まるが、RTTという時間短縮休暇(これまた説明を要しそうなシロモノですが、実は私はよくわかってません。労働が週35時間を越えたときに調整のためにとる休暇?)が一日引かれる、と言っていました。
しかし、お店や会社を開けると、利益が計上されるわけで、労働者側は働かなくていい日に働かなくちゃならなくなったのに、会社は儲かってる。これはフランス人がそう文句を言っていて気付いたのですが、その通りだと思いました。あまりよろしくないのでは。
私は休日を一日引かれる方がいいなあ。

ストはあまり大きくならなかったけど、労働者側からの反発は実際にあったわけだし、来年はどうなるのでしょうかね。
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