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「レバノン政治界におけるヒズボラ」その2

 2006-08-20
2ページ目です。



ファンタジオ:ヒズボラは、昔も今も、武装解除する構えがあるようには見えません。武装解除することでヒズボラは何を得ることができるのでしょうか?また何によってそうさせることができるでしょうか?
ムゥナ・ナイム:
ヒズボラにとって早急に武装解除することは、確かに難しい。それは次のような理由によります。「我々は武器を手放さない、何故ならまだ占領されているレバノンの土地があるから、そしてイスラエルに捕虜がいるから」とヒズボラは言う。問題は他にあります。問題とは、もしレバノンの土地――シャバア農場のことですが――からイスラエルが撤退したら、そしてもし捕虜の問題が解決したら、ヒズボラは誰からも強制されずに武器を手放すでしょうか?もしくは、誰もわからない目的のために、ヒズボラは武器を持ち続けるでしょうか?今のところ、この問題に答えるのは非常に難しい。

ニネット:リオネル・ジョスパンが断定したように、ヒズボラはテロリスト組織なのでしょうか?
ムゥナ・ナイム:
ヒズボラが今の時点でテロリスト組織だとは思いません。ヒズボラは否定していますが、過去にテロ行為を実践していました。例えば、1983年の多国籍軍のフランス司令部に対するテロです。ヒズボラは責められ、自分達がやったのではないと言った。また別の例として、1980年代、レバノンで起きたフランス人誘拐がヒズボラの犯行とされ、今日、ヒズボラは自分達がやったのではないと言っている。しかし、ヒズボラは現時点で、アル-カイーダ、またはその系列のどういう組織か私にはわかりませんが、そういうタイプの行為に身を投じてはいません。ヒズボラは対イスラエルの戦いに武装行為を限定しています。このように私はこの組織〔ヒズボラ〕とテロリスト組織の間を区別しています。

ルイ:ヒズボラは、レバノン政府、武装したナショナル・レジスタンスを後ろ盾にしながら、同時に外国勢力とのパートナーシップにも頼っています。多面的な相手とどのように交渉するべきでしょうか?
ムゥナ・ナイム:
実際、非常に難しいです。

ジル_ルメール:ヒズボラが原理主義組織だと思いますか?ヒズボラが促進させようと願うレバノン社会の展望を、彼らは既に提示したことがありますか?ヒズボラはレバノンを、シャリーア〔イスラム法〕が全ての人に課されるイスラム主義の国にしたいのでしょうか、それともレバノンの多宗派的な面を尊重しているのでしょうか、また政教分離の法律を受け入れる準備ができているのでしょうか?
ムゥナ・ナイム:
ヒズボラがイスラム教シーア派組織であることは、議論の余地なしです。メンバーとシンパは日常生活において、イスラム教に適っているとみなしている物事を非常に厳密に尊んでいます。しかし、彼らは、他のコミュニティに対して大変寛容です。ヒズボラの指導者達は、コミュニティの多様性のせいで――またはそのおかげで――レバノンにイスラム共和国を樹立することはできないとよく承知していると言っています。レバノンには、キリスト教、ムスリム、ドゥルーズ派という三つに大別できるとしても、17のコミュニティがあることを知っておかなければなりません。キリスト教徒の中には、カトリックのマロン派、カトリック・ギリシャ派、正教会派、ギリシャ正教派、プロテスタント、カトリック・シリア派、シリア正教派、アルメニア・カトリック派、アルメニア正教派、他にも私が知らないものがあるかもしれません…。

バンジャマン:ミッシェル・アウンのキリスト教派とヒズボラの「不自然な」同盟は続くでしょうか?
ムゥナ・ナイム:
不自然というのは価値判断なので、私はジャーナリストとして同意することも否定することもできません。質問の他の部分には答えることができます。今のところ、アウン将軍の自由愛国潮流の観点から言って、盟友ヒズボラがある意味勝者であるだけに、その同盟が続くことは明白です。

オレリー:他のレバノンの構成要員、例えばジャンブラットやジャアジャアは、この統合に賛成なのでしょか?
ムゥナ・ナイム:
他の集団はそれしか望んでいません。それは各集団にも起こったことです。つまり、1990年のレバノン内戦の終わりに、それぞれの党派に義勇軍がありましたが、皆、それを解体したり、希望する義勇兵がレバノン軍に入ることを承諾しました。だから、こうした党派はヒズボラが同じようにすることを望んでいます。

フェニックス:現在、レバノンで前倒し選挙の可能性が更に大きいのではないですか?
ムゥナ・ナイム:
親シリア政治勢力は前倒し選挙と新政府を要求しています。私には、その要望が実現しそうには全然思えません。今は1701号決議の適用と危機の持続的解決をするべきときであり、内政の策謀をするべき時機では全くありません。

バンジャマン:シーア派リーダーのハッサン・ナスララは、どういうタイプの「国家」を本当に望んでいるのでしょうか?
ムゥナ・ナイム:
その問題は検討されています。現在まで、主権と地域統合、市民達を擁護する力のある強い国家を望むと彼は言っていました。しかしそういったものは全て、スローガンです。彼がどういう内容をそれに与えるか、私にはわかりません。

ヴィデオ:誘拐された二人のイスラエル兵はどうなったのでしょう?
ムゥナ・ナイム:
皆さんと同じく、私も存じません。彼らはヒズボラの手中にありますが、何処にいるかはわからないのは、あなたも想像がつくでしょう。1701号決議は無条件で彼らが解放されることを要求していますが、今のところ、彼らは相変わらずレバノンのどこかにいます。

モモ:あなたは中東の長期平和が実現すると本当に信じていますか?
ムゥナ・ナイム:
今のところ、見通しは暗いですね。
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