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イスラエルとヒズボラの戦い

 2006-08-14
イスラエルとヒズボラの戦いは、ようやく一時停止へとこぎつけたようで、少しほっとしました。

約一ヶ月も続いた両者双方の攻撃の間、フランスでも色々な議論がなされていました。しかし、私自身はあまりニュースを追っていなかったし、それでも一応感じることがあったけれど情勢にあまり詳しくないし、無分別に何か言うことを避けたかったので、それについては触れないでいました。
いまだにわからないことが多いのですが、今日はちょっとだけ触れておこうと思います。

今回の件は、日本では優先的に扱われるほどではなかったかもしれませんが、フランスでは毎日ニュースのトップでした。フランスはレバノンと関係が深く、第一次世界大戦後から第二次世界大戦までレバノンはフランスの委任統治下にありました。そのせいか、報道のされ方はややレバノン寄りだったように感じます。フランスは第二次世界大戦中にユダヤ人をナチスの手に渡した過去によりユダヤ人問題には敏感であるため、よく「フランスはイスラエル寄りだ」と言われるようですが、イスラエルとその周辺の紛争に関する報道で、私自身はそのように感じたことはあまりありません。
先週だったと思いますが、Arteというドイツとフランス共同TV局での討論番組で、ドイツメディアとフランスメディアそれぞれにおける今回の戦いの扱われ方を比較して紹介していましたが、ドイツではどちらかというとイスラエルに同情的なのに対し、フランスは最初からレバノンに同情的であったようです。

そんな漠然としたつかみ方しかしていないのですが、その中でも気になったことをいくつか。

間違っていると感じたのは、イスラエル批判を反ユダヤ主義と混同すること。WEB版ル・モンドを読んでいて、読者の意見投稿欄に、イスラエル批判が多くなされたことに対して「ヨーロッパでの反ユダヤ主義感情が根深いことがよくわかった」という反応があったのですが、他の読者の投稿を拾ってみても、感情的な人種差別発言は見当たりませんでした。逆に、イスラエルの批判をすぐに反ユダヤ主義に結びつけて議論をかわすようなすり替えには頭にきます。

個人的に言うと、イスラエルの攻撃は理解できません。どちらかといえば、ヒズボラよりイスラエルに非があるように感じます。「やり過ぎ」というか。
それで、最初は、レバノンとイスラエルの戦いではなくヒズボラとイスラエルの戦いであるため、レバノンの一般市民が一番の犠牲者であると感じました。レバノン政権は何をやってるんだ、早く停戦を求めるよう動けばいいのに…と思っていました。しかし、レバノンの首相がフランスのテレビインタビューに答えているのを見たとき、シニオラ首相はヒズボラを称えるような発言をしており、結局レバノン国家はヒズボラを応援しているのかな、と思いました。ヒズボラは内閣に2人選出されている政党でもあるけれど、国民を代表する集団ではないし、ヒズボラを支持する市民もそれほど多いわけではないと聞きます。何よりヒズボラは国の軍隊ではないし。首相の発言は、国民に対して無責任のように思え、失望しました。
とはいえ、多分、レバノンと周辺国との関係や歴史などの背景をよく知らないからそんな風に思うんでしょうね…。

その点でいえば、今回の戦いが国家間の戦いではなく、イスラエルとヒズボラの戦いであるということが、中東情勢の複雑さとその抗争範囲の広さをより浮き彫りにしているように感じます。

レバノンとイスラエルで起こっている争いに関して、グローバルな視点から情勢を把握して分析したり、時事を追って紹介することはできませんが、個人的なアンテナにきたものについていくつか書いていきたいと思います。(ちょっとタイミングがずれてますが。)
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