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CPEで25分後解雇

 2006-04-04
CPE関連、ひとつだけ。
ディミトリー君、19歳、CPEで雇用され、その25分後に解雇された、という記事。
Reuters発 Yahoo France経由
「Dimitry, 19 ans, premier CPE de France licencié en 25 minutes ? 」

ま、やらせなんですけど、こういう抗議の仕方もある、と。結構愉快なやつらだな、なんて思っちゃいましたけどね。

春眠むさぼってる私はそろそろ就寝なので、とりあえず詳細は明日にでも。

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寝て起きました。

記事の内容はというと、高校生の学生組合FIDLが、組合員の一人をCPEで雇用、25分後に解雇したというもの。
雇用されたのは19歳の高校生、ディミトリー・ウポ君。彼は、CPEが若者をどんな状況へ陥れるかを知らしめるため、この雇用-解雇劇に参加。
FIDLは廃案支持派らしく、組合長のトリスタン・ルキエ君はシラク大統領の改正案に「試用期間を二年から一年に短縮したところで、初期雇用契約が不安定であることにはなんら変わりはない」と反対。今回の25分解雇劇で、解雇がいかに簡単であるかを示し、CPEによる雇用契約が不安定であることを強調、「被雇用者にはいかなる保障もない!大まかに言えば、それは毎朝のストレス、毎晩のストレスです」と訴えた。ルキエ君は、「煽り」とか「挑発」としてやったのではなく、「僕たちはまさに現実にいるのです。CPEは法に属し、法を行使することができます」と弁明。
「25分で理由なしに解雇、全て法に則っています」とトリスタン・ルキエ君。ディミトリー・ウポ君は「〔そんな目に合うのは〕僕が最後であってほしい」とコメント。

ま、勿論、わざわざ雇用して25分で解雇する会社なんて、間違いでもなければ、そうそうないと思うんですけども。なかなかのパフォーマンスです。

ところで、問題のCPEですが、シラク大統領が公布を発表したものの、実際には改正待ち。大統領自身が、改正した新法が採択されるまではいかなるCPEにも署名しないよう呼びかけています。

今日、太極拳を一緒にやっている50代のフランス人女性二人組に「この事態はフランスとして非常に重大」と言われました。「いまや一家の主となるのに26歳まで待たなきゃならなくなんのよ。生活が不安定だったら子供も作れないわよ」と。もう一人には「68年のときよりひどい。若者達は、あのときより貧乏になってるのよ」と。とりあえず、うんうんと頷くばかりでありました。

まあ色々と考えたことはあるんですが、うまくまとめて書く時間があれば後々。
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コメント
フランスの雇用状況が悪いことはこちらにも伝わっているのですが、その内実がいまひとつよくわかりません。
いまフランスで職にあぶれている人たちは、どんな仕事でもいいからとりあえず食べるための職も得られないという状態なのか、それともある一定以上のレヴェルの職場を求めて、それ以下であればあえて職につかないということなのか。どちらの比率が高いのでしょうか?
【2006/04/04 05:20】 | pianoman in Matsudo #- | [edit]
いま仕事のあいまにソシュールのCoursを読み終わりました(小林英夫の翻訳です。念のため)。二ヵ月くらいかかってしまいました。それにしてもこの本はほんとうに読みづらい。これを文化人類学やら精神分析やらに応用しようとした人たちはすごいとおもいます。
【2006/04/04 07:47】 | pianoman in Matsudo #- | [edit]
多分、色々と条件が合わなければ就職しないというのが実状だと思います。イギリスなんかだと、ハローワークみたいなところでのチェックがかなり厳しいらしく、提示された職を何回か断ると強制的に失業保険の給付が停止されるそうです。そういう制度に対して、フランス人は否定的な反応が多かったように思います。自分の生活を大事にする傾向が顕著な国ですし、通勤時間がかかりすぎるとか、そのせいで子供を幼稚園まで迎えにいけなくなるとか…っていう面も考え合わせると、どんな職でもいいってわけにはいかないでしょうね。

ソシュールでっか。講義録しか残ってないんですよね。
昔、日本の大学で記号論の講義を受けたとき、シニフィアンとシニフィエがわかんなくって困った記憶が。
って、それは初歩の初歩という段階だったけれども、もしかして講義録もフランス語で読んだほうがわかりやすかったりするんじゃないでしょうか。
【2006/04/04 23:26】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
なるほど。いま松屋の朝定食をたべていたら、今日入ったばかりの新人さん(40代後半くらい)が30歳くらいの若者にいろいろと指導されていました。日本はとりあえず食べられればいいという就職が増えているのかもしれません。
既婚者の割合が減っていることがこの傾向に拍車をかけているのか、賃金が上がらないから結婚できない人が増えるのか、あるいはその両方の循環なのかもしれませんが。

Coursの読みずらさは、これがもともと科学の本であって、いわゆる「ソシュール思想」の部分が個別科学としての言語学の部分とどう絡んでいるのかが言語学の素人にはなかなかわかりづらいという点にあるようです。
【2006/04/05 01:23】 | pianoman in Matsudo #- | [edit]
日本は、でも、景気が好転してきているようですね。昨日の日経新聞の一面で、パートから正社員への登用が増えたという記事を読みました。でも、その中で、それはやっぱり30歳くらいまでの若年層を中心にしているようで、就職難が始まった35から30歳はすごく可哀想な世代ということになるんじゃないか、と思いました。

言語学、難しいですね。
ちなみに構造主義の旗手といわれたレヴィ=ストロースですが、彼はソシュールよりも、アメリカで講義を聴いたローマン・ジャコブソンからインスピレーションを受けたらしいです。といって、前者も後者もよく知らんのですが、とりあえず知ってることをひけらかしておきます(笑)。
【2006/04/07 00:07】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
そうですね。ヤコブソンは主に音韻論の方でソシュール言語学を継承、体系化したというとこでしょうか。ニーチェのバーゼル講義なんかでも音韻論の問題がでてくるんですけど、エレゲイア詩人をとりあげたりしていて、こんなの読んでわかる人は日本に何人いるんだ?って内容です。したがって日本ではいまだにフィロロギカの一部が翻訳されているにすぎないのが現状です。
最近(2000年代)になってジュネーヴのソシュール家の納屋からソシュールの草稿が大量に発見されたらしく、今後これまでのソシュール像がおおきく見直される可能性がありそうです。

景気は回復していると政府が主張する一方で貧富の差がはげしくなっています。マスコミでは「格差社会」という言葉がひとつのキー・ワードになっていて、わたしも驚いたのですが、いま日本の小学校では四割の家庭が給食費を納められないという状態にあるようです。最近子供ができた同僚も親戚じゅうをまわって借金してようやく出産できたというありさまです。
【2006/04/07 02:00】 | pianoman in Matsudo #- | [edit]
うん、だからレヴィ-ストロースはまずソシュールの講義を読んで理解して文化人類学に取り入れたんじゃないんじゃないかな、と。
まあでもやっぱり、構造主義のかなり初期のテキストと言われる「モース著作集のための前書き」で、ソシュール的な言語体系理論の話が出てきているし(ソシュールの名前が出てきたかは忘れましたが)、構造主義はソシュールの影響が根本にあるということですね。

なるほど、格差の拡大ですね。う~ん、景気を好転させるための雇用形態の変化が他の面で影響を与えるんですよね。当然のことでしょうけれど。
【2006/04/07 23:14】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]












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