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しりあがり寿講演会

 2006-02-04
kotobuki3.jpgちょっと更新をさぼりましたので、もうかれこれ4日前の話(1月31日)になってしまいますが、日本文化会館にて漫画家、しりあがり寿さん講演会(?)があったので行ってきました。

思えば高校生のとき、宝島で「お猿のロッカー」連載を見たのがしりあがり寿漫画との出会いでした。墨絵風でなかなかオリジナルな画風、当時よくつるんでいた友人が「すごくいい」とやたら気に入っていたなあ。(そういや、アレ、完結したっけ??)同じ頃、ガロを読んでいるクラスメイトがいて、噂に聞いていたその漫画雑誌をとっても読んでみたくて貸してもらい、そうしたら彼女はなんとおまけに「エレキな春」をくれちゃったりしたのでした。「おらあロココだ」も彼女に借りて読みました。(彼女は今でもパリくんだりまで望月峯太郎の新刊を郵送してくれる心の友であります。)

パリでは日本の漫画が高くてなかなか買えない状況にある中、会社が朝日新聞衛生版をとっていたのはラッキーで、通常日本の夕刊に掲載される「地球防衛家のヒトビト」を読むのが楽しみでした。(しかし社長の命により、日経新聞に鞍替え。つまんね。)あと、会社で週刊文春が読めるので、「聖主婦ハルコ」の連載も始まったし(だいぶ前だけど)、よく考えてみると面白い漫画に巡り合う機会の少ないパリで、しりあがり寿漫画にはふれることは相対的に多かったと言えるかも。

まあそんな感じで「すっごくファン」とまでいかないけど、やっぱり「ファン」と名乗ってよいレベルではないでしょうか。ということで、この講演会はずいぶん前から予約していたのです。
当日、行ってみたら予約していなかった人もかなりいたようで、最初は「わりと空いてるな~」と思っていたら、時間ぎりぎりまで待たされたらしい人々がわーっと入ってきてあっという間に満席、階段まで埋まる盛況ぶりでよかった、よかった。

20060205022811.jpgまあ、講演会というか、しりあがり寿さんインタビュー会という感じでした。この日より前にアングレームというところで開催されたマンガ祭りに出席していたそうで、それ関係のフランス人が進行役、スライドで作品を紹介しつつしりあがり寿さんに質問をするという形式でした。
一応、フランス人向けなので、仏語中心。しりあがり寿さんは日本語で答えるので、それをフランス語に通訳され、日仏語両方わかる身としては同じことを繰り返し聞くことになりちょっと長く感じてしまった…というのはずいぶん自分勝手な感想なわけで、通訳さんはとても頑張っていました。お疲れさま。

しりあがり寿氏は、多摩美大を卒業した後、キリンビールに入社。サラリーマンと漫画家という二足のわらじを履きこなしてきた方。90年代半ば頃(96年だったかな?)に退社して、それ以来漫画家業に専念しているそうです。

しかし、フランス人にコレがわかるのかなあ~というのもあったり。俳句云々という話も出て、言葉少なで説明をごちゃごちゃしない端的で直感的、詩的な面白さというのが、しりあがり寿漫画にはあると思うのですが、そういうところってやっぱり日本的な情みたいなものが関係してるのかなあ、とか。
逆に、フランスでは新聞に載る一コマの風刺漫画が人気があるので、何に載っていたのかちょっと忘れてしまったけど、しりあがり寿さんが描いた一コマ風刺漫画を寄せ集めたスライドが映されたときは、反応がよかったような気がします。

あと、ものによって画風や道具が全く違うようで独自のスタイルがひとつに決まっていないようですが?という話になり、しりあがりさんは媒体によって読者層も違うし、描く内容も色々違うし、ひとつのものに囚われたくない、ということを言っていました。ちょうどウィリアム・クラインについて勝手に連載中だった私には、その辺がちょっとクラインと共通点のように感じました。しりあがり寿さんも、風刺的な漫画を描くけれど、別に政治の人じゃなくて、自由なアーティスト。

講演会が終わってから、たくさんの日本人がサインをもらっていました。私はそんなことをすっかり考えていなかったため、何にも持ってきていない~!というのに、会場に入る前にもらった講演会の案内プリントにしっかり一筆もらいました。しかもペンも持ってきてないし。なんちゅう失礼なファンだ。厚顔だ。しりあがり寿さん、すみません~。ああ、本当は日本の実家にある「エレキな春」にサインが欲しかったです。
20060205022954.jpg

しりあがりさん、これからも面白い漫画をどんどん描いてくださいね。

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コメント
また出てきました。
これはステキだ!地球防衛家族の親父さんですね。そういえば朝日新聞文化面に「フランスへ招待されて即興ペインティングをしに行くんだけど、ちょっと不安…」みたいな記事が出ていたのですけど、なんとか無事こなされたようですね。
shibaさんが行かれた会場でフランス人と日本人の割合は何対何ぐらいでしたか。フランスで日本のマンガが人気なのは結構知られていますが、しりあがりさんみたいなタイプも受け入れられるほど広範なジャンルに渡って定着しているのでしょうかね。って問いかけばかりですみません。
…にしても、この時期に風刺漫画の話題とはタイムリーな?

ちょっと横道にそれて
そうか、職場で日経を…ということは例の小説もご存知と…。

もう一つのサイン会も(行かれたとして)よろしければ感想記事アップお待ちしております。
【2006/02/05 03:13】 | imasaru #6ilpfs42 | [edit]
私の前の人にも同じ絵を描いてました。「鼻をほじってるところなんですけど~」と解説してました。
会場では日本人の方が多かったように思います。関係者が1割くらいかな~?結構いて、その人たちがほとんど日本人でしたし。
しりあがりさんはニースのカーニバルの山車に乗せる人形をデザインしたことがあるそうなので、フランスには何度か来ているのかな。でも、彼の漫画はフランス語訳になっていないそうで、フランスではほとんど知られていないのではないかと思います。漫画の翻訳などをしている友人の話では、売れる漫画って決まっていてその路線を出すみたいですね。

風刺漫画ねえ、あの話はフランスでの反応がどんなものか書こうかなと思っているのですが、余力があれば。

例の小説とは…何でしょうか?いや、恥ずかしながら日経は読んでいないのです。会社で読むのは、専ら週刊文春とル・フィガロです。
【2006/02/05 17:15】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
1月いっぱいで連載終了した渡辺淳一の爆笑官能小説なんですけどね(爆笑は私がつけた)。あれで日経の購読者が減ったという噂もあったぐらい凄い内容で。私も非常勤で行ってる職場が購読してるので、人気のない時にチラ見してました(読んでることを知られると恥ずかしいような内容なんです)。 ちなみに映画化の話もあるそうです。よいこはみてはいけない。
… ここにファンの方いらっしゃいませんよね!?

無理矢理新聞つながりで、
風刺画。イギリスでは大衆紙サンでさえ載せないんだそうですね。なんか地雷を踏んだ、という感じなのでしょうか。(また問いかけて終わる)

あ、クライン氏のサイン会の記事ありがとうございますー
【2006/02/05 23:30】 | imasaru #6ilpfs42 | [edit]
官能小説ですか…。ひえ~。日経らしくないですねえ。

風刺画関係は別記事アップしました。きちんとまとめようと思ったのですが、ひとつの記事を参照に書き始めたら、ほぼそれを訳するかたちで書いたほうがラクだったので、それだけで終わってしまいました…。
イギリスは地下鉄テロ以降、国内ムスリム共同体とのよいバランスをとるのに気を使っているそうで、やっぱりああいう挑発的なものには慎重にならざるをないでしょうね。

しりあがりさんの講演会にしてもクラインのサイン会にしても、なんか自分のことしか書いてないですね…。その場の雰囲気とかご本人がどうだったとか、そういうことのほうが知りたいですよねえ。あんまりそういう感想が出てきませんでした。すみません。
【2006/02/06 19:30】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]












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