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妖怪展

 2006-01-22
もう3日も前のことですが、日本文化会館で開催中の妖怪展をみに行ってきました。
yokai.jpg昨年10月26日から開催されていて、地下鉄構内のポスターで知って気になっていた展覧会。水木しげるファンという友人と一緒に行く約束をずいぶん前からしていたのですが、暮れは「師走」、忙しいので年明けに。呑気な人たち(友人+同居人+私)なせいか、閉幕間際となってしまいました。この展覧会は1月28日までです。

日本文化会館の2階にある展覧会場に入ると、中は薄暗く、壁も天上も濃いグレー、壁面にはめこまれたスピーカーから「ヒュ~ドロドロドロ…」という効果音が静かに流れ、なんだかオバケ屋敷に来たみたいです。
しかし、室町時代・江戸時代の巻物に描かれた妖怪たちは陽気な雰囲気。解体した人間をつまみに…なんてちょっと恐ろしげだけれども、桜の下で楽しげに酒盛りしてたり。
陽気でないものはおどろおどろしさがあるけれど、暗さはない感じ。
そして、妖怪といっても人間からそう遠い生き物ではない感じで、これってただ人間を醜怪にしただけじゃないの?というものあり、動物を人間化したものあり。
河童などは後者でしょうか。古い河童絵などみると、「ゴジラ?」という顔の河童やガマガエルっぽいのがいました。
ところで、一番印象に残ったのは、葛飾北斎の妖怪絵。版画ですが。馬琴の怪談の挿絵で、見開きまるまる2ページ使ったものが4点(だったと思う)出展されていました。計算された(と思われる)構図のかっこよさ、背景黒のグラデーションの美しさ、線の細かさなどに魅了されました。美術に詳しい友人によると、あの時代の浮世絵師は依頼によってたいてい何でも描いていたそうで、浮世絵師の妖怪絵はあまり珍しくないみたいです。絵師によっては春画なんかも結構あるんだろうな。
展覧会最後部には妖怪マンガ。水木しげるの原画や岡野玲子、花輪和一など。
名前をちゃんとチェックするのを忘れたのですが、ガロ系マンガの奇怪世界が面白かったです。漢方を買いに行ってくれと頼まれた猫が、途中、道端で売られていた頭の山に惹かれてつい買い食い。「だまされた。大きさのわりにタネがでかい。たべるところがあまりない。」とかなんとかいうやつ。(誰か名前がわかったら教えてください。)蛭子能収があってもよかったかなと思ったけど、奇怪とはいえ、あれは妖怪マンガではないですね…。(というか、それを言ったらガロのマンガのほとんど全部が奇怪世界か。)

私が行ったときはノクターンだったせいもあってか、ちょっと混んでいました。お客さんのほとんどがフランス人。そして、この展覧会のカタログは売り切れだそうで、かなり好評を博しているみたいです。
興味のある方はお早めに~。
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コメント
問題

1座敷童 2河童 3のっぺらぼう

このなかで本物の妖怪はどれでしょう?
【2006/01/23 11:36】 | pianoman in Matsudo #- | [edit]
え?1~3、全部妖怪ではないんですか?
うーん…1と3は形態が人間だなあ。

本物の妖怪は…

お前だー!


なんつて…。
【2006/01/23 21:41】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
正解。

じゃなくて。

これは広辞苑の定義なんですけど。

河童:想像上の動物。
これだとツチノコみたいじゃない?

のっぺらぼう:顔に目鼻口のないばけもの。
妖怪とはいわないんだよね。広辞苑では。

座敷童にいたっては、

座敷童:東北地方の旧家に住むと信じられている家神。

なんと神様でした。

こうなると意外に純粋な妖怪というのは限定されてくるのかもしれない。

ところでフランスの妖怪で典型的なやつってなんなんですかね?
【2006/01/24 12:39】 | pianoman in Matsudo #- | [edit]
>フランスの妖怪

横から失礼、
政治家でしょう、やはり。

【2006/01/24 13:50】 | 猫屋 #- | [edit]
>pianomanさん
>正解。
ぶはは。
旧知の人とはいえ、なんかとっても失礼なこと書いたな~…とヒヤヒヤしてました。すんません。

なるほどなるほど、そういや座敷童って縁起がいいんでしたよねー。神様かあ。
大辞林によると、妖怪は「日常の経験や理解を超えた不思議な存在や現象。山姥・天狗・一つ目小僧・海坊主・河童・雪女など。ばけもの。」だそうです。…あれ?河童入ってるね。
河童は、かわうそだという説があると、水木しげるファンの友人が言っていました。

フランスで典型的な妖怪…上記の「日常の経験や理解を超えた不思議な存在」という定義によると、ずばり「フランス人」かな~。なんつて。

>猫屋さん
それに「哲学者」も加えましょーか。
少なくともフーコーは入るな。
【2006/01/25 00:02】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
二人の哲学者がトップに出てきます↓
http://images.google.fr/images?svnum=10&hl=fr&lr=&safe=off&q=monstre+sacr%C3%A9&btnG=Rechercher
【2006/01/25 00:28】 | fenestrae #S1xi4FKw | [edit]
なるほど政治家に哲学者ですか。たしかにサルトルとかフーコーなんてみためもそれっぽい。
【2006/01/25 02:59】 | pianoman in Matsudo #- | [edit]
>少なくともフーコーは入るな

いや、あの禿具合は絶対、
宇宙人。だいたい妖怪はあんなにチャーミングに笑いませんって。へっへ。
【2006/01/25 03:46】 | 猫屋 #- | [edit]
>fenestraeさん
笑わせていただきました。
他の面子の中で、ジャック・ニコルソンというのはなんとなく納得(?)。マイルス・デイビスはカッコよすぎです。ボウイは宇宙人ですね、どっちかというと。

>pianomanさん
でしょー、フーコーって妖怪っぽいですよねえ。あのつるっとしたところとか。笑うと口がでっかいしー。

>猫屋さん
えー、宇宙人かなー。
そういえばアルチュール・Hのコンサートに行ったことがあるのですが、メンバーに坊主頭がいて、「宇宙からの交信を受けるためにハゲにするのだ」と言っていました。
でも、フーコーの笑顔はチャーミングというより結構おとろしいと感じてしまう私です…。
【2006/01/25 23:23】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]












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