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Le referendum : oui ou non?

 2005-05-26
ヨーロッパ憲法制定に関する国民投票まで秒読み段階に入りました。
(ああ、日本語で書くと妙に堅苦しいなあ…。)

うちの近所にも投票のためのポスターが貼られています。
20050525222431.jpg社会党のポスター
大きく「oui」
20050525222322.jpg共産党は「non」

何故かこの二つの政党しか貼っていない。謎。他のところではUMP(民衆のための運動連合?)やFN(フランス戦線党・極右)のポスターも貼ってあったんですが。
それはともかくとして、ここ最近のフランスのニュースは、この国民投票の話題を欠いたことがありません。

一応、政党ごとに賛成か反対かを表明しているのですが、いまや中道になったと揶揄される社会党と、大統領と内閣が属するUMPは、党内で分裂気味。特に社会党は、昔、若くして首相を務めたこともあるファビウス氏が反対を表明したため、混乱があったようです。先週末には、2002年の大統領選敗北で引責引退したジョスパン元社会党書記長まで出てきて、賛成支持派を応援しています。
さて、大きく分けると、UMP・社会党は賛成派、前二党の一部と共産党、極右・極左政党が反対派。

賛成派の論調には、non(反対)が勝ってしまった場合、フランスはヨーロッパが協力して大きな力を得ようとしているところに水を差すことになる(仲間はずれになる)、今のフランスがより強くなるためにはヨーロッパの統合が必要だ、という主旨が目立ちます。
それに対して反対派は、フランスよりも安い労働力の国へ大企業が工場を移すことが可能となり、国内の失業率が高まるだろうという懸念が大きいようです。

こうした論旨では、経済の状況が特に中心になっているようです。
ところで、中国からの布製品の輸入が問題になってきています。その安さで中国からの輸入が増大、国内の産業をおびやかす危険に発展してきました。
あまりにタイムリーにニュースになったので、何かマスコミ操作のようなものが働いているんじゃないか?と疑いたくなってしまいました。
いまや、賛成派は「近い将来、経済的に飛躍的発展をとげるであろう中国やインドに対抗するためにも、ヨーロッパの近隣諸国との密接な連帯が必要である」と言っています。
こういう、仮想(じゃないかもしれないけど)敵を、論旨を支える基盤としてもってくるようなやり方、好きじゃないなあ。

しかし、特に問題なのは、このヨーロッパ憲法が制定されたら具体的に何が起こるのかが全然わからないこと
賛成派・反対派、双方が色々なことを言って主張しあっているけど、何が本当で何が単なる想定なのか、よくわかりません。余計に理解を妨げている気がする、という私の印象は、あながち間違ってはいないようです。というのも、ネット配信のル・モンド(Le Monde)で先日行われた調査では、「議論によってヨーロッパ憲法のことがより明確になったと思うか?」という質問に対し、「さらに混乱させている」という回答が70%以上にのぼっていました。(ソース消滅。すみません。)

今のところ、アンケートでは反対派がわずかにリード。
しかしながら、事前調査を裏切ることが間々あるのは、2002年の大統領選で得た苦い経験から、フランス人も自覚しているよう。
さて、どうなるのやら。
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