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La fete de l'Humanite

 2005-09-10
9月9日(金)から11日(日)の3日間、パリ郊外で「La fete de l'Humanite」が開かれています。
これは共産党の集いで、「Fete(祭り)」というからには党大会と違って、飲み、食べ、踊り、騒ぎ、議論し…というものです。今年で70回目を迎えました。

実は私、何年も前に一度だけ行ったことがあります。
会場のLa Courneuve、遠かったなあ…。(当時はパリ12区に住んでいたので。)たしか、メトロからトラムウェイに乗り換え、更になにもないところをてくてく歩いて会場に向かった記憶が。
そして、開催3日間共通の入場券があるのですが、これは購入者の身分証明など必要ないので、出口で再入場する気のない人から譲ってもらい、会場近くで再販している近所の悪ガキども(小中学生)がいっぱいいました。
まあ、とりあえず共産党の集いだしな…そういうのを野放しってのもありかな…ってなんとなく納得してみたり。
この入場券、当時は60~70フラン(10ユーロ前後、日本円だと1300円前後)だったと記憶していますが、サイトで調べたら今年は15ユーロ!たっか~~~!…って、年々物価が上がっているんだから当たり前か…。
それにしてもやっぱりあれからずいぶん月日が経ったのね…と実感。ちょっぴりノスタルジー。
で、事情もよくわかってないくせに何故わざわざそんなところまで行ったかというと、当時アパートをシェアしていたフランス人の男の子のバンドが参加すると言うので、もうひとりのシェアメイト(日本人の女の子)と出向いてみたのでした。しかし、会場があんなに広いとは知らず、どこでコンサートをやっているのかもわからず、なんとなくうろうろして、テントでムール貝を食べビールを飲み(意外に高かった覚えが)、チェ・ゲバラが大写しになっている前で何やら演説している人を尻目に、早々に引き上げたのでした。
ああ、なるほどこれがフランス共産党…と感じたのは、赤が基調なことと、酔っ払ってご機嫌の、今でいうジョゼ・ボヴェみたいな雰囲気のおっさんたちがいたこと…かな。(すごい表面的。)

la-f-te-de-l-humanite-pb.jpg思い出話はさておき、今年はニュースでその様子を見ました。
フランスで人気のMICKEY 3Dのコンサートがあり、かなり盛り上がったようです。しかもサイトをみたらTHE OFFSPRING、ASIAN DUB FOUNDATION、EMIR KUSTURICA&THE NO SMOKING ORCHESTRAなども出演。すごいなー。

そしてやはり共産党の集いである以上、討論も行われるし、政治家たちも呼ばれる。
ということで、社会党のファビウス氏(結局この人、社会党を離脱してないのね。ちょっと状況が把握できません。)が参加。
何故この人が?…それは、ヨーロッパ憲法国民投票でNON支持者であったから。全党一致でNONを掲げた共産党は、国民投票の結果でちょっと勢いづいています。というか勇気づけられたのかもしれません。ここ数年(どころかソ連崩壊以来でしょうが)、勢力が目に見えて弱まっていましたし。共産党はこの勢いを2007年の大統領選まで持続させたいようです。laurent-fabius.jpg
しかし、会場に現れたファビウス氏は、罵声や冷やかしなどのブーイングを浴び、唾を吐かれ生卵を投げつけられるという混乱した状況に出迎えられました。党首であるビュッフェ女史(この討論に参加する予定ではなかった)が舞台に現れ、マイクをとって事態を鎮めなければならなりませんでした。
その後、討論は平常の雰囲気で問題なく行われたようで、ファビウス氏は終了後、報道陣を前に「非常に熱い」雰囲気を賞賛したそうです。

また、社会党でやはりNONを掲げたメランション議員も招待されていました。
そして同じ共産主義思想のLCRより、リーダーのブザンスノ君も参加、歓声と拍手で迎えられたそうです。

共産党と更に左寄りのLCR、LOは、社会党が中道寄りになっていることを以前より批判していますが、5月29日の国民投票への立場も異にした社会党との関係、NONを支持した左派の連帯がどうなっていくかが、彼らのこれからの課題の焦点のようです。

参照:Yahoo Franceより
「Fete de l'Huma: la construction de la gauche alternative en debat」(AFP)
「Fabius accueilli par des sifflets a la fete de l'Humanite」(AFP)
    Le Mondeより
「A la fete de l'Humanite, le parti communiste se pose en rassembleur des gauches」

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コメント
むかしむかし代々木の人達が「唄ってマルクス、踊ってレーニン」といってったのを思い出します。
それにしてもアルチュセール亡き後のフランスには理論的支柱となるようなマルクス主義者はでてきているのでしょうか?
【2005/09/12 03:37】 | pianoman in Matsudo #- | [edit]
最後までアルチュセールの忠実な弟子であったのはエチエンヌ・バリバールだけ(?)ですね。そろそろ退官したかな?
マルクスをやっている人はまだいると思うけど、マルクス主義をやっている人はさすがに減っているのでは。
【2005/09/13 00:20】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
アルチュセールの弟子といえばジャック・アラン・ミレールがいますね。ラカンに寝返っちゃったけど。

デリダは「言葉にのって」の中で、なんとかベンサイドとかおっしゃる先生とマルクスについて対談していますね。その方はどうなんでしょう。
【2005/09/14 09:51】 | みむろ #ssSxbfGo | [edit]
アルチュセールの弟子はみんな彼から離れちゃいましたよね。アルチュセールの晩年を思うと、彼のもとに残ったバリバールっていい人だな、とか思ってしまったり。弔辞を読んで泣けてしまった。(ちなみに弔辞というやつにはすぐ泣かされる。だめです。)

ダニエル・ベンサイドせんせい…。
LCRのブレーン…。
うちに本が何冊があるけど読んだことないです。
【2005/09/15 01:07】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]












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