スポンサーサイト

 --------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

La main sur le coeur pendant la Marseillaise

 2005-09-08
昨日はワールドカップ予選、フランスチームには大事な試合でした。
(私は外出していて見ませんでしたが。)
敵地でアイルランドと対決、1-0で勝利をおさめ、同グループ1位のスイスと並び、16ポイントを獲得。(って、実は表の見方、よくわからないんだけども…。)

20050909014226.jpgところで、昨日の試合前、メンバー全員が左胸に手をあてて国歌斉唱。
これは昨日の朝、シラク大統領がフランスチームのキャプテン、ジダン選手に「特別にやってくれないか」と電話で直接頼んだとのこと。
大統領への敬意とフランスへの連帯感を示すこの行為に、試合を放映中のTF1の解説者も感動していたとか。

ところが、この電話、実はシラク大統領ではなく、物真似で有名なジェラール・ダアンが「Rire et Chansons」(「笑いと歌」…ってなんて直球なネーミング…)というラジオ局の番組の中でやった冗談だったそうです。

ジェラール・ダアンは、一年前、首相の連絡補佐官が未成年の売春に関与した容疑で逮捕されたときにも、ラファラン首相(当時)にドスト・ブラジー保健相(当時)の物真似をして「知らないうちにブローニュの森(売春婦がいることで有名なところ)で写真を撮られた!」と電話をかけたそう。

シラク大統領からの電話が実は物真似だったとわかり、ドメネク監督はインタビューで、選手達がフランスの観念、大統領への敬意、チームへの情熱などを示した美しい行為だったと思うと述べ、「こんなふうになって(冗談だったことを)残念に思う。あれはフランスチームの偉大なときだった。後悔はしません」「それが可笑しいと思う人に騙されることを受け入れなければいけない」と言いつつも、やはりすっきりしないようで最後に「もう面白がるのはおしまい。もういい。これについてあれこれ言うつもりはない。勝手にしろ」と付け加えたそうです。

それにしても、フランス人って人をだまして面白がるのが好きで、私は趣味が悪いな~と時々嫌気がさしてしまいます。
フランス人ってどっきりカメラみたいなやつとか大好きですよね。

今回のジョークは許される範囲かなあ~。でも、人の好意や誠意につけこむような悪ふざけは、見ていてやっぱりあまり気持ちが良くないです。

参照:Yahoo Franceより
「Quand Zidane entend des voix...」
    Le Mondeより
     (ラジオ番組内の録音をダウンロードして聞けます)

「L'equipe de France victime d'un canular telephonique」

追記:レアル・マドリッドの発表によると、ジダンは怪我で3週間休むそうです。
スポンサーサイト
コメント
シラクの物まねといえばパトリック・セバスチャン…。暑苦しいフランス人第二位(一位はジェラール・ドパルデュー)。

ダアンがやったことって、日本だと犯罪になりますよね。物まねいたずら電話罪。内務大臣は責任を取って入水しろ。ドビルパンの支持率がサルコジのそれに近づいているそうですね。道理で飯がうまいはずだ。
【2005/09/09 02:33】 | みむろ #ssSxbfGo | [edit]
こういうイタズラ好きですね。ちなみにわたしの得意な物真似は昭和天皇の玉音放送。昭和20年の8月15日にオレの声が電波にのったらみんな騙されるね。
【2005/09/09 12:45】 | pianoman in Matsudo #- | [edit]
いたずらも結構だけど、国歌とか国旗とかそういうのが絡むのはいかがなものかと個人的には思いますね。
【2005/09/09 15:47】 | ムフテリフ #- | [edit]
ニュースキャスターがこのニュースをにやにや笑いながら読んでいるのに、フランス人の国民性を垣間見た気がしました・・・。
話はずれますが、この新学期から学校で La Marseillaise を教えることが義務になったそうですが、(わたしの見る限りでは)これに反対する人はほとんどいないようで、日本の国歌とは成り立ちも内容も違うとはいえ、それも不思議な気がしました。
【2005/09/09 21:13】 | mikeko #- | [edit]
>みむろさん
パトリック・セバスチャンは何でも物真似やりますよねー。びっくりです。
ご飯がおいしいのですか。それはよかったです。ド・ヴィルパンも喜んでくれると思います。せっかくの日本滞在ですしね。堪能してください。

>pianomanさん
いやあの…その物真似、聞いて分かる人ってすごく少ないんじゃ…。
とりあえず若い子にはうけないと思うぞ。

>ムフテリフさん
ちょっとデリケートな問題ですよね。まあ、フランスだとナショナリズムをだしにするこの程度のイタズラはフランス人同士ならあまり問題にされないのかもしれません。宗教とか民族のこととなると裁判ものだと思いますが。
(とはいえ、これがコルシカ人のやったイタズラだったらやばかったか…。)

>mikekoさん
っていうか、学校で国歌を教えてなかったことを知りませんでした…。
フランスの小学校って音楽の時間がないって聞いたんだけど…。(そのとき、「だから歌が下手なフランス人が多いのねー」って妙に納得しちゃいました。)
でもこの国って、国歌斉唱の場面で歌わない自由もあるのではないかしら。よく知らないけど。
【2005/09/10 00:24】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
これってめちゃめちゃ心が痛みます。 
笑って済ませられる内容じゃない気がしますね。
馬鹿にしてコケ落とすのはどこの国でも共通っぽいです。 笑う人たち、自分も笑われてないかって感じです。
【2005/09/10 21:22】 | Nori #- | [edit]
とりあえず、結果として選手達の誠意が示されたというポジティヴな面だけみてよしとしよう、という感じですね。ドメニク監督自身もそう言っていますし。
それにしても、この事件、フランスでは大して話題になってない気がします。探し方が悪いのかもしれませんが、掲示板のようなところを見ても、フランス人の反応はあまりない感じですね。
Le Mondeの掲示板では、国歌斉唱でキャプテンのジダンが歌わないのは非難されるべきだという人がいて、「はぁ?全然そんなことないよ」というやりとりがあったり。それで、その最初の人に対して「誰でも簡単に歌えるわけじゃないでしょ」という意見があり、「私は朝から晩までいつでも歌うわよ、たとえ隣人の迷惑になっても!」と答えたので、「そっちの方が市民的態度からみて非難されるべき」って書かれてて笑っちゃいました。

と、そういう感じで、人を騙す冗談について、とか、人の善意や誠意を悪ふざけの対象にすることについてという観点からの議論はあまりなかったような気がします。

Le Mondeの社説みたいな記事の最後に「もし次回、本物の大統領がチームに電話をしても、鼻先で切られる(raccrocher au nez)危険がある」と書いてあり、これも笑ってしまいました。

ユーモアとは、時に批判するために使われるものであったとしても、ただ人をコケにしたり傷つけたりするためのものであってほしくないですね。
【2005/09/11 00:09】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
いやあ、昨日の自民大勝でこれからはますます国家を笑いとばすことの重要性を痛感しました。このままでいくと20年後に日本は中国と戦争をしているかもしれません。国家の問題に関して人間を真面目にさせるあらゆる装置、国歌や国旗を笑い飛ばすことに大賛成です。もうほんとこの日本の状況は笑うしかない。
【2005/09/12 01:57】 | pianoman in Matsudo #- | [edit]












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://hibinoawa.blog10.fc2.com/tb.php/167-9486b87c
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。