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L'evacuation de Gaza

 2005-08-18
シャロン首相が決断したガザからの入植者撤退が、地区によってはその期限となり、軍隊による強制退去が報道されています。

イスラエルの歴史は、その建国に始まりパレスチナ難民+アラブ諸国との抗争の歴史だと把握してよいのでしょうか。私は恥ずかしながら世界情勢に疎く、詳しく知らないのですが。(それ以外にも疎いものだらけだけど…。)

撤退を拒否して座り込む人々は、住民だけではなく、連帯のために他所から入ってきたユダヤ人もたくさんいたようです。
よく知らないと言いつつ同時にあれこれ言うことはできませんが、今回はユダヤ人同士の衝突でありながら、今までのパレスチナ人との諍いと根は一緒のような気がします。
政府の命令に従い、力で市民を抑えざるをえない軍隊のイスラエル人たちは、同朋にひどい批難や侮蔑の言葉でなじられたり、ペンキや砂、果ては化学薬品らしきもの(肌を刺激させる液体)をぶっかけられたりして、攻撃されていました。彼らの中にはトラックの陰で泣いている人も。しかし、「それらの批難は自分に向かってではなく、その背後にある政府に向かってだと感じた」というコメントもあり、今後、政府に対する不満が高まったり、イスラエルが内部分裂していく可能性もあるのかな、と考えたりしました。
もしも、本当にガザでのイスラエル人たち同士の衝突がパレスチナ人たちとのそれと同根のものであるとしたら、衝突はなくならず、その位置が変わるだけなのではないか…と思ったり。

先月だったか、元イスラエル兵の19歳の青年がバスの中で乱射してアラブ人を射殺したとか、昨日は入植者が発砲しパレスチナ人4人が死亡したとか、テロ以外の、市民のおかしな行動になにか奇妙な感じを覚えました。テロの心理より一般市民の突発的攻撃心理の方がわからない。イスラエルの問題は深いところに到達してしまっている印象を受けました。

ところで、三日前にFrance3(フランス国営放送3チャンネル)の音声担当の男性が、ガザ地区で武装した若者に拉致されました。犯人はパレスチナ人らしいのですが、要求も声明もなく、消息不明。無事に解放されることを祈ります。
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コメント
アラブがある時期から一枚岩でなくなったことは、サダト暗殺などで強烈な印象を植え付けられたのですが、お話によるとイスラエルの世論も一枚岩ではないようですね。しかしどうもアラブのように一部の過激派が行動するというよりは、一般大衆のなかから盛り上がっている運動のように見受けられます。わたしは50年代に盛り上がったアルジェリア独立の際にそれを支援したフランス人の運動を思い浮かべます。おそらくイスラエルの中にも自国の大義に疑問を持つ人がかなりの数にのぼるのでしょう。半年ほど前にイスラエルの監督が撮った映画を観ましたが、そこには近代化されたイスラエルの抱えるさまざまな問題、伝統的宗教の風化、家族の崩壊などが淡々と描かれていました。そしてそこには当然のように伝統への回帰を唱える保守派の人々もいるわけで、両者の対立がなかなか厳しいものにみえました。もはやわれわれがもつイスラエルのイメージ――嘆きの壁で聖書の文句を唱える黒装束の人々、といったイメージは、外国人が日本人に対してもつキモノ、ゲイシャ、ハラキリのように陳腐なものでしかないのでしょう。しかし日本ではそういった陳腐なイメージでさえイスラエルにたいして持つ人が少ないというありさまです。おそらく日本におけるユダヤ学の底の浅さがこれに拍車をかけているのにちがいありません。
【2005/08/19 02:27】 | pianoman in Matsudo #- | [edit]
私は日本にいたとき、イスラエルというと、死海とスージー&ザ・バンシーズくらいしかイメージがなかったです(苦笑)。まあそれくらい無関心であったということですが。

一応、この記事を書く前に付け焼刃の学習をしたのですが、1995年にイスラエルのラビン首相が暗殺されていますね。極右思想のユダヤ人の若者の犯行だったそうです。ということで、サダト大統領の暗殺理由と表裏を逆にして同じという感じです。

また、ネット検索していくつか読んだ記事によると、だいたいパレスチナ擁護派とイスラエル派に分かれるようですが、後者の「イスラエルはパレスチナを占領して住民を追放したのではない、高額で土地を買ったし、彼らにとどまるようにお願いした」「大体、歴史的にパレスチナという国は存在していなかった」という論拠にはいまいち納得できませんでした。なんかアメリカ開拓民の言葉を聞いているみたいです。
【2005/08/19 23:07】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]
そういえばラビン首相の暗殺がありましたね。それにしてもいまのシャロン首相はかなりの強硬路線ですね。ハマスのリーダー(車椅子にのった爺さん)を暗殺したかとおもうと、そのつぎにリーダーとなった人物を空爆ですかさず暗殺してしまう。こういう発想がわれわれにはなかなか理解しにくい。しかしいま日本で起きている政治劇(喜劇?)をみると日本もしだいにこういう発想に近づきつつあるのかともおもわれます。
【2005/08/20 02:02】 | pianoman in Matsudo #- | [edit]
そうそう、シャロンは一筋縄でいかない人物という感じがします。挑発的でしたたかそうな感じ。
大体、今回の撤退地区のシナゴーグ建設にあたって最初に石を置いたのは彼だそうだし、以前は「絶対に植民地撤退はしない」と断言していたそうです。(それでも撤退って、仲良しアメリカに何か言われたの?)それから、エルサレム強行訪問とか。彼が首相になってからイスラエルとフランスの溝が深まったようです。

日本の政治に関しては、私にはなんだかもう五里霧中…。なので、「そういう発想に近づきつつある」とかはわからないのですが、とにかく理解できないと感じることはあります。ホリエモン出馬とかね。
【2005/08/21 11:54】 | shiba #h/1ZVhMA | [edit]












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