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Degustations, BUVONS NATURE 2010 entre autre
2010-12-20
11末から12月半ばって試飲会が多いですね。今月は3つほど試飲会に行ってみました。
1つめは「VIN EN TETE」。これはつまらなかったので…ノーコメント。

参加ドメーヌは15…だったのかな?全部まわりきれなかったのでわからないのですが。とりあえず、やっぱりSebastien Riffaut、Jean Pierre Robinot、Les domaines des griottesは美味しい~!どこかのブログで読んだけど、本当にセバスチャン・リフォーはいつもいつもにこにこしているのです。彼の白ワインは、ぶどうの根がとっても深いところまでいってるんだろうなあという感じ。そして岩。他のソーヴィニヨン・ブランとえらく違うのです。ロビノおじさんは、酔っぱらって超ご機嫌だった。ロビノおじさんの発泡ロゼワイン(ピノ・ドニス)、大好き!そして今回、私にとって「発見!」だったのは、L'Escarpolette、Joel Courteau、Francois Blanchard。L'Escarpoletteはドメーヌ名がそうなのかわからないのだけど…。サンソー60%、カリニャン40%の2009年ものが、いちごジャムの香りと味。丁寧に作ってる感じです。私がいつも好んで飲むタイプの赤ではないけれど、たまにはこういうのも良いです。Joel Courteau(Domaine de Bel Air)は、ちっちゃくて不器用で内気な学者という雰囲気の人(ゴメン)で、醸造家にしてはあまり典型的でない感じでしたが、ワインもこれがなかなか。発泡ワインがよかったです。Sodaliteという白(シュナン・ブランとムニュ・ピノ)を気に入って購入。泡が細かく、リンゴのようなさわやかな酸が印象的でした。それからFrancois Blanchard(Le Grand Clere)のワインもまた風変わり。私が到着したときにはもうほとんど残ってなくて、トゥーレーヌのソーヴィニヨン・ブラン2007年と2009年を試飲。2009年はかなり濃い色、ぶどうの木がしっかり大地に根をはってるのが感じられるワイン。あと赤もあったけどあまり印象に残ってないなあ。2008年はブドウがダメになったのでワインが造れなかったのだとか。どういう理由でかはわからないけれど、それでも続けたわけだ。それだけでなんか感動してしまった。応援したくなります。
結構見逃したところがあると思うのですが…やっぱりちゃんと早く行かないとだめね。
でもタイミングよく知り合いに会えて楽しかった!醸造家さんたちもとっても感じがよかったし!
しかし、カメラを忘れたので写真なしなのです。
そして3つめはCave Augeにて、シャンパーニュ地方の試飲会。よく知られてる大手のシャンパーニュのは前の週にやってたみたいですが、今回のは小さなドメーヌの人々。吹雪くなか、結構人が集まっていました。これもまたカメラを忘れたので写真なしなのです…はげしく後悔。ちなみにEはインフルエンザ(?)で寝込んでまして、またも単独潜入。しかしこれがまた、楽しかったのです!
口にする機会があれば飲む程度とはいえ、意外と飲んでる気がするシャンパーニュ。でも「ふーん、シャンパーニュだね」っていう、なんとなくシャンパーニュのガイドラインみたいのがあって、どれを飲んでもなんかそんな感じがしてたのですが、飲み比べてみるとやっぱり違うんですねえ。そして自然派のつくり手のシャンパーニュはやっぱり違うんですよねえ。名前はよく聞くものの飲んだことがなかったUlysse Collin、最初は少しアニマルの香り、あとからバターナッツ、酸がほどよくバランスよく、有名なことに納得なシャンパーニュ。試飲会どうのこうのでなく、美味しいシャンパーニュが飲めて単純に満足できてしまう一品でした。HuriotさんのSeve白(2004)は、ちょっと酸化を感じましたが(これ、ワイン業界では欠点らしいですが、私は好きなんですよね~シェリー酒とか古酒みたいで)、ウィスキーとか穀物みたいな風味で面白かった。Lamandierさんの白は、茹でた空豆の香りがあったり、ベジタブルな味ですごく変わってたりして印象深かったです。
雪に濡れても和気あいあいとして楽しい雰囲気の試飲会でした。
やっぱり試飲会は楽しくなきゃね!(←1つめの試飲会に対する遺恨)きっとワインはその場の雰囲気をつくる要素のひとつだし、楽しくなるワインを飲みたいです。
帰り道、吹雪の中のサントーギュスタンの教会がきれいで、ああほんとうになんでカメラ持ってこないかねえーーとしみじみ後悔でした。
まったく写真ないのも色気ないので、シャンゼリゼのイルミネーションでごまかしておきます。


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