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薔薇色のパリ ~Paris en rose~

 2008-03-17
市長議会選挙の決選投票が、昨日、終わりました。

やっぱり首都パリは注目されていましたが、一回目投票ですでにドラノエさんにほぼ間違いなく決まりだなっていうのは見えてまして、やっぱりドラノエさんが勝ったわけで、今朝のマスコミには「サスペンスなし」「余裕の勝利」と書かれていたようです。

そんなわけで、今回、決選投票で気になっていたのは、パリ市長がどうなるかっていうことよりも、パリの各区長がどうなるかということでした。

前回、20区中12の区が左、8つの区が右でした。今回は、もしかして第5区が左にひるがえるか!?…という期待があり、サスペンスでした。5区は、元パリ市長、ジャン・チベリの長年の縄張り。架空有権者とか架空雇用とか、色々と汚職が問題になってもなお多数の票を得て区長に選出されてきたチベリ爺。今回は、中道派とくっつけず、危うかった。なんでも、昔からの住民が減り、いわゆるBOBO(ブルジョワ・ボヘミアン=考え方はイマドキ流行の環境問題に関心があったりして70年代のヒッピーっぽく、お金はもってて経済的に裕福だからガツガツしてない)と呼ばれる新しい住民層に入れかわってきたことから、カラーが左に傾いてきているらしい。

5e arr,開票速報をテレビ(じゃなくてパソコン、mon cher televiseur est mort! lol)で見ていたら、途中経過ではPSの女性候補、コーエン-ソラルがトップに立ち、「当選」と言われていました。スタジオに招かれていたPS政治家も思わず「おぉ~」と歓声をあげたほど、記念すべき勝利。

5e arr,2…と思いきや、開票が進むにつれ、徐々にチベリが盛り返し、一時、チベリとコーエン-ソラルの得票率が同数に…。しまいにはチベリが追い抜いてしまいました。どーゆーこっちゃっ!!


結局、以前と同じく左が12の区、右が8つの区を確保。

それにしても、12区のカヴァダの大敗にはワロタ。もともと中道派でフランソワ・バイルーに忠実だったくせに、名声欲しさにUMPに寝返り、有名人として肝煎りでパリに投入されたのに大敗。
とにかく、「地域の選挙」と言いながら有名政治家を「投入」「投下」するってのがどうにも気に食わないので、それで負けたやつは「ザマーミロ」って思います。

そんなこんなで結局パリはPSの勝ち。PSの党カラー、ピンクが過半数。薔薇色のパリ。

さて、大都市で注目されていたのは、マルセイユとトゥルーズ。両市とも長年右派の陣地でしたが、今回、サルコジとフィヨン内閣に対する不満から「制裁票」で右が弱まるものと見られていたし、まあ他の要因もあったのかもしれませんが、「もしかしたら左にひっくり返るか?」と全国の関心を集めていました。更に、事前の世論調査では、どちらの市も勝負は五分五分。緊張感も高まっていました。

結果として、マルセイユでは、議席数は2~3というちょっとの差でUMPのジャン-クロード・ゴダンが続投に。パリ5区が負けたのと同じく悔しい。

トゥルーズは、本当に僅差でした。約0.5%の差で辛くもPS候補のピエール・コーエンが勝利。

それと、前回右にもっていかれたストラスブールは、左が奪回。

選挙結果の速報番組では、各有名政治家などがスタジオに来て喋っていましたが、概して左は「現政権に対する国民の不満が表明された」と右に対する批判のトーンを強め、右は右で「地域単位の選挙であって、全国規模で行われる政策を進める内閣への不満ではない」と反論に終始。実際のところはどうだったのか、ようわからん。

今回の選挙結果を受けて、PSとUMPの一部は、内閣改造を要求しているみたいです。
出馬すらできなかった大統領府スポークスマンのマルティノンは、アメリカにとばされるらしい。居心地が悪くなったから高飛びか。いいご身分ですこと。
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