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ニコラは謝らない

 2008-02-26
先日の農業見本市での「ド阿呆」事件は、もう知らない国民はいないのではないかと思われるほど大きな波紋を呼びました。

その中で、右派はサルコジ擁護に必死。ラファラン元首相などは「あれはプライベートの領域だ」とか言っちゃって、なんでもネットにのせちゃうのがよくないみたいな言い方をしています。
「戻ってきてくれたらすべて取り消す」というメール暴露事件で、マスコミの犠牲者という立場を強調し、同情を買おうとしたサルコジ派(ラマ・ヤドにいたっては、逆にマスコミを「獲物のにおいをかぎつけてくるハゲ鷹」と比喩して攻撃)。今度もその延長線上で攻撃を交わそうということかも。

aujourdhui.jpgところが、今朝のル・パリジャン-オージョルドゥイに掲載されたインタビューの中で、サルコジは「答えない方がよかっただろう」と反省。このインタビューは、サルコジがル・パリジャンの読者の質問に答える形式で行われたもの。

しかしこの一文、実はサルコジが発言していないことが判明。

同じく今朝のカナル・プリュスの番組で、電話インタビューを受けたル・パリジャンの編集副局長、ドミニック・ド・モンヴァロンは、「紙上に、大統領が言わなかったこと、インタビュアーである読者が耳にしなかったことが載っている」と明かし、それが暴言を反省する一文であったことを認めました。

夜中、印刷にまわす締め切りギリギリの時間に大統領府より訂正原稿を受け取ったモンヴァロン編集局長。問題個所の掲載をしないか、はたまたネット上の記事と紙面上の記事に二つのヴァ-ションを並行させて掲載するか…と悩んだそうです。なぜなら、「どちらも芳しくない解決策の中から一つを選ぶのは難しい」から。

同氏によると、この会見中、サルコジが反省の色を表したことはないそう。
また、ロイター通信が確認したところ、最初の原稿では「『失せろ(casse-toi)』と言うべきではなかった」と述べているとのことです。

っつーか、ニコラがしおらしく謝るなんて「らしくない」な~と思ったのよ。さすがの支持率急降下でちょっとは下手にでる気にもなったのか?とも考えたけどさ。

ところで、「ド阿呆」事件の後でル・モンドに掲載されたフィリップ・リデの記事、「大統領に『なりたくなかった』男」が面白かったです。
サルコジは大統領に「なる」のではなく、大統領を「やる」という感覚なのだ、という分析。また、エリゼ宮(大統領府)の内部体制を一つの企業のようにしてしまったという見解も面白い。
私はこの記者、好きです。たしかセシリアとの離婚直後の記者会見で「ル・モンドのような新聞が、政治に関係のない私生活にばかり興味を示すのは残念だ」とサルコジに名指しされたときの記者だったような。きっとサルコジには反感をもってるだろうなー(勝手な憶測)。かといってあからさまに批判的ではなく、クールな筆致でユーモアも小気味よく、読みやすい。

折りしも物価上昇は避けられないとか何とかいうニュースで経済相が焦って消費税下げるとかまた思いつきっぽいことを言い出したところ、買い物に行ったら最近の物価上昇を実感して、同居人の怒りにガソリンが入ってしまい、「サルコジはフランスを少数大企業の支配下にしている!」という演説が止まらなくなりました。それでフィリップ・リデの「エリゼ宮を企業化してしまった」というのを思い出したんだけどさ。それはまあともかく、物価上昇は本当になんとかしてほしい(家庭円満のためにも?)。

参照:
Yahoo Franceより

「Les "excuses" de Sarkozy ont ete ajoutees, dit Le Parisien」(Reuters)
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