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ヴェネズエラ大統領によるチョムスキーの本の宣伝効果

 2006-09-23
今朝、ル・モンドのサイトを見ていて、チョムスキーの名前が気になって読んだ記事↓

h_9_ill_816028_chomsky_chavez.jpg9月20日、ヴェネズエラの大統領ウゴ・チャベスが国連でノーム・チョムスキーの本を掲げ、「アメリカ人はスーパーマンなんか見てないで、この本を読むべきだ」と言ったそうで、その後、2003年に出版されたこの本が、突如としてアメリカのAmazonで売上げ1位、大手書店チェーン店Barnes & Noblesで最も売れた本の3位になったそうです。
原題は「Hegemony and Survival : America's Quest for Global Dominance」。日本語にも翻訳されているんですね。(「覇権か、生存か―アメリカの世界戦略と人類の未来」)ちなみにフランス語タイトルは「Dominer le monde ou sauver la planete : L'Amerique en quete d'hegemonie mondiale」。アメリカ政治を批判する書。

チャベス大統領はその後の会見で「ノーム・チョムスキーが亡くなる前に会えなかったことが残念」と述べたとのことですが、チョムスキーさんは生きてます…。それ以来チョムスキーのことを心配して彼のもとに送られた電子メールは1万通にのぼっているとか。しかし、それにちゃんと返信しているという元気な77歳。
おかげで、ノーム・チョムスキーは、マーク・トゥエインと同じく、生前に死亡説が流されたという珍しい有名人リストに仲間入り。

いやあ、実は私も、別の人と混同し、この記事の最初の方を読みながら「あれ~、チョムスキーってまだ生きてたっけ?」なんてぼんやり考えてしまったので、チャベス大統領のことを笑えないわ…。

それにしても、全米でそんなに売れちゃうなんて、すごい宣伝効果だな~。っていうか、こういうジャンルの本がこういう経緯で1位になるって、日本ではあり得るのだろうか。
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