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虚脱のワケがあるかどうか。
とりあえず、昨日飲み過ぎた。あと、寝過ぎ。外は雨降り。 それから、教授に書かなければいけないメール(フランス語でメールや手紙を書くのは大の苦手)。その内容となるべきもの(ゼミでの発表)の欠如。やばい。 そして、移民法改正案(dossiers sur l'immigration @ yahoo France )。 |
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これ、mixiにリンクさせてるんですけど、なんかマイミクで「見た人は絶対やらなきゃいけないバトン」とかいうのをやってる人がいて、それ見ちゃったけど、無視。もう一人のマイミクさんは律儀に答えている。それも見ちゃったけど無視。
ギュウとか牛とかいってんじゃねーよ!って、「ギュウ」って聞いたらやっぱ「牛?」って思っちゃったんだけどね。ギュウちゃん、元気かなあ。 あのね、最近ね、虚脱気味なの。色々面倒くさくなってんの。でさ、バトンを握らせられてもね、ころんって落っことしちゃうわけさ。ころーんってね。で、ごろーんって寝っ転がってしまうわけさ。 明日はメーデー、労働者の日だしね。すずらんだね。祝祭の日なわけよ。つまり休みなわけよ。それで虚脱よ。面倒くさい。という日々。 |
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ぼや〜っとしていた週末から今週初め。
やらなければいけなかった事務処理を、重い腰を上げて終わらせました。学校関係の書類だったんですけど、今年度あと2ヶ月ほどですよ。そんな遅くなっちゃって大丈夫なのかなあ〜…なんて言い訳しようかな〜、日本に2ヶ月ほど帰ってましたって言おうかな〜、あとCPE抗議運動でどーのとか、まあ学校閉鎖してたしってことでお茶を濁そうかな〜…などと内心ビクビクしながら出向いたら、別段怒られることもなく順調に物事が進行、ものの20分程度で手続き終了。はあ、よかった〜。 それ以外はヒマを持て余し気味に読書。久々に小説など。町田康「屈辱ポンチ」、と佐藤亜紀「バルタザールの遍歴」。 町田康は、いわずと知れた「メシ喰うな」、と、それもそうだけど、なんつっても芥川賞作家(という冠が大した意味も持たない昨今ではありますが)。昨年、ちょうど一時帰国時に出た「告白」を衝動買い、はまってしまった。同時に買った、芥川賞受賞作「きれぎれ」もなんともよかった。どちらかというと併録の「人生の聖」の方が好きだったかも。で、えーどこがいいの〜ただの元パンク歌手だろ、って言われるかもしれないが、どこがいいのかはちゃんとわかっている。私にとって、だけれどもね。他の人にはちっともよくないかもしれないし、面白くないかもしれないし、理解できないかもしれないのだけど。他にも「夫婦茶碗」とか買ってきてまだ読んでないし、そのうち町田康については書きたいと思っとります。余談。以前、ネット上で、その文章の感じがすごく好きだった書き手がいて、町田康を読んでいるとその人を思い出す。文体が似ているので。京都の雰囲気なのか(住んだことないからわからない)、落語の語感なのか。しかしその方とは音信不通になってしまった。今頃どこで何をしているのやら。見てないと思うけど、この際、愛してるよ。と言っておこう。 佐藤亜紀という作家ですが、池田晶子を罵倒…というとひどいけど、そこまでいかないかな、なんか彼女の悪評(作品や仕事内容じゃなくて、実際に時間を共有しての話)をHP上の日記に書いていたということで知りました。それはおいといて、「バルタザールの遍歴」は第3回日本ファンタジーノベル大賞を受賞したという力作。しかも審査員が全員、あまりの出来に圧巻されたという。納得。最初の方で、あまりにきめ細かに作った文章、いかにも推敲に推敲を重ねた文章、という印象を受けて、ちょっと嫌味に感じたところもあったけれど、とにかく上手い。設定、物語の引っ張り方と展開、レベル高し。歴史的背景もしっかり調べてあるみたいだし。18世紀、19世紀の西欧文学(ドイツ、フランスあたり?)に親しんだ人なのだろうなあ。とにかく、読んでて引き込まれて、地下鉄の駅で降りそこないそうになったのは久しぶり。っていうか、まあ、小説って滅多に読まないから、久しぶりに読むとすぐ引き込まれちゃうんだけど。 今年は勉強しないんだ〜!と決めたものの、さすがに半年も怠けていると、ちょっと不安というか焦燥感というか、なんだか胸のうちがモヤモヤしてきたので、少量で効きそうな消化剤として本棚から適当に引き出したのが、メルキオールの「フーコー 全体像と批判」。訳(財津理さん)がいいのか、原文からそうなのか、わかりやすく明晰な文章で、第一章は一気に読めた。内容はまた次の機会に(そんな機会があるかなあ?)。しかし、古本屋で買ったので、本がくさい。ちょっと長時間向き合うのは辛いなあ。とりあえず第一章だけ読んだらまた山積み本の中へ。続きはいつになるやら。 週明け火曜、ひきこもりが休日の過ごし方のデフォルトになりつつある私が何故か一日に二つも約束。それも二つとも若くてかっこいい男性と。ふふふふ。(こう書くと、なんか年増とツバメみたいで必要以上にやらしいな。)といって、別に他意はなく、ただ仕事のお手伝いと、物品手渡し。合間に太極拳。乗り慣れない線を使って移動したら遅刻。二つ目の約束は相手が遅刻(といっても10分ほど。遅刻のうちに入らないね)。物品とは、スイスのお土産。玉子さま(外は白くて中身は黄色い)、サンキュー!スイスのチョッコレイト!その他にも色々。私が食いしん坊だってバレてる…のかな…。夕食でにぎわうカフェ兼ビストロでちょっと一杯、ド・ヴィリエ罵倒、「左の左」候補者、カン・フーについて、など小一時間の語らい。 一つ目の約束のお相手とのお仕事が終わらなかったので、今日も彼のお宅訪問。昨日はフルーツ入りマフィン、今日はピザをご馳走になってしまった。おぉgentil garcon!昨日は、私が慣れないせいで足を引っ張った感じ。しかし冗談言いながらも今日はスムーズに終了。 これが春です。少しずつサイクルがまわってく。 お部屋のお掃除をして、明日からまた小さな労働。 |
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もうすぐ(5月2日)サルコジ内相が提出した移民法改正案が協議される予定。
それに伴ない、人権保護団体や不法移民の生活援助などをしているキリスト教団体からの批判を、ちらほらメディアでみかけます。 さて、サルコジ内相は、本日パリで開かれた、自身が党首を務めるUMP集会で約2000人の新党員を前に演説、移民について「もしフランスが好きでないなら去ればよい」と発言。更に、4年前の大統領選でFN党に投票した有権者の多くは、本当に極右を支持していたのではなくて政府に信頼がなかったのであり、自分はこのFNの票を集める意向である、と、次期大統領選を目した発言も。この「もしフランスが好きでないなら去ればよい」という言葉、極右政党MPFの党首、フィリップ・ド・ヴィリエ氏の政治的スローガンを彷彿とさせます。 ド・ヴィリエ氏は、自身の政党のスローガン「フランスを愛せよ、さもなくば去れ(La France tu l'aimes, ou tu la quittes)」をサルコジ内相が「複写した(d'avoir duplique※)」と非難。 ※註:dupliquerとはduplexerと同義語で、後者はロワイヤル仏和中辞典によると「(電気通信で)同時送受信機を設置する;(放送を)多元化する」という意味。この発言の場合、ラテン語からきたduplicata(複本、写し)の意味が強いと思われる。 また、ド・ヴィリエ氏はサルコジ内相が「二枚舌」であると批判しています。内相が各方面で発言している意見・政治的態度を総合すると矛盾する、と言いたいらしい。なぜなら、一方でサルコジ内相は極右政党スローガンのコピーのようなことを言い、移民法を厳しくして締め出しを行う態度を見せながら、他方では外国人に地方自治体選挙の投票権を与えることに賛成したり、モスク建設の費用を国から援助することを提案している、というのがド・ヴィリエ氏の主張。このブログでも以前、イラン・アリミさん殺害事件後のデモで起こったハプニングに触れ、ド・ヴィリエ氏のことはちょっと書いています。彼は「フランスのイスラム化」に反対している政治家であり、彼にしてみればモスク建設のための国からの経済的援助などもってのほかでしょう。他の視点からみれば「フランスが好きでないなら去ればよい」という発言とモスク建設援助は矛盾しないのではないかと思うのですが。(というか、問題点が違うと思うのですが。) ところで、極右政党やポピュリストに特徴的なのは、わかり易く単純化された主張。ド・ヴィリエ氏の発言を読むと、彼の中ではムスリムとイスラム原理主義とテロリストが一つのカテゴリーに分類されていそうな気配。こういうのは危険です。 参照: Yahoo Franceより 「Philippe de Villiers denonce le "Sarko-show"」(Reuters) 「Sarkozy: "si certains n'aiment pas la France, qu'ils la quittent" 」(AFP) ↑UMP集会の映像が見られるリンクつき。サルコジ内相の熱弁がちょっとだけ聞けます。(アンチ・サルコジとしてはゾッとしない映像ですが。) 「Nicolas Sarkozy courtise les electeurs du FN et du PCF」(Reuters) |
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石油の値段が急上昇中らしいですが。
先週のEnvoye specialというルポルタージュ番組で、植物性の油が フランスの南部( ただ、こうした植物油だけで自動車を動かそうとすると、モーターがいかれてしまう危険性があるそうです。推奨されているのは、ひまわり油30%に従来のガソリン70%という混合燃料。上記のひまわり油を燃料に使用した車は、それだけで動かしているわけではありません。ところで、100% しかし、自然の植物油では限界があるものの、植物性オイルの開発は進んでいます。フランスでは、植物性のdiesterというオイルが、大統領及び公共交通機関の車やバスに使われています。とはいえ、使用燃料の30%に限られている上、一般には入手できません。いわば特別扱いの待遇で使われています。 隣国ドイツでは同じdiesterが100%、ガソリンに代わる燃料としてここ数年でかなり普及、Bio Desel(バイオ・ディーゼル)という植物性 また、ブラジルでは砂糖きびから抽出した でもやっぱり、地球環境の将来とか心配だしなあ。フランスも植物性油のガソリンを認めればいいのに〜と思いました。 以下余談。昔友人に借りて読んだ「ゴルゴ13」に、水素で動く自動車がどーのこーのというエピソードがありました。ホンダとおぼしき日本の優秀な自動車会社から独立した日本人技師が、水素を原動力とした自動車を開発してフランスの自動車会社から発表しようとするという話。ところが、アメリカのメジャーが石油に絡んだ利益を保持するため、ゴルゴ13に頼んで試験車を狙撃させ、水素爆発に見せかけて計画をおじゃんにさせる…というオチでした。 このエピソードで、フォードが自動車普及を目論んで鉄道開発を阻止したという話を初めて知りました。サンフランシスコに住む友人(といっても還暦過ぎのおじさま)によると、たしかに昔は鉄道が走っていたのが、いつの間にか廃線になった、とのこと。アメリカが京都議定書に署名しなかったとき、妙に納得してしまいました。 石油消費量が激減したら世界のパワーバランスもまた変わってくるんだろうなあ…なんて考えたり。 ※4月30日 加筆・訂正しました。 コメント欄のSimonさんの説明が詳しいので、興味のある方はそちらをご覧ください。 |
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今日、パリは晴天。
街中で見かける女性が美しい人ばかりでびっくり。 春だからだろうか。 |
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前に書いたやつとパンクつながりで。
近頃、フランス国営放送France2のサイトの中に「Meoires Punk, 1976-2006」という特集(?)ページがある。国営放送でパンク回顧…それもわりと大きく扱われて…。なんかヘンな国。と思ったり。 ところで、mixiではボアダムスのコミュニティに入っていて、そこから貴重な情報が!ななななんと、ボアダムスが5月29日にロンドンでライブ!えぇ〜〜〜ん!!コミュニティって役に立つなあ〜! いつもはライブ情報とかTV放映情報とか指をくわえてみてるわけだが、今回は行ける距離!うわ〜〜〜ん、行きたい〜!でも日帰りは無理だし…お金かかるなあ〜。悩む。 ![]() |
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炭酸水バドワ(Badoit)のTVCMが、最近はスヌーピー編。
グラスの中、小屋の屋根の上で寝るスヌーピー。そこへバドワが注がれて、スヌーピーはくるくるまわりながら舞い上がる、というやつ。 正直言って、ヴィジュアル的にそんなにインパクトはない。 が、気になっているのはその音楽。あの赤い方のバドワ(Bdoit rouge)のCMで「ぉお〜〜〜〜」って掛け声から始まるの、トイ・ドールズじゃなかろーか。 検索したけど、でてこないので確信なし。いたいけな(?)少女時代、どんなに遠い昔であろうと、あれだけさんざん聞いた私がコレはっ!?って思ったんだからそうなんだと思う。(オフィシャルサイトでCMが見られるみたい。右の「Decouvrez la nouvelle pub Badoit Rouge avec Snoopy」というところをクリックすると出てくるらしいが、なんせうちのPCにはMPEG4が入っていないので見られない…。kazz.さんとか、誰か確認してくんないかな〜、なんて。) トイ・ドールズは大好きだったけど、その曲がCMに使われるなどと思ってもみたことがなかった…。それも大手のCM。 侮りがたし、フランスCM。 ついでに思い出したけど、携帯電話会社SFRの、音楽をダウンロードできるというCMにイギー・ポップが出てくる。これはちょっと前にやってて、最近は見かけなくなった。 夜中、電話で起こされ、半裸でベッドから抜け出すイギー・ポップ。やがて電話に向かって踊りながら歌い出す。 が、電話の向こう、海辺で携帯に曲をダウンロードしていた男性は、友達からアイスクリームを受け取り、ビキニ姿の女性に見とれ、携帯を切る。イギー・ポップは、電話が切れたのに気付き、はたと歌うのをやめる…というやつ。(ここで見られます) これ、結構好きでした。 でも、イギー・ポップがフツーにTVCMに出るなんて日本では考えられないような気がするんだけど…どうでしょう。 |
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昨夜は、安ワインをだらだらと飲みながらTV観賞。
セルジュ・ゲンズブール没後15年の歌謡ショー。司会は恒例ダニエラ・ランブロゾ。Le poinconneur des lilasで日本人歌手も出演。「petit trou, petit trou…」を「ちっさい穴、ちっさい穴〜」と歌っていた。どなた? 途中、M6にチャンネルを変えたら「smallville」が再開していた。ラナちゃん、前彼とどーなったんだろ〜。相変わらず人間関係が掴めないシリーズ。 で、またF2に戻って「Tout le monde en parle」。 エリザベット・テシエが出ていました。彼女はミッテラン故大統領に助言していたという星占い師。(彼女のサイトでは、簡単な週予想もみられます。)ソルボンヌで社会学の博士号もとっていて、番組中、肩書きは「社会学博士」とテロップが。なんか彼女の博士号は問題になったらしいので、わざとかな。 前回、2005年の10月、同番組に彼女が出演したとき、「2006年の3月、68年の学生運動に匹敵する社会的な動きがある」と予言していたとか。まさに反CPE運動のこと。その他、2006年の初めに宗教に関するいざこざがあるとか(モハメットの諷刺画関係)、えーと、あと忘れたけど、他にも何か予言していたらしい。 まあ、多分沢山いろんなことを言っていたんだろうし、当たらなかったことの方が多いんだろうな〜なんて思ってしまいますが。 それはそうと、番組でフランスの政治に関する予想をちょっと話していて、聞き取り理解できなかったり記憶が中途半端なものが多いのですが、ちゃんと覚えているものだけメモ。 まず、ニコラ・サルコジは2007年、ラッキーな年であるらしい。また、セゴレンヌ・ロワイヤルも2007年は星まわりがとってもよいそうで、今よりもっとついているらしい。 同じく番組に出演していたクロード・アレーグル(ジョスパン内閣で教育相を務めたものの、提出した学校改革案が国民の大反対にあって更迭された)には、「年内に私のことを思い出すでしょう。今は信じていないようだけど」と言っていました。司会のティエリー・アルディソンが、「ジョスパンに絡んで?」と突っ込み。明言は避けつつエリザベット・テシエが予想するところによれば「10月からジョスパンの話がもちあがってくる。とくに10月20日頃、みんながジョスパンのことを話題にする」とのこと。 あと、今年の6月末から7月、デモがある兆しだとか。移民法に関するデモかも…なんて思ったりして。 結構面白そうじゃん〜なんて思って、彼女のサイトで2006年の星占いを見てしまった。そしたら、なんだかあまり嬉しくないことが書いてあった…。信じたくなーい。 |
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で、日本の新聞がこぞって「フランスは改革する能力がない」と報じたとのこと。
まあ、日本の視点から言ったらそうでしょうね。 考えてみれば、日本はバブルの時代があって、それがはじけてから不況に陥って、ナイーブな私などその落差に愕然とさせられました。 いつだったか忘れましたが、アメリカでも経済が傾き始めた頃、50歳すぎの人がある日突然解雇させられて…というCNNドキュメンタリーを見て恐れおののいたものです。 その頃から、解雇される、または仕事がみつからない、という不安は、若年層に刻印されたのではないかと思います。 倒産すれば全員が路頭に迷うわけで、それなら企業が生き延びる方策をとった方がよい、と誰もが考えていたのではないでしょうか。バブル崩壊後の長期的不況は、企業が生き残りをかけて負担を減らすために雇用を制限し、正社員雇用が減る一方、人材派遣やアルバイトなどの雇用を創出してきました。それに対する拒絶的な社会反応というのは見受けられませんでした。 さらに溯って考えてみれば、たしか80年代に、「年功序列」と「終身雇用」という日本社会の特徴が批判されていた記憶があります。それらが経済を停滞させる、と。欧米のようにもっとフレキシブルに、とさかんに言われていたようです。その時代に、安定した正社員雇用に固執する社会的価値観というものが崩れてきたのかもしれません。 また、バブル時代には、労働市場では供給よりも需要が多く、学生達はひくてあまたでした。内定を出した会社は、学生の気が移らないよう、研修合宿と称した旅行やパーティーを企画して足止めしたものでした。その頃の「仕事はすぐに見つかる」という感覚と相俟って、ひとつの会社で一生働くという観念が薄らいだのかもしれません。 そういうわけなのかどうなのかわかりませんが、日本は、不況の中、人材派遣やアルバイトといった不安定な雇用形態が増殖し、それが普通である社会になったようです。 もちろん、正社員という、福利厚生が企業に提供されるポストの方が望まれているでしょうが、それが叶わなければ人材派遣やアルバイトといった仕事に就くことにさほど抵抗がないように思います。 CPEがあれだけ抵抗にあったフランス社会と比較しなおすと、その感覚の違いにえらく驚かされます。 ちなみに、去年TVニュースで見た統計によると、フランスの高校生の80%以上が公務員になりたいと言っているそうです。ま、公務員といっても職種は色々あるわけですが、一般公務員(郵便局員とか市役所職員とか)だったら、かなり保障されているし年金もだいぶもらえるらしいし、一生安泰というイメージ。安定志向ってことだろうなあ。 あと、多分、日本では親がまだお金をもってて援助してくれたりするんだろうなあと思うのですが、フランスの場合、将来のための貯金ってあんまりしないみたいだし、親もお金を持ってない家庭が多そう…というところも、バックグラウンドとして違う点かなーと思います。 pianomanさんが以前残してくれたコメントによると、日本では経済格差が広がっているらしい。不況の打開策としての雇用契約形態の柔軟化は、たしかに今、日本は景気が好転してきて、その点では結果「吉」と出たのかもしれないけれど、他の面に別の影響があるんだろうなと思います。 関係ないけど、先週、「小さな政府」を提唱しているという新自由主義的経済学者のインタビュー(日経新聞の一面に載っていた)だったと思うけど、とにかくなんか読んでちょっと恐ろしく感じたのは、少子化問題云々についての答えで、「子供」を経済的要素としてしか語ってなかったところ。子供が大きくなったら労働力になって経済を支えるからもっと子供を作んないと、とかそんなことだったと思う。まー、経済学者だから仕方ないのでしょうが、「少子化問題」なんだから、そんなダイレクトに「子供=国民経済発展の要素」にしなくても、もちっとなんか違う視点、社会的観点から経済に波及する効果とか、そういう風に語ってもいいじゃね?と思いました。あと、産めよ増やせよ、国力のため…って感じもあり。なんだかなあ…。 |
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CPEにまつわる社会現象を傍観しつつ考えたこと。
いや、ほんと、ほぼ終始「傍観」でした。反CPE運動を展開する学生達にちょっと肩入れしたくなってきたのは、この一週間のこと。 それと、ちょうど一週間ほど前にル・モンドに掲載された記事を読んで、ちょっと考えたことがあったせいもあるかな。 その記事とは↓ Le CPE ? Un bras de fer entre réactionnaires et conservateurs, par Adriano Farano LE MONDE | 03.04.06 「反動派と保守派の腕相撲」とでも訳しましょうか。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 以下要約: 反動派とはド・ヴィルパンである。右派ベルルスコーニ率いるイタリア政府にとってですら、労組や経団連との協議は欠かせないものであるということを考えれば、今回のフランス政府の強硬姿勢は特異であるといえるだろう。 保守派とはデモを繰り返す若者達である。なぜなら、彼らは社会の変革に対する不安というより保守主義的な欲望を表明しているようであるから。68年の学生運動が想起されるとよく言われるが、現在のソルボンヌ封鎖は全く違った印象を与える。それは「失われた楽園」、つまり自由主義に推進されるグローバリゼーションが問題となる以前の経済の時代、雇用が保障されていた神話的時代を追求する保守的な運動にみえる。 ヨーロッパの他の国に住む30歳以下の若者達には、こうしたフランス社会の反応が理解困難にうつる。フランスは時代から取り残されている。ヨーロッパの中で、おそらく、フランスはグローバリゼーションに対して最も反対している国であり、反自由主義的傾向が改革を妨げている。しかし、ヨーロッパの他の国では、改革は実際に行われ機能しているのである。 例えば、1990年代、デンマークからは「flexicurite」というコンセプトが提案されている。これは「flexibilite(柔軟さ、しなやかさ)」と「securite(保障)」を縮めた造語であり、「雇用契約の柔軟さは福祉国家と矛盾しない」という前提から出発している。つまり、解雇を簡単にしても社会保障があるからうまくいくはずだ、ということである。 それから、「welfare(福祉国家)」に対する「workfare」という理論が、トニー・ブレアによってイギリスで推進されている。それは、労働を社会システムの中心に据えるということである。あつく保護されているという考えを定着させる援助モデルから、積極的に雇用を探すことによって成り立つシステムへの転換である。 他のヨーロッパ諸国と同じように、フランスには現代の世界に適応するだけの能力が十分にあるはずである。しかし、状況を変えるためには、まず反動派と保守派、双方の歩み寄りと協議が必要だ。 (要約終わり) −−−−−−−−−−−−−−−−−− 私は経済とその歴史について、全く弱く無知に近いのですが、たまたま最近読んだ本(「デモクラシーの冒険」)の中で、福祉国家構想の行き詰まりから新自由主義への流れに触れた部分があったことを思い出しました。 無知のコンディションに流れ込んだ大まかな知識によって理解したことはこうです: 第二次世界大戦中、対ドイツの闘いのために国家・国民の団結が必要となり、イギリスにおいてwelfare state、福祉国家構想が生まれた。そして国内の生活水準の格差が縮まった。その実、それは植民地からの搾取によって助けられた部分が多かった。60年代、植民地を失い、産業の形態が変化してグローバル化が進み、それが国内経済に影響を及ぼした。そこでサッチャー首相は、国が抱え込んでいた機能を民営化したり、国家から福祉や教育を切り放していく政策を進めた。福祉国家構想は否定されたわけである。70年代にはアメリカでも構造的不況を脱する為に、レーガン大統領が福祉国家構想を否定するような政策を展開した。労働者側は、グローバル化によって組織的結集が難しくなり、組合の力が以前ほど発揮できなくなった。同時に、経済学的な視野においては、30年代の経済恐慌を乗り切るためにとられたケインズ主義(国家が市場に介入すべきという考え)的な政策が、60年代の産業形態の変化以降、機能しなくなってくる。それに反発するかたちで、新自由主義、つまり市場における自由競争のモデルに帰ろうという考えが台頭してきた。そして、国家行政をミニマムにおさえ、民間の企業に託す傾向が強くなった。 すっごく単純化して言ってしまえば、福祉国家構想の行き詰まりから新自由主義が出てきたわけで、この二つは相容れないと考えることができるのでは。特にフランスにはその考えが強いように思います。そして、フランスでは新自由主義を嫌う傾向があります。 上記記事中のデンマーク的コンセプト(雇用の柔軟性と福祉は矛盾しない)について、筆者は「フランス人の目には異端に映るだろうが」と付け加えています。しかし、デンマーク的コンセプトを受け入れられるかどうかは、フランスの福祉行政のシステムがフレキシビリティに耐えられるかどうかを知らなければならない。記事の筆者は、フランスのシステムは十分耐久可能だと考えているようです。しかし、フランス人たちの企業に対する一般的な不信それ自体が、ヨーロッパ他国の想像を超えるものであるだろうし、その不信を前提とすれば福祉(失業に対する保障)がパンクするのでは、という危惧も除外できないのではないか。 イギリスのコンセプトに対しては、論外となるでしょう。以前、イギリスの職安システムのルポルタージュをやっていましたが、スタジオに招かれたフランス人コメンテーターは「わが国にはこんなシステムがなくてよかった」と言っていました。そのルポルタージュの中では、失業保険の不正受給者を減らす為の告発制度(近親者が電話で通報する)や、ほぼ強制的に企業面接に向かわせるような厳しいチェック制度が紹介されていました。たしかに、国家権力からの監視や拘束に敏感なフランス人からは拒絶反応が出るだろうなあ、という内容でした。 福祉国家的考え方と新自由主義という対立構図でいうと、フランスは前者を支持しようとしていることが、今回の反CPE運動で浮き彫りにされたと思います。もうその対立構図は古いのかもしれない。でも、この際フランスには福祉国家構想にこだわりつづけて欲しいなあと思いました。楽観的に過ぎるかもしれませんが。(まあ、そこは経済音痴のなせる技。) 他の多くの人もそう考えていると思いますが、上記記事の筆者は「フランスは時代に取り残されている」と言っています。しかし、グローバリゼーションの拡大が障害なしに進むことが、歴史の唯一にして必然的な流れだとは思いません。 欧州と一口に言っても、国によって違うのは当たり前。統一とは均質化ではないわけだし。良くも悪くも、単純に「右にならえ」にならないのがフランス(というのもすごいクリシェだと思うけれど)、反CPE運動とその勝利は「変革に対するフランスの不能」という一言で済んでしまうものでは決してないと思います。 |
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先週末、与党UMPが危機を脱するための指針を週明けに発表すると言われていましたが、正直言ってさほど期待していませんでした。
ところが、撤回の発表。びっくら。 事実上「撤回」ではありますが、大統領はその言葉を使わず「他のものに置き換えられる」という決定を発表しました。 これに対し、労組や野党左派陣営は「市民と若者・学生たちの勝利」と満足を示しつつ、CPEに置き換えられる法案がどのようなものになるか油断ならない、として、引き続き警戒態勢。 今回の学生による反CPE運動で、学生組合の代表として一番目立っていたl'Unefのブリューノ・ジュリアール氏は「どんな法案がCPEの代わりとなるのか、議会で決定されるまでは運動を続ける」よう、学生達に呼びかけています。一方、La Confederation etudianteのジュリー・クドリー代表は学生達に、早く封鎖をといて試験に向けてコンディションを整えよう、と促しています。 しかし、地域によっては復活祭のヴァカンスに入っている(例えばパリ)ものの、CPEお蔵入り決定にもかかわらず学生による封鎖が続いている大学も。とりあえず、CPEに代わる法案がどのようなものになるのかを見届けるまでは、学生達の運動が完全に終わることはなさそう。 3月末の全国ストの時点で、解決の糸口はド・ヴィルパン首相の更迭か辞任…と噂されていましたが、ド・ヴィルパンはあくまで辞任しない方針。シラク大統領の秘蔵っ子だし、更迭という線もなさそう。 とにかく、これで少し落ち着くのでは、と思います。 今日はちょっと寒かったけど、春らしく気持ちの良い日が続く今日この頃、気持ちも浮き立つ時季。 On doit se rejouir de la belle saison ! 今日は友人と夕飯食べに外出して、遅くに帰宅、もうおねむ。 そういうわけで、あんまり詳しくない上まとまりなくてごめんなさい。 情報元参照リンクも、なんかいろんなとこのつまみ食いだし、整理して貼る気力がないので今回は無しです。ほんと、すみません。信憑性は他の情報とあわせて判断してくださいますようお願いします。 |
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最近流行っているらしい成分解析。
他でも見たけれど、chorolynさんのところから成分解析サイトにとび、やってみました。 結果↓ shibaの47%は呪詛で出来ています shibaの35%は玉露で出来ています shibaの7%は気の迷いで出来ています shibaの7%はお菓子で出来ています shibaの4%は言葉で出来ています うーん、呪詛かあ…。このブログのほとんどはshibaの吐いた呪詛なのか。読んだ人には呪いがかかるかもしれません。気をつけましょう。 しかし、玉露なんて高級な茶は飲んでませんよ。 「気の迷い」というのは妙に気に入りましたが。 日本語ブログタイトルでやってみました↓ 日々の泡の48%は下心で出来ています 日々の泡の40%は理論で出来ています 日々の泡の6%はお菓子で出来ています 日々の泡の5%はミスリルで出来ています 日々の泡の1%は情報で出来ています やべっ、下心…いやいや、そんなものありませんよ、ほんと。 しかし情報は1%だそうです。このブログの殆どは妄想かもしれません。 そうはいっても理論もだいぶ含まれているようです。え、理論的妄想、または妄想的理論? で、ミスリルって何? このサイト、自分で成分を選んだ独自の解析も作れるんですね。 というわけで、哲学成分解析(間違えて哲学成分「分析」にしてしまった…後の祭り)を作ってみました。 やってみたけど、面白くない。 |
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先日、「反CPE運動が尻すぼみになるのでは」と書きましたが、それどころか、とうとう私の所属する大学も閉鎖になってしまいました。という知らせで起こされた今朝。惰眠を貪るのもたいがいにしろ、ということか。でも眠いんだもん。
つか、知らせてもらって助かった…。 昨日、ド・ヴィルパン首相がプレス記者会見をして、「自分はあまりにことを急いた」と認めました。「しかし、それはすべて若年雇用のため」とも。また、政府は改めて労働者組合や学生組合、また経団連の代表と個別に話し合いをしています。しかし、昨日、会合を終えた学生組合の代表は、「向こうはただこちらの意見を聞いていただけ」「前提なしの話し合いを、と言っているが、廃案の影もない」と述べつつ「予想していなかったわけではない」と皮肉っぽい反応。更に、経団連の代表パリゾ女史は「色々な提案をした」と言っていますが、廃案を仄めかしたかどうかは曖昧なところ。 パリゾ女史は、最初からCPEにはよい顔をしていなかった。「CPEを作らなくてもCNEを拡大すればよい」と言っていました。実は、そこのところ、よく理解できていなかったのですが、CNEが従業員20人未満の企業に適応される雇用契約なのに対しCPEは20人以上の企業を対象にしているということがポイントなのですね。CNEは施行から半年以上経っており、政府はその効果として、雇用が増えた言っています。しかし、実際のところはどうなのか判断しかねるところ。ただ、PME(中小企業)にとっては、CNEのおかげで気が楽になって新しい雇用もしやすくなったようです。従業員にとって不安定さが毎日のストレスになるとすれば、企業にとって解雇にかかるコストがストレスになるということでしょうか。そういうわけで経団連はCNEを評価していますが、反CPE運動の広がりによってCNEにも影響が出るのではないかと心配しているようです。 ところで、大企業を対象とするCPEがCNEと競合になったら、中小企業の雇用を促進するというCNEの目的はどうなってしまうのか。 それから、本当にCPEで雇用が創出されるのでしょうか?CPEって、試用期間と解雇理由云々の点を除けばCDI(無期限雇用)と同じと政府は強調しているけれど、じゃあ最初からCDIで雇えばいいじゃん、と思ったり。CDIでも試用期間はあるんだし。 ただ、CPEは従業員20人以上の会社に適用、って、どういう基準なのかわからないのですが、「20人」が「中小企業」と認められる規定数なのかなあ。21人でもかなり小さいと思うんだけど。だったらCNE適用枠をもうちょっと広げればいいのに、と、パリゾ女史が言っていたことを飲み込めた気がします。正しい理解かどうかわからないけど。 で、景気好転のための雇用の創出、まずそこから流動化させようということで、現政府は雇用契約に着手したわけですが、それって本当にそれしか選択はないの?と疑問。昨日、TVニュースの後のインタビューコーナー(Question-ouverte)にドミニク・ストロス-カーンが出演していて、経済学者の彼は、政府は着手するべきところを間違っていると言っていました。そして、高校や大学の封鎖について訊かれ、「すぐに止めるべき」と答え、続けて「政府はすぐに強硬姿勢を止めてCPEを廃案にすべき」と言っていました。 私は、CPEは即刻廃案にすればいいと思います。 シラク大統領の発表によって改正を余儀なくされたCPEは「死産」と言われているし、私もそう思います。CNEが良いものとは思わないけれど、それとの兼ね合いを考えても、CPEは必要ないと思います。 話し合いをするとか言いながら、なんだか腰の重い政府の対応を見ているとイライラしてきて、「政府は何をやってるんだ、ったく!」とオヤジっぽく呟いてしまいそうになります。反CPE運動が社会に引き起こす弊害について呆れたり怒ったりしている人もいるようですが、私はそれよりも政府の対応に問題があると思います。こうなってくると学生たちの反CPE運動に参加したくなってきます。 参照: Yahoo Franceより Villepin reconnait avoir voulu "aller vite" dans l'affaire du CPE (AP) CPE: Bruno Julliard (UNEF) ne voit "aucune inflexion" vers une sortie de crise (AP) CPE: le Medef a fait "des propositions" (AFP) Le Mondeより Le patronat craint de voir le contrat nouvelles embauches emportィヲ dans la tourmente LE MONDE | 05.04.06 |
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まあ、これは誰か他の人も書くのではないかという気がしますが…今日発売の週刊誌のうち、なんと4誌の表紙がセゴレンヌ・ロワイヤル!
今朝、Metroという無料新聞を拾って読んだら、週刊誌の表紙の写真と特集の紹介が載っていました。まずLe Pointは「Le mystere Royal(ロワイヤルの謎)」という見出し。特にロワイヤル女史と伴侶オランド氏との関係などに焦点をあてたらしい。 続いてLe Nouvel Observateurもロワイヤル特集。セゴレンヌ・ロワイヤル自身の言葉を扱ったもの。更にVSDの表紙にも、ベルモンドの写真と並んで彼女の正装姿。この大衆雑誌は「彼女は〔大統領選出馬へ〕準備ができている」と述べているそう。L'Expresseの表紙には彼女の姿は見えませんが、他誌がこぞって彼女を取り上げているのは今夜TF1のニュースに出演するからだ、とのこと。で、いつもは国営F2のニュースを見ているけど、今日はTF1を見るか〜なんて思っていたら、チャンネルが2のまんま、同居人が気付いてPPDAニュースに合わせたらもうインタビューも終盤でした。(ってか、インタビュー時間、短かったのかな?)ライバルはサルコジかド・ヴィルパンか…みたいなことを聞かれ、「私はライバルに対抗するために頑張るのではありません。フランスのために働きます」とかなんとか、そのようなことを言っていました。まあこれは前にも同じような答えをどこかで聞いた気がしますが、ソツない感じ、誠実な感じでいいのではないでしょうか。ああ、あと、外国人排斥に陥るような落ち込んだレベルからフランスを引き上げたいと言っていたなあ。さて、Metro掲載の上記3誌に加えてParis Matchの表紙もセゴレンヌ・ロワイヤル…。なんだなんだ〜?ただTVの夜のニュースに出演するだけでこんなに雑誌の表紙を飾るかあ〜?もしかして何かの操作かなあ…と思ったり。あっ、そういえばこんな話題もあったな、と思い出したのがLe Nouvel Observateurのとあるページで見つけた記事。セゴレンヌ・ロワイヤル自身のインターネットサイトが開設されたのは知っていましたが、今日、そこで自分が出版する予定の本の第一章を公開するとのこと。そして2週間おきに順次公開しつつ、9月の出版までそのサイトをフォーラムとしても機能させ、閲覧者の意見などを書き込んでもらおうという試み。最近、フランス人の多くが、政治は民衆から切り離された官僚がやっているという印象を受けて無力感を感じているようですが、ロワイヤル女史は市民の多くの意見に耳を傾けたいという姿勢を示し、まだデモクラシーに失望してしまわないことが大事、と市民を元気付けるようなポジティブさを感じます。 夕食後、お茶を飲みながらの同居人との団欒は、セゴレンヌ・ロワイヤルが大統領選に出馬したらどうなるのだろうね〜という話。そのなかで私が閃いたのは、社会党からロワイヤルが出るなら、FNもル・ペンの親爺さんがそろそろ年だから娘に出馬してもらって、その他に常連のアルレット・ラグィエ、PCFはマリー=ジョルジュ・ビュッフェ、海外県のトゥービラ…と、女性立候補者が大半占めたら面白いんじゃないかなー、なんて。(とはいえ、立候補者があんまり沢山出られて2002年の二の舞になったら困るんだけど。)ド・ヴィルパンが今回のCPEで落ち目だからその後のシラク派としてアリオ=マリーが出てきてそのまま大統領選出馬…ってのはかなり薄い線だけれども。 ところで、シュベヌマンは「ファビウスが出なかったら私が出る」と言ったそうだが、もういいって、出なくて。ほんと、頼むよ。 |
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CPE関連、ひとつだけ。
ディミトリー君、19歳、CPEで雇用され、その25分後に解雇された、という記事。 Reuters発 Yahoo France経由 「Dimitry, 19 ans, premier CPE de France licencié en 25 minutes ? 」 ま、やらせなんですけど、こういう抗議の仕方もある、と。結構愉快なやつらだな、なんて思っちゃいましたけどね。 春眠むさぼってる私はそろそろ就寝なので、とりあえず詳細は明日にでも。 ----------------------------------------------------- 寝て起きました。 記事の内容はというと、高校生の学生組合FIDLが、組合員の一人をCPEで雇用、25分後に解雇したというもの。 雇用されたのは19歳の高校生、ディミトリー・ウポ君。彼は、CPEが若者をどんな状況へ陥れるかを知らしめるため、この雇用-解雇劇に参加。 FIDLは廃案支持派らしく、組合長のトリスタン・ルキエ君はシラク大統領の改正案に「試用期間を二年から一年に短縮したところで、初期雇用契約が不安定であることにはなんら変わりはない」と反対。今回の25分解雇劇で、解雇がいかに簡単であるかを示し、CPEによる雇用契約が不安定であることを強調、「被雇用者にはいかなる保障もない!大まかに言えば、それは毎朝のストレス、毎晩のストレスです」と訴えた。ルキエ君は、「煽り」とか「挑発」としてやったのではなく、「僕たちはまさに現実にいるのです。CPEは法に属し、法を行使することができます」と弁明。 「25分で理由なしに解雇、全て法に則っています」とトリスタン・ルキエ君。ディミトリー・ウポ君は「〔そんな目に合うのは〕僕が最後であってほしい」とコメント。 ま、勿論、わざわざ雇用して25分で解雇する会社なんて、間違いでもなければ、そうそうないと思うんですけども。なかなかのパフォーマンスです。 ところで、問題のCPEですが、シラク大統領が公布を発表したものの、実際には改正待ち。大統領自身が、改正した新法が採択されるまではいかなるCPEにも署名しないよう呼びかけています。 今日、太極拳を一緒にやっている50代のフランス人女性二人組に「この事態はフランスとして非常に重大」と言われました。「いまや一家の主となるのに26歳まで待たなきゃならなくなんのよ。生活が不安定だったら子供も作れないわよ」と。もう一人には「68年のときよりひどい。若者達は、あのときより貧乏になってるのよ」と。とりあえず、うんうんと頷くばかりでありました。 まあ色々と考えたことはあるんですが、うまくまとめて書く時間があれば後々。 |
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金曜日、その夜にシラク大統領がCPE法案を公布するTV発表云々、という午後、通りかかったコンコルド広場では若者がリヴォリ通りに隊列組んで、車を通行止めにしていました。体を張ったデモ。警察は到着していたけど、衝突はありませんでした。若者達のすぐ後ろで普通に車が立ち往生していたので、多分予告なしのblocage(交通遮断)だったと思うのですが。しかし、私は用事があったので先を急ぎ、そのあと無線連絡でGOサインが出たらしい機動隊CRSがゆっくり走っていくのとすれ違いました。背後でどうなったのか見物する余裕はなかったのだけど、平和的に解散したのではないかと希望的観測。
そしてシラク大統領の公布発表。重要な二つの変更(試用期間を2年から1年にすること、被雇用者が解雇理由を知る権利を付け加えること)を内閣に依頼すると言っていたけど、まあ妥協案という感じですな。この点を変えたらCPEは骨抜きになると言われていました。でも、反対派は「改案」ではなくて「廃案」を要求しているので、抗議運動はまだしばらく続きそうです。 左派政党は連名で反対するちらしを配布する予定らしいけど、相変わらず社会党がイニシアティブを取りたがっているみたいで、その辺でまとまりが悪くなりそうな気が。しかし、今日の時点で、明日火曜日のストは前回より参加が少ないらしい気配。試験のことが気になったり勉強したい学生が、そろそろ嫌気さして反閉鎖運動を始めたようだし、尻すぼみになっていくのでは…という気がしないでもない。そうなると、奮起した社会党なんか、上げた気勢のやり場に困っちゃうんじゃないか、と思ったり。 ま、CPE関連は、普通に日本のメディアでも報道されているし、一応一大事ではありますが、なんだか漠然とした雰囲気のなかで掴みかねるというか、個人的に強く訴えられる、また訴えたくなる現象というほどではなくて。エゴイスト的にちらしの裏に書くメモにふさわしい話題といえば、どっちかというと移民法改正の問題であります。 昨日の日曜日、レピュブリック広場で「使い捨て移民」法案に反対するコンサートが開かれました。そう、これ、事前に新聞で見て知っていたのに、すっかり忘れていた!レピュブリック広場からそう遠くないサン・マルタン運河沿いを散歩しておったよ。お散歩は気持ち良くお喋りは楽しかったから、まあ惜しくないけど。 コンサートの主催は人権関係の団体やアーティストたち。出演したのは、Louise Attaque、Mano Solo、les Tetes Raidesなど。 このコンサートの合間、Ligue des droits de l'homme(人権同盟)のカトリーヌ・トュール副議長は、サルコジ内相が提出した移民法は「有用主義」であり、「外国人を経済上の利益と考えることは承認されないだろう」と批判。また、Gisti (Groupe d'information et de soutien des immigres、移民支援と情報グループ)のナタリー・フェレ女史は、「この移民法案は、常に不安定さを増大させる現内閣の論理に完璧にはまっている」と、CPEと無関係ではないことを示唆。彼女によれば「この法案で、内閣は新しい被雇用カテゴリーを作った。使い捨ての外国人労働者だ」、「一度こうした労働者が経済的利益を提示しなくなったら、雇用者は彼のフランス滞在の権利に終止符を打って国に送り返すことができる」とのこと。 CPE関連で社会が騒がしいかげで、サルコジ移民法改案は着々と提出されているわけだ。はあ。ため息でるなあ。 日本人会新聞3・4月号によると、外国人選別化がすでに始まっているらしい、とのこと。学生の滞在許可証更新の条件が厳しくなってきており、国外退去勧告を受けるケースも増えているらしい。この先、もしかしてある一定の年数を経たらフランスで勉強を続けることも許可されなくなるのだろうか…。先行き不安。 参照: Manifestation à Paris contre "l'immigration jetable" à l'appel de 350 associations LEMONDE.FR | 02.04.06 |
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