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現状について触れたい話題は色々とあるのですが、とりあえず閑話休題というか。
もうすぐ同居人のお誕生日なので、プレゼントを買いに行きました。 これとあれとそれ。 ちなみにアマゾンとはお値段がちょっと違いましたの。 これはね、多分自分のためには買わないだろうなあ〜と思ったのでプレゼントに。いや、単なる写真集ですからね。 でもかっこいいよぅー。 ドゥルーズ関係の本はその他に沢山出ていたのですが、いかんせん本人の書いたものではないし、どれが興味深そうかわからなかったので、欲しけりゃ自分で買うだろう、と。ははは。 うちに帰って、まだ当日ではないのに待ちきれなくてさっさとあげてしまった。反則かしら。 |
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先週後半、arret de travail(ドクター・ストップ)出た同僚がいて忙しかったりしてちょっと疲れ気味、日曜日はだらだら過ごし、今週は脱力気味にスタート。
そうだ、それというのも日曜日の夜、グリュックスマンの訳文をアップした後、フィンケルクロートのインタビュー読後感を書き始めたのはいいが、PCが固まってしまい、保存していなかったためパア。脱力1。深夜だったし諦めて就寝。 翌日(昨日)、ぐっすり寝て起きたらインターネットが不通。そのうえどんよりした曇り空、天気が悪いし憂鬱〜〜〜とぶーたれていたら同居人に「そんなこと言ったって春までこんな天気じゃん、どーすんの」と冷たく言い放たれたのであった。読書しようと努力、しかし全く集中できず。そしてインターネットは全然つながらない。結局丸一日つながりませんでした。脱力2。 んで、今日。朝、まだネットがつながらない。こりゃ長くなるかな〜と思っていたら午後2時ごろになってようやく。1時間ほどメール読んだりネットしたりしてたら、もう疲れてしまった…。 まあこういう日もあるわけです。やる気のでない脱力な日が。 というわけで、フィンケルクロートのインタビューについての感想、まだちょっと時間がかかるかもです。 遅くなりすぎてアクチュアリティ性も何もなくなる可能性大ですが…。 |
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遅くなりましたが、11月21日のル・モンドに掲載された哲学者アンドレ・グリュックスマンの論説を翻訳してみました。
正直、ちょっと理解できない部分があったため誤訳もあるかもしれませんが、整合性はあると思います。 原文はこちら↓ Les feux de la haine, par Andre Glucksmann 特に怪しい部分として、「tache d'huile」という語があります。原文では「tache」の「a」の上にシルコンフレックス「^」がついています。が、これがついていると「義務」という意味、ついていなければ「しみ・汚れ」という意味で、文脈から考えると「^」がついていない語の方が正しいようです。多分ル・モンドの単なる校正ミスだと思いますが。 |
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(タイトルが大げさですみません。と先に謝っておきます。)
数日前にアップしたアラン・フィンケルクロートのインタビューですが、これについて感想を後に述べます…と宣言したっきりになっています。 多分、文章量にしたらちょっとだけになると思うのですが、私の場合それに辿り着くまでかなり時間がかかるので、今のところおあずけにしてあります。 が、トラックバックくださったfenestraeさんがその後のフィンケルクロートについて記されていて、それによりますと、イスラエルの新聞に彼の人種差別的発言が掲載されていたため人権保護団体に訴えられたそうです。 しかし今日になってフィンケルクロートから謝罪表明。 「私自身ではない人物によって傷つけられた人々に謝罪します。今回のことで得た教訓は、特に自分がそれの運命や翻訳を確認しない、または確認できない新聞や雑誌インタビューににもう二度と応えるべきではないということです。」 うーん、つまり、イスラエルのHaaretzという新聞に載った発言は故意に捻じ曲げられたということ?? それはそれでまた問題ですが…。 参照:France2のサイトより Alain Finkielkraut presente ses "excuses" |
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猫屋さんが紹介されていた俳優カソヴィッツのブログ、なかなか気合の入ったアンチ・サルコジぶりでしたが、fenestraeさんのところで続編発見。サルコジ氏本人がコメント欄へ書き込みをしたらしいです。
このコメント欄、量が多すぎるのか、私のPCでは画面上に文字が重なって現れ、見ることができませんでした。後日再挑戦してみたいと思います。(それにしてもすごい量…。全部読む気力ないなあ。) fenestraeさんが仰るように、ブログが一般市民の意見という形を借りて政治家のキャンペーンの道具になっていくのかもしれません。そういえば、先のフィンケルクロート(最後の「ト」はやっぱり発音するのですね)のインタビュー原語版をネットで探していたとき、あるPS所属議員のブログを見たのですが、郊外の暴動について書かれた記事のコメント欄に「PSの無力さに呆れる。私は2007年もFNに投票する」みたいな書き込みが続いていて、これが実際の市民の声なのか…と思い、サルコジ支持率の数字が具現化したのをみた気がしました。が、同時に、PSに不信を抱いている人間が当該党員のブログを読むきっかけってなんなのだろう?と疑問に思い、なんだか不穏なものを感じたり…。 ところで、今日、例のカソヴィッツ・ブログ上論争の話をフランス人の同僚にしたところ、彼女がサルコジ支持者だということが判明しました。 彼女曰く、サルコジ氏の言葉遣いは確かに乱暴。だけど「フランス人の大半が彼を支持している」し、「フランス人みんなが思っていることを言っている」んだそうで…。60%って大半か?と内心つっこみ。「フランス人みんな」というところには苦笑。しかし、サルコジ支持者を目の当たりにして、しかもこんな身近にいたということにある意味新鮮さを感じ、なんか感心したというか感動したというか。「ああ、『一般的』フランス人がここにいる!とうとう私の目の前に!」みたいな。まあ、もともとフランス人の友人・知人が極端に少ないんですけれども。 で、黙って「うんうん」と聞いていたら、「多くのアラブ人や黒人がRMIstで恩恵受けてて、40年も勤勉に働いたフランス人の年金が大した額じゃないなんておかしい」というようなことを言われ、そのときはさすがに「それはシステムの問題で移民の問題ではない」と釘をささざるをえませんでした。 仕事中のお喋りなので(いや、ちゃんと働いてますよ〜)、議論するわけにもいかないし、そんな気もなかったので、話はそれ以上発展しませんでした。まあどっちにしても私はトロいし日頃はっきりした考えをもっていないため、すぐに反論できないんだけども。 でもやっぱりなんかおかしいと感じて、後から考えてみると、RMIstってことはその受給資格があるわけなんだよねえ。ただそれをもらうためだけにフランスに移住してきた移民ではないと思うのですが。(そういう人たちもいるのかもしれないが…「多くの」人がそうだとは思いません。) 彼女をはじめ、「私は人種差別主義者じゃないけど」という前置きをしてから話をするフランス人はわりと一般的なように思います。しかしその実、「人種」と「移民」「外国人」が重なる部分となると、なんだか「差別」が曖昧になってくるような気がします。それについて実際考える人は少ないのでは。 私は自分自身が外国人なのでそれだけこの問題に感じやすくなっていて、その分一般的フランス人のそういった態度が気になるのかもしれませんがね…。 |
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今日はパリの地下鉄・バスを運営するパリ交通公社RATPのストライキが予定されていました。
昨日の時点で地下鉄は3/5の稼働率の予報。しかし3/5で「tres perturbe(非常に混乱する)」と記されていたことにちょっと疑問を抱きつつ、線によって稼働率が違うだろうと心配して、今朝はいつもより少し早起き。そしてRATPへ電話して状況を確認したら、なんと殆どが「平常通り」とのこと。ちょっと拍子抜け。 「労働組合員たちはどこへ行っちゃったんだろう…」と心配になってしまった。 SNCFのストもほぼ終了の様子。 自分にあまり実害がないとわかって、「CGT、もっとしっかりしろ〜大丈夫か〜?」なんて思ってしまった。身勝手?だよねえ…。 |
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アラン・フィンケルクローは日本ではあまり知られていないらしいですが、フランスではメディアにも時々出ているし本も沢山出しているので、そこそこ有名かと思います。レヴィナス研究で一躍有名になった人。
後日、フィンケルクローのインタビューを読んだ感想について書けたらちょっとメモ程度に記したいと思っています。 訳したときに幾つかわからない部分があり、とりあえず日本語に変換はしたのですが…意味が通じないかもしれません。 ひっかかったのは「Paradoxe terminal」というところで、「最終的な逆説」としましたが、どうやらミラン・クンデラの用語らしいです。ネットで検索した限りでは十分な解説が見当たりませんでした。 また、インタビュー内で言及されているドイツのロストックですが、90年代初頭に外国人排斥運動が盛り上がったらしいです。 ところで、昨日、ル・モンドにはアンドレ・グリュックスマンの記事が出ていました。 こちらも訳したいのですが、私の力量では難しい…。時間があれば挑戦してみたいと思います。 BHLことベルナール・アンリ・レヴィもそろそろ何か言うのかな〜。(外国に行っていなければね。) |
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一週間ほど前(11月15日)ですが、ル・フィガロ紙に哲学者アラン・フィンケルクロート氏のインタビューが載っていました。
和訳に挑戦してみましたので、興味のある方はご一読ください。 尚、原文はル・フィガロのサイトでは無料閲覧できなくなっていますので、転載されている他のブログ(MINORITES、Le site des Amis belges de Shalom Archav)をご参照ください。 |
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「郊外の暴動」がほぼ収束し、路上は、突然の寒波からホームレスを保護する光景へと移り変わっているようです。(TVニュースで見た印象ですが。)
一方、「鳥インフルエンザ」「郊外の暴動」にフランスのメディアのトップを奪われつつも、マルセイユでは長い長いストライキが続いています。既に43日目。 RTM(マルセイユ交通公社)は、SNCM(コルシカ・地中海国営海運会社)のストライキ終結後、それを引き継ぐかのように民営化に反対して10月4日にストライキを開始。幹部との話し合いは妥協に到らず長引いています。 途中、裁判所に「予告の際に提示されたのとは別の動機でストライキを継続している」と見なされ、一時ストップ。しかし今度は別の動機を提示して続行。 長期ストライキの影響は商業面にも現れ、街の商店の売上げは低下。また、公共交通機関に不信感を募らせ、マイ・カー通勤を選ぶ人が増える、と指摘する声も。環境によくない上、ガソリンの価格が高騰している今、その選択も個人にとってはかなりの負担になるはず。市民の間にストレスと不満が募るのも無理はない。 13日には多数の市民(警察の発表では400人、主催者によると1000人)が「ストライキ反対デモ」に参加。「パスティス(アニス酒)を捨てて仕事へ戻れ」などのスローガンを掲げてマルセイユの旧港から市長舎までを行進。今日、l'UnsaとFO(どちらも労働組合)は合意に達し、通常業務の再開を呼びかけました。しかし両労働組合は労働者全体の20%のみ、80%を占める残り6つの労働組合はストライキを続行する構えです。 現在、マルセイユの市バスは20%、メトロは60%が稼動。 さて、パリからマルセイユは遠い。「おぉ、大変なことだなあ」と同情しつつも殆ど他人事。(マルセイユの人々、すまん。) しかし今度はSNCF(フランス国営鉄道)が民営化に反対してストライキを予告。今日の20時から開始の予定。 これを回避すべく先週から話し合いが行われ、運輸相は「国鉄の民営化はない」という約束の文書を送ると断言しましたが、昨夜、最終の交渉は決裂。しかし社長は、状況を打開するために最後まで話し合いをすると述べています。実際、スト決行となると、一日で2千万ユーロの損害になるそうです。 SNCFのストは今年すでに6回目。約1.8ヶ月に一回はストをやっているということか…。 地方間をつなぐ長・中距離線だけでなく、パリ近郊をつなぐ電車も国鉄。郊外から通勤している同僚のことがちょっと心配です。 と、人の心配ばかりでなく自分の心配もしなければならなくなった。 RATP(パリ交通公社)が水曜日のストライキを予告。こちらも民営化への懸念と年金制度変更反対、ということらしい。最大労働組合CGTが24時間ストライキ(22日火曜の22時開始、24日木曜の6時半終了)を呼びかけ、それに加えてSUDが木曜日4時半からの無期限ストを予告。 SUDは他の労組に比べ少数派なはずなので、市民の足に多大な影響はないと思いますが、RATPの稼働率予告が出るまでやはり心配です。(RATPのサイトでチェックできます。) ストはよくある、とはいえ、フランス社会の疲労も極限を感じる今日この頃。Ras le bol general(一般に漂ううんざり感)が胸に重くのしかかってくる感じ。いつまで続くのやら…。 |
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ずいぶん(10日ほど)前の話になりますが、内田樹さんのブログで、パリ郊外における暴動に関する記事を読み、なんだかとても納得させられたのでした。
今回の「出来事」が始まって間もなく、情報や分析が錯綜している中、内田さんのような方が明晰に説明してくださり、私は共感する部分が多く、なんとなくほっとしたのでした。 この内田さんのエントリを紹介してくださった猫屋さんのところにも、そのような旨のコメントを残しました。 しかしその後、猫屋さんはフランスの「階層社会」について言及され、違和感を示されていて、再び色々と考えさせられました。 |
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前記事に引き続き、k. shimozawaさんのブログ参照のうえ「racaille(ごろつき/社会の屑)」という言葉についてちょっと付け足したいと思います。
先日、友人とご飯を食べに行った折、最近の一連の出来事の話になり、彼女(日本人)に「racailleって実際どういう風に使われる言葉なんだろう?」と聞かれ、そう言われるとまともに答えられないな〜と戸惑いつつもちょっと知ったかぶりしてしまった。 で、k. shimozawaさんによると「その語源はラテン語の動詞、《radere》まで遡るらしい。すなわち、「削る」「そり落とす」の意味である。これは今日の仏語の動詞、《racler》《gratter》の意味とほぼ重なり合っている。」とのこと。 また、久々に更新されたfenestraeさんのエントリ(相変わらずキレ味が良いというか何というか。読みやすくわかりやすくスマート。今回の郊外の出来事に興味のある方は読んでみてください。)の中で紹介されていた「Arret sur images」という番組の録画を見ていたら、「racaille」についての解説がありました。7分30秒の辺りから約2分半間です。(fenestraeさんは別の主旨でリンクされていたのですが。) それによると、やはり「racaille」は語源的に「racler(削り取る/ひっかく)」であり、削り取られたカス・屑が「raclure」とのこと。ちなみに、私の仏和辞書(三省堂クラウン)でも仏仏辞書(Le Robert micro)でも「raclure」は「dechet(屑/廃物)」と同義であるとされています。 そして、郊外の住人たちは、このサルコジ内相が意味するところは彼らが「salete(汚物)」であるということだ、と解釈しています。 更にこの解説の中で言われたことには、「私が不良たちを片付けましょう」というサルコジ内相の発言の中で用いられた「debarasser(片付ける/取り除く)」という語は、「物」に対して使う言葉であって「人」に対して使うのは不適切である。ひっくり返せばサルコジ内相は「racaille」を人として扱っていないということ。 ところで、サルコジ内相が「racaille」という語を使ったことに関して、彼を擁護する立場の人は「親近感を狙って大衆的な言葉を使おうとしたのだ」と説明したりしていますが、オランド社会党書記長は「内相は皆と同じ言葉遣いで話をすることはできない」と批判。 最後に、これはフランス語習得経験のある方でないとわかりにくいかと思いますが、サルコジ内相は単数定冠詞を用いて「la racaille」と発言、すなわち一般性(generalite)の意味合いがあり、各個人は「お前達は皆同じだ」「皆一緒に同じごみ袋へ入れる」と言われているものと受け取る、と指摘されています。 この「racaille」という言葉、私は今までにフランスで数回しか聞いたことがないと思うのですが、フランス語初心者の方でもすっかり覚えてしまったことでしょう。あまり覚えるべき言葉ではないような気がしますが…。 |
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先日、猫屋さんからコメントで紹介されたk. shimozawaさんのブログで、UMPが最大大手検索エンジンGoogleと提携して、或る一定のキーワード検索の際に自己サイトがトップにくるよう仕組んだという話が取り上げられていました。
ちょっと検索して、過去の関連記事を2、3拾い読みしてみました。 該当するキーワードは 「emeutes(暴動)」「banlieue(郊外)」「voitures brulees(放火された車)」など。更にサルコジ内相が発言して議論の的となった「racaille(ごろつき/社会の屑)」も。 11月の最初の週末(5日・6日)、Googleでこのキーワードを検索にかけると、提携スポンサーの広告としてUMPへのリンクがトップに現れるようになっていたそうです。 (↓クリックすると拡大します。) ![]() 更に、UMP党首・サルコジ内相が唱える「毅然とした」政治への支持を集める署名運動もどきのページへの直リンクで、クリックすると政治的内容を伴った短い文章が現れ、それを支持することに同意すると、もっと詳しい内容が書かれたメールが送られてくる仕組みになっていたそうです。 (この同意書フォームはk. shimozawaさんのところに貼られているリンクからみることができました。 http://www.u-m-p.org/site/soutien.php) この話で思い出したのですが、インターネットを利用したUMP宣伝活動は以前にも話題になりました。 chaosmosさんがこれを取り上げると(オフで)聞いたのですが、結局アップせずじまいだったようです。(って、全然更新してないね。) この連想は誰もがするらしく、今回検索して読んだ記事文中でもやはり触れられていました。それはサルコジ氏の政治メッセージが書かれたメールがばらまかれたという話。このメールは、UMPと関係のない(と通常は思われる)ところへ登録した情報を通じて送られたらしく、しかもSNCF(フランスの国鉄)で切符を買ったときの情報を利用された、つまり公的機関に登録した情報を利用されたらしい。一部では「サルコジ・スパム」と呼ばれ、非UMP支持者から不快感・不満の表明がかなりあったようです。 このメールが本当にUMPから送られてきたものなのか?いたずらじゃないのか?という疑問もあがりましたが、UMPは否定するどころか法的正当性を主張しており、どうやら本物だったらしい。 で、UMPが主張するところによると、登録した情報が他の機関に参照されることを同意している人にしか送っていない、とのこと。しかし、この辺り、「同意した覚えはない」「そういう項目にチェックしたことは一度もない」という人もおり、真相は曖昧。 サルコジ氏のやるキャンペーンはまったく商業活動的。 以前、yucさんへのお返事でコメント欄に書いた事がありますが、若手の党員を使い、海岸でヴァカンス客にUMPのロゴ入りTシャツやらボールペンやらフリスビーやらを配らせたこともあります。 (ちなみに、フリスビーに興味を示し「これいくら?」と聞いた子供に、党員が「無料だよ、サルコジさんからのプレゼントだよー」と答えたら、子供の親が「なにっ、サルコジから!?そのフリスビーをお兄さん返しなさい!」と怒るという場面もあったとか…。) ところで、ちょっと気になるのはk. shimozawaさんのところからとんだリンク先で目にした記事。PSも同じ戦略を使おうとしたというニュースですが証拠なし。「PSにはお金が無かったのか?それとも最後の最後に呵責を感じたのか?」うーむ。 しかし最後の一言コメントには笑ってしまいました。 「あるブログによると、『セシリア』『セシリア・サルコジ』(註:サルコジ氏の妻の名)というキーワードでもニコラ・サルコジを支援する広告が現れるとか…」 参照した記事: 「L'UMP renchérit sur «racaille» pour soutenir Sarkozy via Google」 「L’UMP utilise Google pour faire sa pub sur Internet」 「L'UMP inaugure l'e-marketing politique」 |
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昨日、安全装置の確認のためシャン・ゼリゼ大通りに姿を現わしたサルコジ内相は、ヤジと拍手を同時に受けたそうな。
これだけ人気があり同時にこれだけ憎まれる人も珍しい気がします。 いや、もう一人いました。ジャン=マリー・ル・ペン氏。 ざっと見ていたニュースの見出しにル・ペン氏の名前を見つけて思ったのは「C'est pas trop tot(遅いじゃない)」。最近メディアに目立った登場がなかったですね。真っ先にコメント出してもおかしくないのに。(火に油を注ぐことになりかねないからメディアも牽制してたのかな。) この人、ある意味面白い。 とはいえ、勿論、面白がっていられるのは現実的な危険を及ぼさない限りにおいて。2002年大統領選での一次選結果が出た夜とその翌日の絶望的な気持ちは忘れません。が、同時に、あれだけの反FNデモがあったことに元気付けられもしました。 いや、実際、ル・ペン氏の発言に真剣に同調する人たちもいるし、それが危険な内容だったりすることは重々承知の上。 さて、今回もまたわかりやすい発言。 「暴動は重大な混乱であるが、例えそれが派手で目をひくものであっても、それは本質的なものではない。」「それは第三世界からやってくる大量の移民の問題である。私は長いことフランス国民にそれを警告してきた。」 はいはい、また移民のせいですか…。全くわかりやすいです。 というわけで、サルコジ内相が示した「有罪とされた外国人は、合法的滞在者であっても国外追放」という姿勢に同意のル・ペン氏。 (ちなみに、このサルコジ内相の意向に対し、ル・モンドの11月10日インターネット調査では60%が「正当である」と見なしています。) 他方、暴動を起こす若者たちに同情する発言も。 「彼らも人間だ。フランス政府による犠牲者だ。我慢できない状況におかれたのだ。」 同情!さすが「人情」のあるル・ペンさん。 「警官たちを焼夷弾で攻撃するような人生の稽古などして、これから彼らは一体何になるのだろうか?テロリストか強盗になってしまうだろう。」 「彼らはシラクの子供たちだ。」「シラク大統領は国の退廃の主な責任者だ。」「彼は同情的な行動すら示さない。」 …と、大統領批判に行き着くわけなのね…。 同時に内閣の対応が「不十分である」と批判するところを見ると、サルコジ内相はル・ペン氏に結構見込まれているようである。 しかし、ル・ペン氏は自ら「ニコラ・サルコジにけんかを売るような人間ではない」と断言しつつ「もし彼が成功したら『天晴れ』、そうなるとは思いませんがね」と結構冷たい。「FNの有権者がサルコジに好感を寄せているからといって私への票が減るわけではない」、何故なら「オリジナルはコピーよりも良いものだからね」と余裕の構え。 あはは、「コピー」ときた。おもろい! と、笑ってばかりもいられないかも。 ル・ペン氏によると、FNに新規入党者が増えているとか。 明日の月曜、FNはパリのパレ・ロワイヤル広場でデモをやるそうです。 参照:Yahoo Franceより 「Violences: "les mesures ne correspondent pas au vrai probleme" selon Le Pen」(AFP) 「Banlieues: pour Le Pen, la reaction du gouvernement est "tres insuffisante"」(AP) |
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金曜日が祝日(第一次世界大戦終戦記念日)にあたり、この長い週末に何か大事が起こっては大変だ、ってことで、パリ市内では「集会禁止令」なるおふれがでたとか。詳しくは「暴動につながる危険性のある集会」ということなのですが、そういう危険性ってあったのかどうかわからないけれども、私は昨夜、パリ市内19区で集ってきたよ。
場所はサン・マルタン運河沿いPoint Ephemere。 ![]() ↑これはカフェ入り口。 隣りに別の入り口があり、ライヴ会場となっています。 そこで行われた「Japanese New Music Festival」。 参加バンドは全部で7つ。なのに出演者は延べ3人。 吉田達也・津山篤・河端一の組み合わせによる、7つの異なったプロジェクト。 聖家族→SHRINP WARK→赤天→ZUBI ZUVA X→(休憩)→RUINS ALONE→ZOFFY→ACID MOTHERS TEMPLE SWRの順。 それぞれに大体均等な時間配分だったけど、個人的には3人揃ったガチな最初と最後が一番良くって、それらをもっと見たかった。 それにしても、吉田達也さん、かっこいい〜〜!!惚れました。 ![]() 津山さん、河端さんもイカしてましたよ、もちろん。 ![]() ![]() 赤天は、ヘアブラシやハサミ、ペットボトル(「リサイクル〜♪」)、大根おろしなどを使っての実験的(?)音楽プロジェクト。ブラシやおろし金にマイクを装着、パフォーマンスと音の同時創出。ウケたウケた。 ![]() ![]() おろした大根、津山さんと吉田さんはちゃんと食べてました。 ACID MOTHERS TEMPLE SWRの後、「アット・ラースト」と津山さんがビニ−ル袋を手にとり「マーチャンダーイズ」。フランス人、一同ポカーン。「あたしゃ売りまっせー」と、今回出演全てのプロジェクトが入ったコンピレーションCDとZOFFYのライブCDを販売。ミュージシャン自らの手で売ってる…。なんかほんとに「興行」って感じ…。 一緒に行った同居人がコンピレーションの方を購入。10ユーロ。サイン入り〜!ところで、「Japanese New Music Festival」というタイトルに惑わされて来たフランス人もいたかもなー。「Japanese」というところだけに惹かれてはダメです。 しかし、「日本」だからこういう音楽が出てくるのかなー、とも思ったり。こういっちゃこの御三方に失礼かもしれないけど、日本の「奥底」から生まれてきた力みたいのを感じました。「底力」。いやあ、ほんとに、エネルギーだけじゃなくて抜群のテクニックもあり、その逆でもなし。こういう音楽が生まれ育つ土壌が10〜20年前の日本のアンダーグラウンドシーンにあってのことなんだよなあと思います。 現在の日本社会を生きている20代の若者から、将来はどんな音がでてくるのだろう。同じものであるはずはないけれど、このパワーを感じさせるに匹敵するものを期待したいです。 |
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パリ郊外の暴動騒ぎは全く収まる気配をみせません。
屋外車庫で市バスが数台焼かれたり、乗客を乗せていたバスが襲われたり…。 店の窓ガラスが割られたり、倉庫が放火されたり…。 一部では、これが自然発生的なものではなく組織的なものではないかという見方があります。サルコジ内相もこうした見解に触れており、「誰に、どのように組織されているのか調査している」とのこと。 これがイスラム原理教組織と関係があるのではないかという人も。 もともとは信仰のない若者を改宗させ、イラクへ戦士として送り込んだイスラム原理教組織がパリ市内で見つかっており、政府はこれを危険視しているという背景があります。特に今回問題の起きている地区は移民家族が多く、ムスリムも多い。そういった環境にある若者たちを潜在的ジハード戦士候補者として組織が狙っている可能性は高い。なので、今回の暴動とイスラム原理教組織を結びつけるという考えは、それほど突飛なこととは言えません。 実際、現場でイスラム教信者の容貌をした人物を目撃したという情報もあるようです。 しかし、実はこうした人物は、状況を鎮めるため暴徒と国家保安部隊との仲介役を果たしているのだそうです。 また、2・3日前に読んだ記事の中では、「ムスリムはこのような暴力を許していないということを説得する」と地元の男性が話していたと書かれていました。 一連の暴動をイスラム教と結びつけたり何らかの組織があると考えることは仮定の域をでず、断定するには早すぎるようです。 今後、補導された少年たちからの事情聴取によって実際のところが明らかになるのでは、と待たれています。 参照:Le Mondeより 「L'hypothese d'emeutes "organisees" parait peu vraisemblable」 |
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この一週間にわたりメディアを騒がせているパリ郊外の暴力。
発端は、10月27日夕方、若者3人がEDF(フランス電力公社)の変圧所にて感電、うち2人が死亡したことに始まりました。この3人は警察の追走を逃れようとしてEDFの敷地内に入り込んだとの情報があり、地元Clichy-sous-Bois(クリシー・スー・ボワ)の若者達が警察に対して反発、その日の夜、数台の車に火を放ちました。 その後、10月29日(土曜日)には沈黙のうちに抗議デモが行われましたが、他方、暴徒と化した若者が警察とにらみ合い、衝突。機動隊も出動するという、かなり危険な様子です。国家保安部隊と若者の抗争は飛び火し、Clichy-sous-Bois以外の同県内他地区、また他県でも車が焼かれる被害、ショッピングセンターが襲われショーウィンドーが壊される被害などが相次いでいます。 1週間経った今日、サルコジ内相、ド・ピルパン首相、シラク大統領らの呼びかけもむなしく事態は未だ沈静化せず。 こうした事件は内相の管轄。まずサルコジ内相が解決に乗り出す姿勢をみせましたが、「感電死した少年らを警察が追跡したという事実はない」と発言、今回の暴動を続ける若者達を「racaille(ごろつき)」と呼び、批判を惹起。また、遺族はサルコジ内相との面会を拒否、ド・ピルパン首相との会談を要求。首相はこれを果たし、事件の解明を約束しました。 また、事態を重くみたド・ピルパン首相は予定されていたカナダへの外遊を延期。関係閣僚を集めて会議し、シラク大統領から1ヶ月の間に解決するようにとの任を受け、具体的な計画を発表する予定。 |
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