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Le "contrat nouvelles embauches" (CNE)

 2005-08-04
9月1日から施行と言われていた「新雇用契約」(でいいのかな?)が今日、8月4日からに前倒しとなりました。

これは従業員20人以下の会社に適応可能な契約で、この契約ならCDI(Contrat Duree indetermine:無期限契約)雇用でも、2年の間ならいつでも会社側から契約破棄(つまり解雇)することができるようになります。ただし、契約開始から6ヶ月間なら2週間前、6ヶ月以上なら4週間前に解雇予告をしなければいけません。そして、解雇に際して雇用者側はその理由を証明する必要はありません。被雇用者は解雇された場合、違約金または給付金をもらうことができます。

零細企業の雇用主はこの新雇用契約を歓迎。これからはフレキシブルに有用な人材を採用できるからだと思います。
対して労働組合は、雇用の不安定、契約の濫用の恐れなどを指摘。9月末に反対デモを呼びかけています。

雇用の不安定性に関しては、銀行でローンが組めなくなったり、賃貸住宅を借りるのに不利になったりするという影響も心配されています。
また、契約の濫用はすぐに思いつくことで、なにせ解雇理由を証明しなくてよいのですから、ひどい場合だと雇用者側の気分次第ということもあり得る。そして何より、会社が余計に保険を払わなければいけないCDD(Contrat Duree Determine:期限付き契約)の代わりにこのCNE(新雇用契約)を結ぶ可能性があります。CDDのところをCNEにするだけなら、この新しい契約形態によって雇用が増えるということにはならない、と社会党のオランド書記長は批判しています。そして、最初から期限がわかっているのに、表向き無期限契約として雇用されるのでは、労働者が裏切られるようなものでは…。

ところで、労働組合のデモが何故9月末か。それは今、ヴァカンスだから。
で、新雇用契約を前倒し施行したのも、内閣のヴァカンス前にやっちゃおうということだと思うけど、フランス国民の大半はもうすでにヴァカンスに出ている。今やっちゃえばそれだけ反発が少ない。という計算が働いているような気がしてなりません。

参考:Le Mondeの記事

※ちなみに今更ですが、このブログのフランス語はアクサン表記なしです。

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