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(長い長い)夏休みの思い出

 2012-09-24
諸事情で、長い長い夏休みをいただきました。帰ってきたら、さすがに9月半ばのパリはすっかり秋になってました。滞在先のブルターニュは、いつも涼しいから「秋になったなあ〜」って感じも薄かったのですが、パリに帰ってきた日、ブルターニュは日中晴れてて少し暑いくらいだったのに、パリのモンパルナス駅を出たら半袖姿は私だけでした。もうみんな革ジャンとかトレンチコートとか羽織ってて、ちょっとショック。

夏休みは、セカンドハウスで義理の両親とひとつ屋根の下で三週間暮らし、その間は心理的に全然ヴァカンスじゃなかった…。いや、義理の両親はとっても優しいんですけどね。やっぱり肩凝りますです。たいがい、誰に話しても「あ〜〜、それはキツいよね〜」と言われるので、一般的に私の感想はそれで普通なのかなと思いますが、どうでしょう。夫ですら最後には「もうパリに帰ろうか」と言い出しましたし。結局、義理の両親は地元の病院に定期検診に行かなければいけないということで、9月初めに帰りまして、彼らを見送った後、思わず「We are free!!」と叫んでしまいました。夫ちゃん、苦笑。

そして最後の2週間、思い切り羽をのばしました。夜更けまで飲んだくれても大丈夫〜〜っ感じでw
嬉しかったのは、9月に泳げたこと。だーれもいない海、あなたの愛をたしかめたくーてー♪…って、そういう訳じゃないけど(ってか古っ)。小さくてきれいな海岸は、他に誰もいなくて気持ちよかったー。水は9月の方が暖かいのです。いや、それでもやっぱり冷たいんですが。私はそろそろ慣れてきました。

しかし、まあいろいろ心配事を残してきたし、義理の両親と同居だったし、夏休みの間もなんとなく落ち着かず、はやくパリに帰りたいなーという気持ちもあったのですが、今となっては良い思い出です。
やっぱりまたあの海に会いたいです。
P1090716.jpg

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ゲルハルト・リヒター展「パノラマ」@ポンピドゥーセンター

 2012-07-31
affiche-RICHTER.jpgすごくよいとの評判をちらっと聞いたので、行ってみたかったリヒター展。ポンピドゥーセンター年間会員の夫と一緒に行くと無料で入れるので、誘ってみたら、なんとなく気が乗らなそうな返事…で、行くのがのびのびになっていました。
そのうち、OVNI(在仏日本人向け無料新聞)に載っていた批評を読んで「別に見逃してもいいや…」という気になっていたのですが、夫が「ヴァカンスから帰ってきたら、残りの開催日数が少なくなるから、今行こう」とようやく重い腰をあげたので、ぶらぶらと散歩がてらにポンピドゥーへ。(とか言いつつ、「観光シーズンだから、もし混んでたらやめよう」と若干弱気。)

思いのほか人はそれほど多くなく、すんなり入れました。しかし入って5分、夫は「ここはさっと見て回って、下の常設展を見に行くから、30分後に本屋で」と私を置いてきぼり…。彼はある程度リヒターの作品を知っていたし、今回の展示にあんまりピンとこなかったのでしょうね。

しかしそういう私も、なんだかすぐに飽きてしまった。いくつか「いいな」と思うものはあったのですが…。
先に批評を読んでしまったから、それに影響されたのか?…いやいや、やっぱりなんだか綺麗すぎてガツンとくるものがないんですよ。あくまでも個人的な感想ですけれどね。

1617_Art-Juin.jpgとにかく筆さばきに長け、色彩バランスに長け、美的感覚に長けているアーティストなのだという印象。いや、ほんと、その点は文句なく素晴らしいです。でもどこか「器用貧乏」な感じ…。

自身の過去、家族の記憶、戦争の傷跡などが垣間見えるときは、たしかに少しはっとさせられます。例えば、写真をもとに、写真のような写実的な描写をベースにしたモノクロ(グレー)基調の作品、ナチスの軍服を来て微笑んでいる叔父の絵など。また、「1977年10月18日」というシリーズは、ドイツにおいて歴史的・政治的に重要な事件、赤軍派のリーダー他4人が刑務所内で自殺した事件に関連した作品で、印象的でした。しかし、他の作品群との関連性・一貫性はなく、なぜその事件をモチーフとして制作したのかよくわからない。絵そのものから何か伝わってくるのかというと、あまりそういう感じもせず、ただ見ているこちら側の知識や興味の対象に呼応して特別な印象を喚起させられているだけという気も…。例えば、爆弾を投下する戦闘機群の絵には、私は特に何も感じませんでした。他のリヒターの個人史に関する作品と違って、それはどこか客観的な観点からの作品だったからかもしれません。ナチス時代のドイツなど、彼自身、過去について何か複雑なものがあるのかもしれませんが、それはあまり表面にでてこない。心理的に辛いのでフタをしてしまっているのか…とにかく、彼にとってこれらの過去はアーティストとして表現する対象にならないのでしょう。それはそれで勿論アリだと思います。でも…うーん、全体的に一(いち)アーティストとして何かどこか薄いというか弱いというか…。
自分にとっては、とりあえずリヒターの作品を知っておくのにはよい展覧会でした。以上。という感じ。(いや、だからね、あくまで個人的な感想ですよ…。)

「ドイツのポップアート」と呼ばれた時代が彼にとって一番よかったのではないでしょうか。ポップで軽くいられた時代が。
Bougie Gerhard Richterちなみにポップ関連で言えば、Sonic Youthのアルバム、「Daydream Nation」のジャケットがリヒターなことに今回初めて気がつきました☆








彼岸花

 2012-07-19
半分疑わしいメールがきて、なんだか変だと思ったら、悲しい報せの前ぶれだった。

どうしてもっと連絡をとってあげなかったんだろう、とか、どうして相談してくれなかったんだろう、とか、ありきたりのことだけど、やはりそういう疑問が頭に浮かんでしまう。
きっと家族や彼氏ならもっともっと自分を責めたり問いつめたりするだろう。
「助けられなかった」自分のふがいなさや、自分が彼女にとって大した存在ではなかったのではないかという裏切られたような気持ち…自責と怒りもわくだろう。
もっと生きたいと望みながら死んでしまう人もいるのに、どうしてわざわざ…と叱責したい気持ちにもなる。でも、それとこれとは別なのだ。死にたい人と生きたい人の違いは大きすぎる。

きっと誰のせいでもない。
それはいつもエゴイストな行為だ。

よく笑う可愛い子だったのに。
と、彼女の笑顔を思い出すと泣けてくる。

夫がかけた工藤礼子の音楽が今日の午後には悲し過ぎた。


Reposes-toi en paix, G.

''Holy Motors'' ~「ホリー・モータース」、久々のカラックス~

 2012-07-17
ものすごい久しぶりに映画館に行ってきました。カンヌ映画祭のときから公開日もチェックしてて絶対みようと思っていたのに、気づいたら近所の映画館は今日が最終日だった。(まだどこかの小さい映画館では続くと思うけれど。しかし新しい映画の上映サイクル、ほんと早いね、フランス。特に人呼べないとすぐ打ち切られる。)

ということで、慌ててみに行ったのは、今年のカンヌ映画祭ではパルム・ドールに選ばれるのではないか予想されていたほど評判が高く、鬼才と言われたレオス・カラックスの1999年以来(って13年ぶり?)の映画なので注目を集めていた「ホリー・モータース」。

holy motors posterカンヌ映画祭期間中に新聞やネットに載っていたスチール写真にまず目がひかれましたが、公開前に街中でみかけたポスターもかっこよかった。

いや、正直言って、私としては「Pola X」が全然ダメで(っていうか、一般的・商業的にも全然ダメだったと思う)、すっかり失望していたので、今回の新作にはとても期待しつつも、またがっかりする可能性も頭のどこかに控えておくという多少の覚悟のうえ、見に行きました。その甲斐あってか(?)、ひとことで感想を言えば「とても良かった」です。ま、後半、少しダレ気味でしたが…。

しかし、「カラックスの分身」と言われるドゥニ・ラヴァン、すごいです。体力も演技力も。いろいろこなせてすごい(映画の中で)。

以下、ネタバレ含みます。

''Holy Motors'' ~「ホリー・モータース」、久々のカラックス~ の続きを読む

Au passageにて、怪獣の爪

 2012-06-24
実は先月初め、iphoneの盗難にあい(メトロの中でひったくられました)、かなり落ち込んでいた一ヶ月でした。
追っかけたけど捕まらなかったのです…が、後で考えたら、捕まえたとしても突き飛ばされたり殴られたりする可能性もあり、逆に危なかったかも。そして友達に聞いたところでは、顔面を殴られてひるんだすきにひったくられるケースもあるそうで、怪我もなく無事に済んだのは不幸中の幸いだったのでしょう。

で、そんなときは憂さ晴らしにパーッと飲みに!…ということで、5月のある日、数少ない飲み女子友達(ってか、他にいないかも?)のスズカちゃんが付き合ってくれるというので、一緒にワインバーへ。
噂に聞いて気になっていたAu Passageというお店に行ってみました。オープン時間に待ち合わせたので、「予約しなくても大丈夫だよね、きっと~」なんて呑気にしていたら、ほぼ満席でカウンター席しかあいてませんでした。

メニューはその日によって変わるようです。レストランというよりタパス・バーに近い感じ。一皿7ユーロから11ユーロで、なんとなく安いような気になってしまいますが、量は少ないので、お会計額は結局レストランで食べるのと変わらないかも。
ワインもそんなに高くなく、自然派ワインなので、私としてはとても満足いくお店でした。

で、前菜にPousse-piedsという一品があり、とても気になったので聞いてみたら、貝の一種らしい。「見た目は悪いけど、おいしいよ」と言われ、好奇心旺盛な私たちはそれを注文。
出てきたのは…こんなでした↓
pousse-pieds
えーーーーっ、なにこれ、怪獣の爪??
食べ方もよくわからず…ちょっと焦りました。
殻をやぶって中身を食べるのですが、そのときにチュッて汁が飛んだりして、食べにくかったです…。でも、蟹のような貝のような、わりと濃いめの味で、まあまあ美味しかった。
(でも多分もう頼まない。)

かなり長居しましたが、楽しかった~。なんだかんだいって合計してみたら二人で3本弱のワインを飲んでました。さすがにちょっと飲み過ぎだったかな?反省☆
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